『オレオ』ではなく『ノアール』を買う
会社で”オレオ”の話をしていて無性に食べたくなったので、迷わず”ノアール”を買った。
なんでオレオが食べたくてノアールなのか。
これはネットでもちらっと話題になっていたので、知っている人もいると思う。
前までオレオを製造していたヤマザキナビスコが、米国のナビスコ(現モンデリーズ)とのライセンス契約終了と同時に製造も終えた。
現在、ヤマザキナビスコはヤマザキビスケットと社名を変えている。
契約終了後1年間は類似の商品を販売できない契約だったらしいのだが、昨年末にその規制もとれて晴れて”ノアール”を発売したのだ。
そして現在販売されている”オレオ”は中国で製造されているらしい。
もう、それを聞いただけで「絶対にオレオ買わな~い」と私なんかは思うのだが、世間ではどうも違うらしい。
その買ったノアールを会社で開けていたら、男性社員がやってきて
「何ですか、そのお菓子?」
と聞いてきた。
「ああ、これ?”ノアール”」
と言うと
「”ノアール”?へぇー、聞いたことないなぁ」
と言う。
まぁね。
ナビスコのいざこざなんか世間一般の人は知らんのだろうな、と思いつつ簡単に説明した。
そして
「要するに、ほとんどオレオと変わりないんじゃないかな」
と言った。
すると
「ええーー?ってことは思いっきりオレオのパクリじゃないっすかぁ~。そんなんだったら俺オレオ買いますよ」
と言う。
そっちの方がビックリしたわ。
「ええーー?中国製のお菓子なんか食べたくないよ私は」
と言うと
「でも、作ってる場所が違うだけで味は同じなんですよね?それだったらオレオの方が名前が通ったブランドだし良くないっすか?」
と言う。
「全然良くないんだけど。中国で作ってるから」
と言うと、
「いやいや、goru-goruさん、そんな差別しちゃダメですって。ちゃんと品質管理してますって」
などと抜かして、一向にこちらの意見を聞こうとしない。
「じゃあ無理に食べなくていいよ、これ。今度自分でオレオ買って来たらいいんじゃない?」
と言うと、
「いやいや、それはそれでちゃんと頂きます」
と言って、現金にもちゃっかり食べていた。
そして、
「おおー、ほとんどオレオじゃないっすかぁ。美味いっすねコレ。つかオレオより美味いかも」
などとさっきのやり取りなど忘れたようにパクパク食べていた。
そりゃそーだ。
名前が変わっただけのオレオだよ。
オレオの時からヤマザキ独自の製法も取り入れていたかもしれないから、今のオレオとは味が違うんじゃないの?
今のシナオレオは食べた事がないからよくわからんが。
以前、竹田恒泰チャンネルで食べ比べをやっていた事があった。
最後のヤマザキナビスコ製造のオレオと、現在販売している中国製のオレオ。
竹田氏は中国製を食べて
「見た目も模様が崩れてて、味もちょっと違う」
と言っていた。
まぁ全体的に雑な仕上がりになってるんだろうな。
不味くはないだろうから、味の好みで分かれるのかもしれない。
まぁ私はシナオレオの方が好みだったとしても絶対に買わないんだけど。
その竹田恒泰チャンネルも、先週のアカBAN祭りですっかり動画を消されてしまった。
言論弾圧にはやたらうるさいくせに、自分たちは平気で言論弾圧するんだからなぁ。
ま、”消したら増える法則”ってのがあってだな。
いつも見ていた保守系の動画がことごとくやられていてちょっと驚いたんだけど、皆逞しくアカウントを変えて動画をUPしていた。
結局、一体何だったのよ、あの祭り。