goru-goru綴り

日頃のもやもやを書き綴ります

胡蝶蘭は元気です

というか、元気過ぎて逆に心配になってきた。

 

職場で育てている2鉢は、相変わらず根っこばかりドンドン生やしている。

新しい葉も出て、これから芽が出るのを待つばかりという状態だが、その気配は全くない。

暖かくなったらラン用の肥料を与えてみようと思っている。

 

家で育てていた方の胡蝶蘭が、現在は凄い事になっている。

こちらは今、これもいずれ落ち着いたらエントリー記事に書き込もうと思っているが、"個人的窮地"の関係で職場に避難させている。

結局は職場で他の2鉢と一緒に世話をしているのだが…

 

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なんとがついている。

 

この鉢だけ季節外れに芽が生えて、なんだかそのまま順調に育っているのだ。

 

やったーーー\(^o^)/

 

というよりも、

 

あー、びっくり(*_*)

 

家に置いていた時から、寒さにもメゲずに徐々に伸びてはいたのだが、職場に持って行ってから更に成長の度合いがアップした。

 

やはり、昼間ずっと人がいて部屋が温かいと、育ち具合も違うのだろーか?

 

真冬に突入する頃に芽吹き始めた花芽は今やこんな感じに…

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支柱も無しに自由にさせていたら、写真のフレームに収まらないくらいにヨコに伸びてしまった。

このままフリーに伸ばしっぱなしで良いのだろーか?

 

使うかもしれないと思い、もらった時に付いていたU字形のような支柱を取ってある。

だが、現在はドッシリとした陶器の鉢ではなく、軽いプラ鉢に植え替えたので、支柱の重みで倒れそうだしなぁと、使うのを躊躇している。

 

支柱無しでも野性味があって良いんじゃないかなぁ〜、と、ちょっとでも手間を省きたい理由になるんだろーか( ̄∇ ̄)

 

 

暑さ寒さも・・・

寒い。

 

お彼岸が過ぎたのに、一向に気温が上がらない。

 

毎年、必ず「いや〜、暑さ寒さも彼岸までって言うけど、ホントだね〜」という会話がお約束の様になされていたのだが、昨年の秋から言わなくなってしまった。

 

去年の秋も、お彼岸が過ぎても全然涼しくならず、10月に入ってからも半袖のままだったのをよく覚えている。

 

わたしは寒がりの質なので、秋のお彼岸が終わる頃になると必ず一人長袖を着る。

その私が、暑いからと10月に半袖を着ていたのだからよっぽどだ。

 

同じ様な現象がこの春も起きている。

いつまで経っても寒い。

通勤電車では、ダウンジャケットにマフラー、手袋という人もいる。

 

いつになく、やたらと肩こりが酷くなっているのも寒さのせいなのではと思う今日この頃。

もういい加減、寒さ疲れしていてウンザリしている。

 

なんだか、丁度良い期間が短くなるイヤな予感もする。

 

また間を置かずに暑くなって、そっちでもウンザリするのかなぁ〜と、今からすでにダルくなっている。

 

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職場近くの木蓮の花が満開になっていた。

春には違いないんだよ、うん。

 

 

アジュガ2

せっかく花畑感満載で育てたアジュガだったが、無惨にも移転時に処分されてしまった。

 

最初に買って植えたのは

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こんな感じの色柄だった。

アジュガ・マルチカラーという種類らしい。

斑入りの葉で、緑よりも白い部分の方が多い印象の葉だった。

花は落ち着いた青紫色をしていた。

 

翌年買い足した赤黒い葉にピンクの花のものは、おそらくこれ。

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アジュガ・ロゼアというらしい。

自宅近くのアジュガ畑は一面紫の花だったので、ピンクの花があるとは知らなかった。

なので咲いた姿を見たときはちょっとカンドー。

咲くまで色がわからないというのも楽しみの一つになるもんだなぁと、改めて思った。

 

もう一種類の、赤みがかった斑入りのものは、多分これ。

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アジュガバーガンディーグローというらしい。

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こんな感じで葉も部分的に赤いので、花がなくてもキレイに見える。

 

どれも画像だとアップに写っているが、小さい控えめな花である。

 

日当たりが悪くても、ここまでちゃんと育つ植物もあるんだと感心してしまった。

 

園芸好きの人のブログに

「日陰を好む花は、地味だが全体的に落ち着いた優しい印象がある」

と書かれていて、本当にそうだなぁと思った。

 

日当たりが悪い場所でも、調べてみると適した植物が色々とあるようだ。

"シェードガーデン"というらしく、日陰でもガーデニングを楽しんでいる人が多いそうな。

これをやりたくて、わざわざ大木を植えて日陰を作る強者もいるとか…( ̄▽ ̄)

 

またアジュガ畑を作ってみたいが、もう土のある場所からは遠ざかってしまったんだよなぁ( ̄ー ̄)

アジュガ

移転前の職場には小さい花壇があった。

 

何代か前の支社長が園芸好きの人だったらしく、その時に居た女性の事務員の人とブロックやレンガを積んで作ったそうだ。

 

その人たちが居なくなり、以来誰も花壇の世話をする人がなかった。

私が会社に入った時は元々植えてあった木が1本あるだけで、周りは雑草がボーボー状態だった。

 

花壇がある事で雑草むしりをしなければならない。

興味のない人からすれば余計な手間がかかって、逆に邪魔者扱いされていた。

しかも位置が悪く向かいの建物の日陰になっていて、午前中の何時間か花壇の半分にだけ日があたるという悪条件の花壇だった。

 

私も、本社からお偉いさんが来る度に、見た目をキレイにするべく草むしりに駆り出されるのにウンザリしていた。

そこで当時の上司と相談して、「何らかの植物をちゃんと植えたら雑草が生えないのではないか」という結論に至ったのだ。

 

ネットで色々調べてみると、庭や花壇によく使われている"グランドカバー"なる植物がある。

 

グランドカバーとは

「グランドカバーは、「地面(グランド)を覆う(カバー)」植物のことで、踏まれても大丈夫な植物や、日陰でも育つ植物、雑草が生えにくくなる植物などが多く、かわいい花が咲く植物から葉がきれいな植物まで幅広く色々な植物があります。」

グランドカバーにおすすめの強い植物20選 | LOVEGREEN(ラブグリーン)

 

植えておくと勝手に地面を覆いながら育っていき、手間も要らなさそうだった。

 

それを当時の上司に進言してみたのだが、上司の

「植えるんならやっぱりアサガオとかヒマワリでしょ。そのグランド何とかってどんな花なの?」

という言葉に、花壇の改造はすっかり諦めたのだった。

 

花といえばアサガオかヒマワリしか思いつかない人に、グランドカバーを説明しても通じないような気がしたからだ。

上司には、夏咲いたら終わりの花の後始末や、その花が無い間はどうするのかという発想は皆無のようだった。

当然、毎年の世話を押し付けられるのは目に見えていた。

結局、その後も2、3年ほどの間、ずっと花壇の雑草と戦い続けるのを繰り返していただけだった。

 

そうこうするうちに、園芸好きのおじいさんがパートタイマーとして入社してきた。

風蘭をくれたおじいさんである。

このおじいさんが、草ボーボーの花壇を見事に蘇らせたのだ。

家から水仙の球根を持って来て植えてくれたり、パンジーやマリーゴールドの苗を買ってきて植えてくれていた。

 

この時期ばかりは花壇もキレイになり、草むしりから解放され、本当に大助かりだった。

 

ところが、このおじいさんも1年半ほどで辞めてしまった。

残された水仙は翌年また花を咲かせたが、パンジーやマリーゴールドの残骸は処理しなければならなくなった。

またもやお鉢が回ってきたなぁ、と思いながら再び草むしりをするハメになっていた。

 

丁度その数年前から、春になると自宅の近くの植え込みに毎年キレイな紫の花が咲く場所が出現していた。

地面一面に広がっていて、花畑のようで本当にキレイだった。

早速家に帰ってネットで調べると『アジュガ』という花だとわかった。

このアジュガを調べてみると、「グランドカバーとして用いられる」と書かれている。

 

グランドカバーーーーー!

 

出た!

これを会社の花壇に植えたらキレイなんじゃなかろうか?

日陰でも育ち、多年草なので毎年植え替える必要もない。

雑草除けにもなるし、満開時はとってもキレイ。

これしかないよ!

と思っていた時におじいさんが入ったので、この目論見をすっかり忘れていたのだ。

 

再び草むしりをしながら、このアジュガの事を思い出した。

暖かくなる頃に苗が売り出されるとあったが、待ち切れずにまだ寒い時期に会社の近くのホームセンターに行ってみた。

あまり数はなかったが、斑入りの葉のアジュガの苗があった。

それをビニールポット2つ分購入し、早速雑草を取り除いた花壇に植えておいた。

 

まだ春前で寒かったのだが、植えたアジュガは枯れることなくそのままあった。

そして、4月になって急にそのアジュガがもりもりと育ち始め、放射状の葉の真ん中から茎が伸びて花が咲いた。

小さい青紫の花だった。

家の近くのアジュガ畑のものと比べると大分小さかったが、元気そうに咲いていたので、そのまま様子をみる事にした。

 

花が終わって夏になると、植えたアジュガはどんどん広がっていった。

本当に地面を覆いながら横に広がっていくんだなぁと感心していた。

斑入りの葉だったので、花がなくてもキレイな葉が楽しめる。

アジュガ作戦は大成功だった。

 

とはいっても、まだまだ広がり方は足りず、花壇の半分は土がむき出しの状態だった。

翌年の春先にホームセンターで別のアジュガの苗を買い足して植えた。

4月にいっせいに葉が盛り上がって、どんどん花を咲かせた。

 

買い足した苗は、最初に買ったものとは違い、ビニールポットに2種類入っていた。

1つは赤黒い葉で斑なし、もう1つは、最初に買ったような斑入りで、赤みがかった部分がある葉だった。

 

葉の色柄が違うだけで、どれも同じ花だろうと思っていたのだが、赤黒い葉のものはピンク色の花を咲かせた。

赤っぽい斑入りの方は、最初に買ったものと同じような青紫の花だった。

アジュガにも色んな種類があるのだと後で知った。

 

花が終わってからどんどん地面を覆って伸び、アジュガを植えた辺りはすっかり土が見えなくなった。

 

葉のすき間から雑草は生えてはくるが、以前の一面雑草だらけの花壇を思うとどれだけマシになったことか。

 

その翌年の春、花壇は紫とピンクの花で満開になった。 

花畑のようで、本当にキレイだった。

 

だが、その年の夏に事務所は移転し、花壇はすっかり壊されてなくなった。

 

情緒のないロボットには、花壇を移築しようかという発想すらなかったようだ。

 

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キランソウ属 - Wikipedia 

元々はジュウニヒトエという野草で、それを園芸種に改良したのがアジュガ(西洋ジュウニヒトエ)。

 

無駄になった備品たち

会社が所持している保養所が何ヶ所かある。

福利厚生の一環として、社員は誰でもが利用できるようになっている。

その保養所の一つがあるのが現在の勤め先の県だという事で、我が支社が管理する事になっている。

 

まぁ、そういうものは総務が担当するのが常で、今までも代々私がいる部署の上司が定期的に掃除や備品の補充にをしに行っていた。

 

大体、どの上司も面倒ながらしぶしぶ行っていたのだが、ただ一人、嬉々として出かけていた人物がいる。

 

前任上司である。

 

一体何が楽しいのか、朝からいつも嬉しそうにイソイソと出かけ、夜遅く戻っていた。

そして、保養所で使用する備品として山のように買い物をし、その領収書をどっさりと高機能に平気な顔で回していた。

元々買い物が好きなようだった。

 

ある時、その保養所の掃除に行くからと午前10時くらいに会社を出て、お昼ちょっと前に戻って来た事がある。

あまりの早さに驚いてよくよく聞いてみると、ずっと会社の近くのホームセンターで買い物をしていて、買い物メモを忘れたので会社に取りに戻ったという。

まだ現地に辿り着いてすらいなかったのだ。

 

そして、その買い物好きな前任上司はどんどん保養所の備品を買う。

CDコンポ、DVDプレーヤー、テレビ、新しい冷蔵庫、キッチン用品、ベランダに置くテーブル・チェアーのセットなど。

そんなものを揃えろと本社から言われもせずに、勝手に購入していた。

そして、本社や他支社の親しい人に対して「オレが全部揃えたんだよ」と自慢げに悦に入っていた。

 

経費節減どーのこーのって本社から通達が来てなかったっけ?

と、私は冷めた目でいつも見ていた。

私が仕事で使用するPCの新しいマウスや新しいテンキーは買ってくれないが、保養所の備品は要不要にかかわらずどんどん買っていて本当にあきれた。

 

ある日、その前任上司がソワソワしながら話しかけてきた。

「goru-goruさん、今日荷物が二つ届くはずなんで、オレいなかったら受け取りお願いしますね」

という。

言われなくても何かが届いたらイヤでも受け取るわ!と思いながら「はい」と答えた。

その日の夕方近く、二つの荷物が別々に届いた。

 

前任上司は嬉しそうにワクワクしながら

「わー、やっと来た~。どんなのかなぁ~」

とかなんとか言いながらその荷物を開けて中身を取り出した。

 

二つとも”額縁に入った絵”だった。

えええ~~~~??

絵なんか買ったんかい~~~??

と驚いたのだが、よく見るとさすがに本物のすごいヤツではなくレプリカの様だった。

個人的な趣味で家に飾るのに買ったのかと思ったのだが、次の高機能との会話でひっくり返りそうになった。

 

「高機能くん~、これイイと思わない?保養所にピッタリでしょー?こっちが玄関用で、こっちがリビング用ね。やっぱりああいう所には絵を飾らないとね」

 

・・・・・

保養所の部屋に飾るのに買ったってか?

本社はOK出してるんだろーか?

 

さすがに、片やレプリカ、片やポスターだったので、そう高くはなかったが、同梱されていた領収書を見ると両方でン万円になっていた。

なんだかこの人のお金の使い方がイマイチわからない。

 

本当に、こんなの買っていいのか?と思っていたら、私の方に向かって

「ほら、goru-goruさん、これイイと思わない?部屋が明るくなるよ。ね、ね!」

と、その絵を見せながら嬉しそうに言う。

 

「はぁ、まぁそうですね」

と、なんとなくその絵に違和感を覚えながら曖昧に返事をする。

 

片方は、超有名な絵のポスターだったので「ああ、あれか」と分かったのだが、見せられた方の絵は知らない絵だった。

なんとなく変なカンジだと思いながら、その絵をネットで調べた。

そして、ようやく違和感の正体が分かった。

 

前任上司が、90度横に向けて見ていたのだ。

横向きの絵を一生懸命「いいよね、いいよね」と言っていたのだ。

 

絵の天地もわからない輩が絵を買うと、こんなに面白いことになるのか。

一体、どういうコントなんだろーか?

その横向きに絶賛していた絵がクリムトの「ひまわりの咲く農家の庭」である。

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ほんの2年ほど前の話である。

そして現在、社長が交代してからその保養所は売却する事になった。

売却するまでは利用できるが、今ではほとんど利用者はなくなってしまった。

 

あの絵、どうなったんだろうか。

 

コメント欄のヌシ

ブログのコメント欄には、必ずと言っていいほど”ヌシ”が存在する。

 

そのブログ読者の中でも、古参の読者でコメント欄の常連だったり、そのブログで取り上げているジャンルに詳しい人だったりがヌシになっている事が多いようである。

 

私も今までに興味があるジャンルで色んなブログにお邪魔してコメント欄に書き込んだ事があるが、所謂ヌシ様と思しき人への対応は今でもよくわからない時がある。

 

私は以前、あるブログでわからない事を質問した事がある。

そのブログは、ブログ主がコメント欄に登場する事はめったになく、読者同士がコメント欄で情報をやりとりする様な形式になっていた。

「お互いに知らない情報を交換し合って、情報共有しましょう」と誰かが提案し、皆が賛成したので、そういう流れになっていたのだ。

 

私はある分野に詳しそうな、常連の部類に入るコメント主にあてて質問のコメントを書き込んだ。

 

その常連のコメント主氏は快く回答を返信してくれたので、自分の中での疑問が解決してすごく助かり為になったのだが、その少し後に、

 

「皆さ~ん、ちょっと落ち着いてくださいね。

簡単に質問のコメントを書いている方がいらっしゃいますけど、あなたが今面と向かっているものは何ですか?パソコンではありませんか?わからないからと言って、すぐに人に頼るのではなく、目の前にあるパソコンで、自分で調べてみてはいかがかしら?

答える方も、間違った事を教えるわけにはいかないからと、色々と検索してから答えているのよ。

あなた方はその労力をわかっていらっしゃるの?

もう少し考えてから質問なさってはいかがかしら?」

 

と、「アンタはお蝶夫人か?」と思う様な、非常に上からの、こんなカンジの文体でコメントが書き込まれたのだ。

 

その時、質問形式のコメントを書きこんでいたのは私しかいなかったので、紛れもなく私宛のコメントである。

 

そして、この”お蝶夫人”がまさにこのコメント欄のヌシなのである。

 

確かに、相手の負担も考えずに軽い気持ちで質問したのは申し訳ないと思った。

思ったので、質問に答えてくれたコメント主氏へは、丁重に感謝とお詫びのコメントを書き込んだ。

 

そして、「調べても解らなかったんだよ!悪かったな!!」と思いつつ、”お蝶夫人”に対しては、謝罪と「以後質問は控えます」という内容のコメントを書き込んだ。

 

それからしばらくして、私の謝罪コメントに対して返信が書き込まれた。
お蝶夫人”からである。

 

「だからー、そういう事じゃなくって~。

名指しで質問すると、その人が大変になっちゃうから、誰でもが答えられるような質問の仕方にしたらどうかと思っただけ。

私が知っている事なら私でもお答えできると思うし。

気を悪くしたらゴメンネ」

 

という、相変わらずのLOOKDOWNなコメントが書き込まれていた。

 

とんでもないわ。

実は以前、このお蝶夫人が平気で間違った内容のコメントを拡散していたので、ヌシとは知らずに「それ、違っていますよ。正しくは◯◯ですよ」という返信をした事があるのだ。

ひょっとして、その事を根に持たれて粘着されているのだろうか?

 

後々、「ヌシ面をしてはいるが、古参というだけで詳しい訳ではないのだな」と判断したため、この人にだけは聞きたい事は何もないと思っていたくらいなのだ。

つまり、「アンタからの返信は結構」という事である。

 

しかも、上からな態度のコメントがどうも気になる。

コメントの内容から判断するに、年齢はおそらく私より一回りは下だろうと思われるのだ。

 

それ以降、お蝶夫人が私のコメントに反応して返信してきても、マナーは悪いが”スルー”させて頂いた。

早い話、絡みたくなかったのである。

 

また別のパターンで、あるブログのコメント欄で、

「初めてコメントします」

という人から、「◯◯についてのブログ主の見解が知りたいので、一度記事にして頂けませんか」という提案がなされた。

 

そこにすかざず反応したのが、これまた古参の読者である。

「あなたは今日初めてコメント欄に現われた新参者である。このブログでのコメント経験が浅いのに、いきなりブログ主に対して提案するとは何事か。私ですらそんな提案をした事がないのに、まったくもって、失礼ではないか。少し控えて経験を積んでから出直せ」

といった内容の返信をしていた。

 

まぁ、ビックリした。

 

私はそのブログを訪問するようになってから1年程経っていたが、そこまで体育会系なブログとは思っていなかった。

 

その提案した初コメント主も

「コメント経験がなければ提案してはいけないのですか?ブログ記事を読んで、もっと開かれた場だと思っていましたが、どうやら違っていたようです。もうこちらにはお邪魔しません」

と、怒って去って行った。

えーっと・・・

そりゃそうだよなぁ。

しかもムカついて追い払っているのがブログ主ではなく読者。

 

どちらのブログも不思議なのは、ブログ主が黙ったままなんだよ。

よくわかんねー。

高機能さんの事4

約1ヶ月程前のある日、休憩室でコーヒーを淹れていると他部署の社員が話しかけてきた。

「goruーgoruさん、聞きました?高機能くんの事」

 

特に何も聞いていなかったので、
「別に何も聞いてないけど。どうしたの?」

と尋ねると

「この間の経営会議、恐ろしくヒドかったらしいですよ」

と言う。

今現在営業的に厳しい状況なので、会議がいつもよりミッチリと詰めて行われた。

いつもは途中から会議に参加する高機能も、最初から入って現状の数字を報告しろと前日にロボットから言われていたのだ。

明日は2人とも会議でずっと席外しだな~、と私も聞きながら思っていた。

 

ところが会議当日、時間になって役職以上の社員が会議室に向かっても、高機能は席を立とうとしない。

昨日、最初から参加って言ってなかったっけ?と思ったが、やっぱり途中参加に変わったのかと思い直し、そのまま普通に仕事を続けていた。

 

ところが数分後、ロボットが鬼の形相で戻ってきて

「高機能くん、何やってるんだよ!今日は最初から会議に出て数字の報告してくれって昨日言ったよね?!早く会議室に入って!!」

と、怒鳴り倒して会議室に戻っていった。

 

「え、あ、ああ、そか、あ、あ、」

などと言いながら、高機能はワタワタと慌てて会議室に入って行った。

しかも手ぶらで。

 

という所までは私も目撃していたので知っているが、会議の様子まではさすがに知らなかった。

 

その社員によると、高機能は会議の時間になっても現れず、ロボットが呼びに行ってやっと来たと思ったら、手ぶらでそのまま何事もなかったかのように席にストンと座ってキョトンとしている。

ロボットが資金計画の資料を皆に配るように促すと、高機能はあわてて会議室を飛び出した。

 

そういえば、高機能が会議室に入ってからしばらくして、またすぐに席に戻ってきてゴソゴソと机の引き出しやらキャビネットやらを漁っていた。

おそらく会議資料を探していたのだろう。

しばらくゴソゴソやって、また手ぶらで会議室に戻って行った。

そこは私も目撃していた。

 

会議室に戻るなり、高機能は「まだ報告書と資料が出来ていない」と平然と答えたらしい。

 

それを聞いたロボットが烈火のごとく怒りまくり、支社長がその場は「まぁまぁ」と治めて、取り敢えずロボットと支社長と他部署の管理職が自分なりに作った資料を元に会議を進めることになった。

 

ロボットが気を取り直して高機能に現状報告を促すと、

「え?いや、ちょっと、わからないんですけど…」

と、これまた平然と答えたらしい。

 

あきらめたロボットがそのまま高機能に代わり話を進めて、結局高機能はただ座っているだけで会議は終わった、という事らしい。

 

つーかさ・・・

出来てない資料をゴソゴソと探していたのかと思うと、そこはかとない哀しさを感じるよ・・・

なんなのよ、この人。

出来てないくせに探すフリをする姑息さはあるんだよなぁ。

 

今まで、叱られながらも会議に資料自体が間に合わなかった事はないと思う。

 

その日、私は定時で帰ったのでその場に居合わせていなかったのだが、その社員の目撃情報によると、その日の遅い時間、ロボットが高機能に

「高機能くん、来週休み明けにもう一回会議やるからさぁ、それまでにはちゃんと資料用意してね。出来なかったらオレも手伝うから。大変かもしれないけど、土曜日出勤して仕上げたらどうかな?オレも土曜日出るようにするから」

と、さすがのロボットも突き放していてばかりでは埒が明かないと思ったようで、高機能の面倒を見る事にしたらしい。

 

ところが対する高機能の返事は

「いや、ちょっと土曜日は午前中用があって来れません」

と、自分のせいで色んな流れが滞っているなどとは全く思っていない風に答えたらしい。

 

それでも、なんとかロボットは持ち堪え

「う~ん。午前中がムリなら午後からでもいいから。オレはその日朝から来るからさ、待ってるから用が終わってから来てくれないかな?」

と粘って言ったらしい。

だが高機能の返事は相変わらずで、

「いや、ちょっと用事も何時に終わるかわからないし、やめときます」

と、あっさり答えて会話は終わったらしい。

 

「やめときます」って、じゃあ一体いつ資料をつくるんだよ?w

 

結局資料作成をどうしたのかは知らないが、本当に責任感がないというか、ヤル気がないというか、まぁ事の重大さを分かっていないような態度には毎度驚く。

そして、そんな状態の人でもちゃんと正社員として雇用は守られるんだという所にも驚く。

 

高機能のおかしな言動は他にもまだまだある。

本社からの指示でやらなければならない事も、締め切りを守った事がない。

いつも全社で高機能待ちになるのだそうだ。

 

「25日までに本社に報告して下さい」

などという指示があると、必ず遅れて27日くらいにやっと仕上げて報告しているらしい。

本社は本社で困っているらしいが、本人が「まだ出来ていない」と言うから出来上がるのを待つしかない。

そういう事を続けているうちに、高機能の中では「本当の締切は言われた日の2、3日後」という公式が出来上がってしまったようだ。

「遅れてもどうせ待って貰える」という、また姑息な発想で動いているらしい。

 

以前、高機能が自分で言っていたのを聞いた事があるのだが

「仕事に必死になるのって、バカらしいと思うんですよね。ゆるーく大体でやった方が楽だし、必死にやっても適当にやっても給料変わりませんから」

とほざいていて、耳を疑った。

もちろん、こんなサイテーな発言をするくらいなので、自分の事は棚に上げまくり。

前向きに一生懸命仕事を頑張っている若手社員の事を、常に小馬鹿にしているのだ。

 

いやいや、違うだろー。
アンタの場合、自分がサッパリ出来ないからやりたくないだけでしょうよ。

何をサラッと出来る人みたいに言っちゃってるんだよ。

 

おそらくこの病気で悩んでいる人の中には、なぜ自分はこんなにダメなんだろうと思っている人がいると思う。

はっきり言える事がある。

あなたは決してダメなどではない。

なぜなら、自分の現状をしっかりと把握出来ている。

 

自分で自分の事をまるでわかっていない為、平気で周りを振り回している人もいるのだ。

高機能自身は自分が病気だとは思っていない為、悩む事はない。

どちらかといえば、周囲の方が悩んでいる。

家族は心配して病院に連れていったりしないのだろーか?

家でどういう躾をしてきたのかも、本当に不思議なのだ。

 

高機能の機能がドンドン低下していっているような気がするのは私だけなのだろうか?