goru-goru綴り

日頃のもやもやを書き綴ります

もしもジャイアンがオバさんだったら…

以前、営業の人がおばちゃんに、取引先への提出書類について説明していた。

 

どうやら、今年度からは別の書類も添付して提出してくれという内容だった。

今までもその書類は存在しており、添付して提出するのが正式な形だったのだが、取引先の方が大目に見てくれていたというか、無くても通してくれていたらしかった。

 

ところが、コンプライアンスやら何やらで決まり事の縛りがきつくなったせいで、全て正式な形にしたいから面倒かもしれないがよろしくね、という事になったようだ。

 

それを聞かされたおばちゃんの抵抗ぶりたるや、見ていてもう目が点になってしまった。

 

ただ添付書類を一つ追加するだけなのに、

 

「え、ちょっと待ってよ、今まで無くても良かったのに急に付けろっておかしくない?」

 

「これと同じ意味の書類がこっちのなんだから、それは別に無くてもいいよね?」

 

「私は正式に言われてないから、やらなくていいよね?だって私宛に電話も何もないし」

 

などなど、そんなに手間が増えるのがイヤなのかなんなのか、ひたすら抵抗しまくっていた。

 

取引先が付けろと言ってきたものを、なんでパートのおばちゃんごときが判断して拒否してるの?

しかも営業の上司命令なのに。

 

っつーか、自分宛てに直接連絡が無いからやらなくていいってなんだw

営業の担当者が先方から言われてるんだっつーに。

アンタは一体何様だw

 

このおばちゃん、常々そういう言動が多い。

自分がやりたくないからやらないって。。

それがアンタの仕事でしょうが。

 

と、おばちゃんのこういう所を見ていると毎度思うのだが、当のおばちゃん自身は人に向かって

 

「仕事なんだから面倒とか言わないでちゃんとやってよ!」

 

と平然と言ってのけたりする。

 

私も言われた事が何度かある。

明らかに「私じゃねーよ」という仕事で不備があった時に、「ちゃんとやってよ!」と怒鳴られたのだ。

 

「それ、私じゃなくて高機能さんがやってるから」

 

と反論すると

 

「高機能さんが出来ないんだから、goru-goruさんがやってあげないとダメじゃん!」

 

というムチャぶりをしてくる。

なんで私が代わりにやるんだよ。

高機能の仕事だっつーに。

 

とにかく、自分の仕事がスムーズにいかない事が気に入らないらしい。

その為には、自分都合でガンガン相手を責める。

 

そしてとにかく、すぐに大声で怒鳴る。

まぁこれは地声が大きいからだと思うが。

 

普通の社会人なら、怒るときは冷静に相手に配慮しながら事情を聴いて、間違いがあったら諭すように注意するんじゃないかと思う。

 

だがおばちゃんは違う。

 

すぐにカッとなって、大声で怒鳴りながら感情的に相手を責める。

 

「なんでそんなことするのよーーーー!!いい加減にしてよーーー!!!」

 

みたいな。

 

ちなみに私は以前言われた事がある。

 

「goru-goruさんの言い方がキツくてすごくイヤな気分だった!」

 

その言葉そっくりそのままアンタに返すわー。

自分はガンガン言ってもいいけど、言われるのはガマンならんとは、一体どういう躾で育ったのか。

 

まさに、育ちが大いに関係していると思うのだ。

 

おばちゃんの話を聞いていて思ったのは、「この人、こんな感じだが実は結構なお嬢様なんじゃないか?」という点だ。

 

以前、何かの話をしていて、「祖父も父も勲章を貰った事がある」と言っていたのだ。

私はそれを聞いて、ええーーー?と驚いた。

 

おばちゃん自身、そういった事に全く興味がないらしく、何という勲章なのか、どういう理由で授与されたのかは全く知らない様だったが、授賞式に出席するのに皇居まで行っていたと言っていた。

 

しかも、

 

「勲章なんて皆んな貰ってるから別に〜ってカンジー。親戚のオジさんも貰った事あるし、ウチのダンナのお父さんも貰ってるしー。皆んな皇居に行ってたよ」

 

と、かる〜く話してて、聞いてるこっちは目が点だった。

 

片田舎の地元の名士だかなんだかで、何かに貢献して授与されたのだろうが、その娘がコレ??という衝撃はハンパない。

 

以前、おばちゃんの実家は実は山や土地を所有する代々の地主で、家系図も有るらしいと聞いていたが、一体どういうこと?

 

なんでそんな家に生まれて、こんなにガサツで下品でアホなのか?

 

こんな言い方は失礼に当たるからしたくは無かったが、お土地柄か?

 

ホント、よくわかんねー。

 

でも、おばちゃんがなんでジャイアンなのかの理由は少し理解出来た気がする。