どうしても主役の座は譲れないらしい
なんつーかねww
もう笑うしかないっていうか、考えようによっては微笑ましいっていうか。
いつもおやつにお菓子類を買って来て差し入れてくれる男性社員がいて、大体3時くらいになるとおばちゃんが休憩室にそのお菓子を出しておいてくれる。
昨日は私がおかき・せんべいの類が食べたいと思い、たまたまスーパーで安くなっていたせんべいを買って持っていった。
その男性社員が買ってきたお菓子と一緒に置いていたら、おばちゃんがやって来て
「あー、goru-goruさんも持って来てくれたんだー、○○さん(お菓子を差し入れてくれる男性社員)もいつもそこに置いてるから一緒に置いててくれたらいいよ」
と言うので、そこに置いて後は任せる事にした。
で、3時のおやつどき。
休憩室に行ってみると、その男性社員が買ってきたお菓子でもなく、私が買ってきたせんべいでもなく、全く違うビスケットがテーブルに置かれていた。
「ええ?ビスケットなんかあったっけ?○○さんが持ってきてくれてたのか?」
と不思議に思いつつ、せっかくせんべいを食べようと思ったのに、ビスケットかい~と少々ガッカリ。
すっかりせんべいの口になっていたので違和感満載でビスケットを1枚食べた。
食べているところへおばちゃんがやってきたので、
「ビスケット、あったんだねー」
と話しかけると、
「うんそう!ビスケットなんて家では買わないから丁度いいと思って買ってきたの。今日は私が買ってきたの出したんだから!」
ツーン!
と、エラソーに鼻高々に言っている。
あーそう。。
まあね~、いつもの事なんだけどね~。
人がせっかく持ってきたのにそれは差し置いて自己主張かい~、と思ったところでふと思い出した。
昼いちでおばちゃんは上司におつかいを頼まれて外出していた。
おばちゃんは外出を頼まれると通勤に使っているマイカーで出かけるので、いつもは10~15分ほどで戻ってくるのだが、今日は小一時間ほどかかっていて、やたら戻ってくるのが遅いと思っていたのだ。
しかも、いつもはおつかいごとをやたらと嫌がる。
別の用で出かける営業マンを捕まえては「ついでに寄って来て!ね!ね!」と無理やり押し付けている。
ところが、今日はやたらと自分から出て行こうとしていたのだ。
おばちゃんの上司が
「今日じゃなくてもいいんで、届けておいてください」
と言っている時に、はりきって
「早い方がいいと思うから今日行ってきます!」
と宣言して珍しく進んで出かけていたのだ。
まぁ本来はそうあるべきというかなんというか、元々そのお使いっておばちゃんの仕事じゃんかー。
普段嫌がって人に押し付けてるのがそもそもおかしいんだよ。
周りが何も言わないからおばちゃんも平気で人に振りまくっているわけなのだが。
で、どうやらその外出ついでにわざわざビスケットを購入してきたらしい。
いや、ビスケットを買いに行ったついでにお使いの用を済ませてきたというか。
つまり、私がせんべいを持参した事が気になって仕方がなかったらしく、自分も何か買って来なければと思って慌てて買いに走ったようなのだ。
アホだ。
なんというつまらん負けず嫌い。
しかも行動がわかりやす過ぎ。
なんか、小学校のクラスにこういうわかりやすい自己中な主役の子いたわ~、というレベルじゃねーか。
以前にも同じような事があった。
夏の暑い日にアイスが食べたくて、私もおつかい仕事がたまにあるので、ついでに皆にも差し入れようと買って戻り、休憩時に皆で食べた事がある。
その翌日、おばちゃんも必死になってアイスを買って来たのだった。
いやいや、昨日食べたし~。
と思ったのは私だけではないはず。
この人ってホント、いつもどこかがズレてるんだよ。
そうやって変なところでこちらに勝とうとしてくるし、そういう時だけ自分の仕事を都合良く使うし。
私はもうウンザリなので、たまにお菓子の差し入れはするが、絶対にバレンタインには関わらない事にしている。
もうバレンタインはおばちゃんの独壇場ってことで、どうぞ、どうぞ。
一昨年、それでおばちゃんの機嫌を損ねる事態になったので、去年は結局何もしなかったしなぁ。
あーメンドクサイわー(ーー;)
おばちゃんの負けず嫌いは今に始まった事ではない。
私は社会に出てからずっと経理畑で働いてきたので、それなりに数字にも慣れているしシステムの扱いにも慣れている。
それに付随してエクセルワードも必要最低限の事は出来る。
ところが、おばちゃんは若い頃からずっと働いている割にはPCの扱いはどうやら不慣れなようで、基本の操作もおぼつかない状態で人に聞きながらやっと使えているレベルである。
そういうところがまたおばちゃんのカンに障るのか、わからない事を私に聞いてくる事はまず無い。
多分、聞いたら負けた気になるんだろーな。
こっちはそんな風に思った事はないので質問されたら丁寧に説明するつもりだが、どうやらおばちゃん的には私に対して弱味を見せたくないという気持ちが働くらしい。
弱味云々言ったところで、そもそもおばちゃんとは土俵が違うのでそんな展開にはならないはずなのになぁ。
おばちゃんは高校を出てすぐに出来ちゃった結婚をした為、正社員で働いた経験がない。
ずっとパートタイマーで働いていたので、専門的な仕事をやった事がないのだ。
なので、負けた気がして悔しいから聞かないとか、私からすると仕事をナメているとしか思えないのである。
周りに迷惑だから、わからなかったらちゃんと聞けよ。
で、挙句にこういう人の最終兵器が『人のせい』なんだからなぁ。
ほんとカンベンしてくれよー。