goru-goru綴り

日頃のもやもやを書き綴ります

人事異動発令

来月の1日付けでロボットが異動する事になった。

もうそろそろかなぁと思っていたらやっぱりそうだった。

 

先月の終わりだったか今月の初めだったかにやたらテンションが高くなっていて、それ以降ずっと機嫌が良い。

電話でも弾んだ話し方をするし、やたらとよく笑うし、「あー、時期も時期だしこれは絶対異動があるんだろうな」と思っていたのだ。

 

だが本人は異動になる事を部下である私には絶対に言わないのな。

若手くんには諸々の手続きなどがあるので、早い段階から言っていたようだ。

ほんと失礼だよなー、今までさんざん本来ならロボットがやるべき仕事まで代わってやっていたのに、「お世話になりました」くらい言えんのかね。

そういや高機能からもまともに言われてないんだよな。

 

世話になった覚えはなくとも、社交辞令ってもんが世の中にはあるんだという事がまったくわかってないヤツばかりがここに回されてくるんだよ。

やれやれ。

 

で、大体の人が異動が決まるとウキウキする。

よっぽどココが嫌だったのか、次に行く部署が希望の部署だったのか、出世も伴っているからなのかはわからないが、大半の人はうれしそうにする。

 

まぁ私としても、次にどんなボケナスがくるのかは全くの未知だが、合わない人が去って行くのはその人には申し訳ないが嬉しいことには違いない。

姥捨て山じゃないんだから、たまにはまともな人を寄越してよ、と毎度強く思っている。
いや、姥捨て山の方がどれだけ良いかわからない。

知識も経験も豊富なお年寄りが回されてくる方がよっぽどマシだろ。

 

で、何が不思議って、正式に異動の話を誰からも聞いていないのに、若手くんなどは平気で

 

「goru-goruさん、来月から異動して来る新しい人のファイル作っておいてもらえますか?」

 

と、フツーに言ってくるからびっくりする。

 

一応、風の噂で誰が来るのかは聞いてはいるが、なんで知ってる前提で言ってくるんだろう。

こういうところが本当に理解できないわ。

噂を鵜呑みにしただけの仕事でいいんかい。

 

知ってはいるが、確認のために

 

「新しい人って誰?」

 

と言うと、若手くんはちょっと驚いた風に

 

「え?ああー、えっと~、○○さんと××さんです」

 

と答えている。

まぁ若手くんは若手くんで、自分が早くから知らされていたから私も知っていると思い込んで言ってるのかもしれないけど。

 

まだ前の前任上司の方がそういうところはちゃんとしてたわ、そういえば。

異動が決まって正式に周囲にもお触れが出るときに

 

「goru-goruさん、僕、異動する事になったんで。色々ありがとうございました」

 

ってちゃんと言って来てたよ。

本人は異動先がよっぽど嫌だったらしくて落ち込んでたけど、私は嬉しくてついつい弾んでたな、そういえば。

 

まぁ、来る人来る人それぞれがそれぞれの持ち味でとんでもなかったから、人が入れ替わったら改善されるのかという事には一切期待していない。

 

異動になる人もどうせ数年勤務したらまた次に異動で、当たり障りなく過ごそうとしか思ってないしね。

 

そもそもそういう人しかいない会社だからなぁ。