goru-goru綴り

日頃のもやもやを書き綴ります

即戦力

昨年末あたりに大まかに書いてそのままになっていた記事をエントリーしておこう。

 

年末から年始にかけての激務がやっとひと段落ついたので、今日は久々に定時で退社した。

 

ちなみに、大半の社員が今日初出だったんだよ。

 

で、旧派遣さん絡みの事でゲンナリするような諸々を思い出してちょっと経ってから、なんとなく分かった事がある。

 

私が常に感じていたのは、”旧派遣さんに関して、周囲の思惑と私の思惑がなんでこんなに乖離してるんだろうなぁ”というところなのだが、謎が解けた。

はっきり言って、私は旧派遣さんに対して良い印象を持っていない。

それは主に仕事に対する姿勢からして既に違っているからなのだが、周囲はそうは思っていなかったらしい。

どちらかと言えば旧派遣さんを気に入っている人の方が多かったと思う。

そこで私としては”何でだろー?”と常に不思議に思っていたわけだが、要するに見方が真逆だったからだと気づいた。

 

私は派遣社員というものは最初から基本的な仕事がこなせる即戦力だと思っている。

だから普通のアルバイトやパートタイマーよりも時給が高いのだ。

今まで働いて来た経験値もあって、簡単に説明すれば臨機応変にこなしてくれるものと思っている。

つまり、なんでもテキパキとこなしてくれる一人前の派遣社員として私は旧派遣さんを見ていたのだ。

 

ところが周囲はそうではなかった。

仕事はイマイチでもニコニコと愛想良く自分たちと接してくれてれば何でもいい
よ~、とばかりに甘やかしていたフシがある。

要するに子供扱いである。

もっと言うなら「おんなの子」扱いである。

ここで私と周囲との考え方の乖離がでてくる。

 

私は旧派遣さんを一人前の派遣社員として見ていたわけだが、周囲の人たちは子供のおつかいとして見ていたわけだ。

えらく高いお駄賃のおつかいだなぁ、おい(^^;)

私たち契約社員よりも数百円時給が高いんだからなぁ。

だから私からしたら、一人前の派遣のくせにこちらが思っている事をテキパキとやってくれない旧派遣さんにイラだつのだが、おんなの子扱いしているオッサン連中からしたら、おっとりしていて何を話しても「そうですよね~」「ホントですねぇ~」「ウフフフッ」という返事でまず逆らう事はない。

仕事がイマイチでも可愛ければそれでいいよ~、となってしまうワケだ。

 

・・・・・・・・・( 一一)

それってなんか失礼じゃないですかね?

派遣さんに対して。

いったいキャバクラのおネエちゃんと何が違うの?という状態になってしまっているではないか。

キャバクラのおネエちゃんを見下して言っているわけでは決してない。

キャバクラのおネエちゃんは完全なるプロフェッショナルとしてキャバクラでの仕事を完遂しているからである。

どちらかと言えば尊敬している方である。

ところが旧派遣さんの場合はどうなんですかね?

本当にやらなければならない仕事はテキトーでも、オッサン連中がすっかりチヤホヤしてしまっているではないか。

ちゃんと本来の仕事をやらせて、出来ない時は注意しないといけないんじゃないですかね?

契約不履行もいいとこだよね?

 

だが、私が良く思っていないのはそれだけではない。

結局、そういう扱いに甘んじてしまっていた旧派遣さんの姿勢にもイライラしていた所がある。

働いていたら「ちゃんと出来るように頑張ろう」とか、知らない事なら「ちゃんと教えてもらって出来るようになろう」とか普通思いませんかね~?

残念ながら旧派遣さんにはそれが全く皆無だったんだよなぁ。

 

電話を回した時の「アタシぃ~、電話わかんないんでぇ~」もそうなのだが、効率が良さそうなやり方を「こっちの方がやりやすいんじゃない?」と説明しても

 

「でもぉ~、◯◯さんからこうしろって言われてるんでぇ~、これで良いんですよぉ~」

 

と頑なにやり方を変えようとしない。

最初のうちはそんな感じでアドバイスっぽく説明したこともあるが、決まって

 

「こうやれって言われてるんでぇ~」

「それはわかってるんですよぉ~、でもこれでいいんで~」

 

などと素直に聞かないのでもう言うのを止めた。

どうやら本人も仕事を頑張るタイプではなかったらしい。

 

何が良かったかと言えば、現派遣さんは旧派遣さんとは真逆で何事もテキパキとこなしてくれる、まさに即戦力である。

こういうのを待っていたのだ、私は。

いつも自分からサッと動いて「私がやります」とテキパキやってくれる。

聞くところによると、派遣での事務経験もあるし、社員で働いていた頃はある店舗のマネージャーで部下を管理する立場にあったらしい。

 

いや~、素晴らしいですね。

接客サービス業で上の立場にいたせいか人当たりも良くて弁がたつ。

おそるおそる現派遣さんに尋ねてみた。

 

「現派遣さんって、電話に出るのは苦じゃない方?」

 

派遣さん

 

「あ、私、前にテレフォンオペレーターやってた事あるんで全然大丈夫っスよ。電話、私も取りましょうか?すごく気になってたんスよねぇ~、電話の扱い方教えてもらったら取るようにしますね!」

 

と、積極的に言ってくれる。

そして現派遣さんはガラッパチのアネゴ肌なしゃべり方でサッパリした性格なのだった(^-^;

前とは全然違うなぁ、あー助かる。

 

「ああ、鳴ってる電話を積極的に取るまではしなくていいと思うけど、◯◯さん(派遣さんの上司)が留守の時に本社なんかからよく電話かかってくるんだよね。別の人に代われって言われる事があるから、そういう時は代わって用件聞いて欲しいんだよね」

 

と言うと

 

「あー、そんなの全然大丈夫ッスよ。いつでも電話振ってください、こっちでちゃんと聞きますんでー!電話も普通に鳴ってたら取るようにしますよ!」

 

だって。

コレだよ、コレ。

当たり前の光景がやっと見られるわ~。

 

「ほんとー?助かるわ~。前は全然だったから忙しいときにジャンジャン◯◯さん宛の電話がかかって来た時大変だったんだよね~。旧派遣さん、電話がわからないからって代わってくれなくてさー、全部こっちで用件聞いてたから決算なんかの忙しい時には仕事にならなくてねー」

 

と言うと

 

「え、そうなんスか?!もう、ダメだなぁ、お嬢ちゃんは~。それはgoru-goruさんに任せっきりにする仕事じゃないわなぁ~。私全然大丈夫なんで、こっち宛の電話はどんどん振ってください!かかってきた電話もなるべく取るようにします!」

 

と、どんどん前向きに言ってくる。

いや~、いいねいいね~。

 

「ありがとうね~。ウチの2人もあの調子だからさー、全然電話取ってくれなくて結局私一人で電話応対してるみたいになっちゃってるんだよね」

 

と言うと現派遣さん

 

「やっぱりなぁ~」

 

と言う。

何が?と思いながら聞いていると

 

「旧派遣さんに引き継ぎしてもらってる時に”電話取ったりとかしなくていいんですか?”って聞いたんですよー。旧派遣さん全然取ってなかったしー。そしたら”電話は取らなくてもいいんですよ~”ってサラ~ッと言ってたんでー、そうなのかなぁと思ってたんスよね~。多分◯◯さんに言われてないからやらなくてもいいって勝手に思ってたんでしょうねぇ」

 

だって。

本当にやりたい仕事を勝手にチョイスして、やりたくない仕事はスルーしてたんだろうな。

◯◯さんが指示してこないのをいいことに敢えてやらなかったんだろう。

派遣会社もよくこんな即戦力にもならん人を連れて来たもんだわ。

呆れながら

 

「えー、やらなくていいって説明してたの?う~ん。まぁ絶対にやってっていう事もないけど、皆が手が離せなくてずっと電話が鳴りっぱなしだったら出てくれたらいいんじゃないかなぁ、常識として。旧派遣さん、それすらやってくれなかったからねー。ずっと電話鳴ってても知らん顔してたもんね」

 

と言うと

 

「ええーー?!あ~、お嬢ちゃんはもう~~。いや、私もホントにやらなくてもいいのかずっと気になってたんでー、取るようにします!そうしないと自分が気持ち悪いんで!」

 

と、サッパリと言っていた。

いや~、今度の人は本当に当たりだったなぁ。

ダラダラ休憩する事もないし、サクサク仕事はこなす。

何よりも、言われた事を疑問にも思わずその通りにトロトロやっていた前任者とは違って、「こうやった方が処理が早いと思うんッスよね~」などと上司である◯◯さんにちゃんと自分の意見を言っている。

◯◯さんがドンくさい時は冗談混じりに注意の突っ込みを入れているし。

 

久しぶりに見たわ、ちゃんと仕事する人。

 

謹賀新年

明けましておめでとうございます^_^

 

なんだかんだで1年経つのは早いもんで。

昨日の朝、地域の神社に初詣に行き、去年1年無事に過ごせた事に感謝して来ましたよ(*´꒳`*)

 

今年こそはなんとか心穏やかに過ごしたいものです(⌒-⌒; )

ムリか…

 

とにかく、大きな事件が起こらなければ良いかなぁ。

多くは望みませんよ、もう。

とりあえず、前者の人がたくさん集まってくれたらなぁという願望は密かにあるかな。

なぜか明らかに後者の人ばっかなんだなぁ、職場でも。

まあ、そうなるのはしょうがないとは分かっていても、年の始めにはちょっと期待してしまうんだな。

 

言霊信仰の一環で、三が日はずっと「前者」「前者」言っておこう( ̄▽ ̄;)

 

というわけで、本年もよろしくお願いしますm(_ _)m

 

 

 

 

 

つかさ、その食事会なんだけど…

で、おばちゃんがラインだのメールだので大騒ぎしていた食事会。

 

私、◯◯さんには行かないって断ったはずなんですけどね。

どうもおばちゃんの口ぶりでは私も思いっきりメンツに入れられてるよね?

 

なんでやねん、と思いつつ

 

「私、会社の方に参加するから今日は行かないって◯◯さんに言っておいたんだけど」

 

と言うと、おばちゃんは

 

「えーっ?!えーっ?!聞いてない!そんなの聞いてない!!もうgoru-goruさんも入れた人数で予約してあるのにー!今からキャンセル出来ないよ!えーっ!えーっ!」

 

と暴れ出した。

 

あーあー( ゚д゚)

◯◯さん、おばちゃんに言ってなかったんだなぁ…

 

「今からキャンセル出来ないの?」

 

と尋ねると

 

「出来ない!!もう!!出来ないから!聞いてない!アタシ聞いてなかった!!」

 

あーあーあー(´・ω・`)

また大暴れし出したよ(; ̄ェ ̄)

まあ用があって断ったワケじゃないからなぁ。

気乗りしないけど行くわ、もう〜(´-ω-`)

 

つか、おばちゃんが仕切ってやってるの私も知らなかったしなぁ。

◯◯さんが知ってる店って言ってたから、すっかり◯◯さんに言っておけばいいと思ってたわ。

 

◯◯さん、ちゃんとおばちゃんに伝えてくれよ〜と思いながら

 

「あー、もうキャンセル出来ないんだったら行くわ。用があるワケじゃないから」

 

と言うと

 

「え?え?行けるの?!ね!ね!なーんだ!じゃあ最初っからそれでイイじゃん!急にそんなややこしい事言わないでよね!!」

 

と怒鳴ってサーッと何処かに行ってしまった。

 

なんなんですかね、コレ(・ω・`)

 

ラインかメール

で、その食事会の当日。

朝いちでおばちゃんが

 

「goru-goruさん!goru-goruさん!」

 

とお茶当番でコーヒーを淹れている時に騒がしくやって来た。

何事かと思っていると、

 

「今日なんだけどね!一応◯時に予約してあってね!で、旧派遣さんがね、車で来るから店まで送ってくれるんだって!でね!その話、前に簡単にしか言ってなかったから、goru-goruさんひょっとしたら今日行くっていうの忘れてるかもしれないと思ってー!昨日メール送ったんだけどすぐに戻ってきて全然送れなくってね!何回も送ったんだけどー!アドレス変えてないよね?!ね?!」

 

と一気にまくし立てていた。

あー、そういう事かと思いながら

 

「ああ、携帯変えたからアドレス変わってるんだよね、わざわざ送ってくれたのにごめんねー。今日行くっていうのはちゃんと知ってたよ」

 

と答えた。

すると

 

「えーっ!えーっ!携帯変えたんだー!アタシ知らなかった!聞いてない!ね!アタシ聞いてなかった!メール何回も送ったのに全部戻ってくるし!電話番号知らないから電話もできないし、どうしようかと思ったんだよ!ね!聞いてなかった!ね!ね!」

 

とまた喚きはじめた。

そりゃそうでしょ。

言ってなかったもんね。

 

「あ、ごめんごめん。言うの忘れてたわ」

 

とは言ったものの、まぁ忘れていたのもあるが、おばちゃんと会社以外でやりとりする事など皆無なので、必要ないからそもそも教える気もなかったし。

 

するとおばちゃんは

 

「ちゃんと教えてねー!ねー!ラインでもいいし!ね!ね!」

 

とまた騒ぎ始めた。

めんどくせーな、しかも敢えて教えたくないから黙ってたのに。

と思いながら

 

「ああ、私ラインやってないから”今度”アドレス教えるわ」

 

とだけ適当に言っておいた。

今すぐ教えずに”今度”という前提で言っておいたのがミソである。

おばちゃんは

 

「うん!そうしてね!ね!教えて!ね!ね!」

 

と言っていたが、あれからすでに数日経っている現在、おばちゃんからの催促はない。

多分忘れてるんだろう。

 

なぜそこまでして携帯番号とアドレスを教えたくないのかというのには理由がある。

実はだいぶ前に必要があって両方ともお互いに教え合った事があるのだ。

それをおばちゃんは用が済んだら必要なしと消去してしまったらしい。

 

その少し後、おばちゃんが私の電話番号を消した事を知らずに急用で電話をした事があった。

その時におばちゃんが全然出なくて非常に困ったのだ。

翌日その旨を伝えると

 

「ああ、goru-goruさんの電話番号もういらないし消しちゃったから。知らない番号から何回も電話がかかってるなぁと思ったけど、変な電話だと思って無視してた」

 

とにべもなく言われたのだ。

 

はぁ?と思ったが、まぁそんなもんかもなぁと思って自分の住所録からもおばちゃんのアドレスと電話番号を消去した。

ところがある時、突然おばちゃんからメールが届いた事があった。

私だけ残業で忘年会に出られなくて、夜の9時頃にやっと仕事を終えて帰宅途中の電車でメールが届いたのだ。

 

「仕事もう終わった?皆で二次会やってるからそっちだけでも来られませんか?」

 

みたいな内容だったと思う。

もう帰りの電車に乗ってるんだから、無理に決まってんだろーが。

と思いながら

 

「今帰りの電車に乗ってるのでこのまま帰ります」

 

とかなんとか返事をしておいた。

つかおばちゃんなんで私のアドレス知ってるんだろうと思ったが、多分他の誰かから聞いたのだろうとそのまま放っておいた。

その翌日、おばちゃんの方から

 

「昨日メールしたのはね、営業の■■さんが、”goru-goruさんもう仕事終わって来れるかもしれないから連絡して”って頼まれてー、それでメールしたの!アドレスは消しちゃってたんだけど、前に貰ったメールがまだ残ってたから!電話番号はわからなかったんだけどメアドだったらわかったからメール送ったのー!」

 

とかなんとか話し掛けてきた。

ああ、そういうことね、まぁどうでもいいけどね、と思いながら

 

「ああ、そうなんだ。なんで私のメアド知ってるんだろうって思ったんだけど、誰かに聞いたのかと思ってた。メール貰った時は丁度電車の中だったから、もうそのまま帰らせてもらったったよ、仕事でしんどかったし」

 

と答えておいた。

するとおばちゃんは

 

「今度電話番号教えて!ね!ね!昨日みたいに急に連絡しないといけなくなったりするから!ね!ね!」

 

と言ってきた。

何言ってるんですかね、この人。

教えてあったのに消したの自分じゃん。

 

「ああ、電話番号ね、”今度”メモして渡すわ~」

 

と返事をして、現在も教えていないままなのである。

 

 

なんとも言えないお食事会終了

なんだかよくわからんが、物事がすっかり旧派遣さんを中心に回ってしまっている。

皆よっぽど旧派遣さんの事を気に入ったんだろうなぁ。

もうすっかり辞めてしまった人なのに。

 

前に記事でも書いた旧派遣さんを誘ってのお食事会が先日行われた。

おばちゃんがムール貝ムール貝と騒いでいた例の店である。

 

紆余曲折あって結局私も参加することになり、気乗りしないまま行った。

 

どこか別の場所に集合するのかと思っていたら、夕方旧派遣さんが会社に現れてギョッとした。

周りには内緒で旧派遣さんも誘っているはずなのに、旧派遣さんは他の人の顔も見たいからというので平然と事務所にやって来た。

これ、完全にヒンシュク買ってるでしょ。

他の部署で旧派遣さんと仲の良かった人もいるわけだから、その人からしたらなんで声をかけてくれないのかという話になるわけで。

相変わらずの旧派遣さんの思惑足らずに少々呆れつつも、仕事を終えて皆でムール貝の店に向かった。

 

店では一応コース料理を予約していたようだが、その中でも選ぶものがいくつかあった。

結局、全部旧派遣さんの要望が通っていてビックリだった。

中でもパスタかリゾットを選ぶ場面があって、”あーパスタ食べたい”と私はひそかに思っていたのだが、旧派遣さんがあのカワイイ声で

 

「あ、アタシぃ~、リゾットがいいですぅ~」

 

と言っただけで皆に意見を聞かずにサクッとリゾットに決まってしまった。

他にもチーズと何かを選ぶ場面や、アヒージョと何かを選ぶ場面にも旧派遣さんは大活躍で

 

「アタシぃ~◯◯の方がいいですぅ~」

 

と遠慮なしに発言し、おかげで注文はもめる事なく早々と決まってしまった。

私は旧派遣さんのこういう所に闇を見出しているわけだが、他の人は全く気にしていないようで、

 

「うんうん、旧派遣さんが食べたいならそれでいいよ~」

 

 

とばかりにすっかり旧派遣さん向けのメニューで決まった。

まぁ私自身基本は好き嫌いもないし、今回は韓国料理も出ない店だから別にいいか。

でもパスタ食べたかったなぁ~と、そこだけはちょっと心残りだった。

しかし、よく遠慮なく周囲に確認もせずにどんどん自分の要望を出すよね~。

まぁこれは、それを却下せずに聞いちゃってる側のせいでもあるわけだが。

 

で、色々と料理が運ばれてきたあげく、旧派遣さんが選んだ料理のほとんどが残ってしまっていた。

本当にそのチョイスで正しかったのか疑問でいっぱいになった。

 

特に私が心残りだったリゾット。

最終的に半分ほどが残ってしまっていた。

”ちょっとそれはないよね~”と思った。

派遣さんを見ると、すっかりリゾットに対する興味はなくなっていて、別の料理をほおばっていた。

 

派遣さん

 

「リゾット結構残ってるけど、旧派遣さんもう食べないの?」

 

と聞いた。

すると旧派遣さん

 

「あ、アタシもうさっき食べたんでいいですぅ~、今はこっちの食べてるんでぇ~」

 

と平然と言っていた。

リゾットがいいって選んだのアンダだよね?

”なんじゃそら”とムカムカしながら、もったいないので残りを食べておいた。

大皿で出てきて取り分ける料理ばかりで、旧派遣さんが気に入ったものはそればかり集中して食べるのですぐに無くなってしまい、私は結局食べられなかったものもいくつかあった。

後で気が付けば、結局旧派遣さんの食べ残しを片付ける役目になってしまっていた。

 

こういう所なんだよなぁ、私がイマイチ旧派遣さんの印象が良くないのは。

ちやほやされてる分もっと周囲に配慮せーよと。

他の人はこういう部分が気にならないのだろうか?

男性陣からは可愛くニコニコと愛想を振りまいていれば何をしても許してもらえるだろうが、私が一番不思議なのはおばちゃんなのである。

なにもかも旧派遣さんを優遇している状況で公平さのかけらもないのに、よくおばちゃんが黙ってるなぁと実は感心すらしているのだ。

それどころか、逆におばちゃんの方がやたらと旧派遣さんを可愛がっていて、何かというと旧派遣さんの名前を出している。

 

その食事会で旧派遣さんが新婚旅行に行った話をしていた。

意外にも他の人の反応が薄くて誰も質問しようとしなかった。

派遣さんを誘ったのはアンタらなんだからちゃんと相手しなさいよ、と思ったが誰も話を切り出さないので一応社交辞令でどこに行ったのか、どんな感じだったのかを興味が無いながらも聞いた。

 

「◯◯に行ってぇ~、◯◯を見たんですけどぉ〜、すっごくキレイでぇ~」

 

などと説明をしてくれたのだが、他の面々はそんなに感心している風もなく黙って聞いている。

つか、前の韓国料理の時もそうだったのだが、旧派遣さんがなぜか私の前に座っていた。

なんで絡まないといけなくなる場所に座ってくるんだか。

そういう配置のせいなのか、なんか皆反応薄くないか?と思いながら

 

「へぇ~、そうなんだー、いい旅行になって良かったね」

 

などと話していると別の誰かが

 

「あ、そうか、あれってあそこに行ったときのなんだ~、メールで送ってくれてありがとうね」

 

などと言っている。

するとおばちゃんも

 

「ああ、うんうん、ラインで送ってくれてたから知ってる知ってる」

 

などと言っている。

へ?と最初は思っていたが、どうやら私以外の人は皆ラインだのメールだので旧派遣さんとマメに連絡を取り合っているらしい。

 

ええー、なんかビックリ( ゜Д゜)

どうりで旧派遣さんが実家に戻ってくるだのなんだのと皆よく知ってたはずだわ。

派遣さんもちゃんと旧派遣さんとメアド交換をしていて、そのあたりの連絡のやり取りをしていたようだ。

で、この飲み会の店もわざわざ画像を添付して旧派遣さんともすっかりメールで打合せ済で、行くまで店の名前すら知らなかった私とは大違いだった。

 

どうりで皆あえて新婚旅行について質問しなかったわけだ。

私以外の人は既に知っていて、ある人などは旅行先の写メを貰っていたくらいなのだ。

 

つか、私だけすっかりのけ者になってるよね。

派遣さんから電話番号もアドレスも教えてもらってないし、まぁこっちからも教えてないわけだが。

 

というか、私だけすっかりそのグループの輪から外れてしまっているのに、なんで食事会や飲み会の面子に入れられているのかイマイチよくわからなくなってきた。

結局は日程が合わなくて行けない事の方が多いし、行ったら行ったでほとんど食べられるものがなさそうな店だったりで、もう全く楽しくなくなってしまっている。

なんか、最初から誘われない方が心穏やかに過ごせそうな気がするんだけどなぁ。

 

 

ひさびさの胡蝶蘭レポート

プラ鉢の株と素焼きの小さい鉢の株は10月下旬頃に花が全部終わったので、茎の根本から2節ほどの所で切って処分した。

素焼きの大きい方の鉢は11月の初め頃まで花が咲いていて、最後の花が終わってから同じく2節ほどを残して切った。

 

で、現在12月10日。

 

なんと、プラ鉢と小さい方の鉢からもう新芽が出ちゃってるんだよね~(^-^;

 

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上:プラ鉢の株

下:小さい方の素焼き鉢の株

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仕事の方がバタバタしていたのと、もう前の花を処分して安心しきっていた事もあって、乾いたら水やりをするだけでマジマジと観察していなかった。

 

素焼きの鉢の方は前に芽が出ていた場所の一段上の葉の間からニョキッと出ている。

が、プラ鉢の方は、なんと花が終わって切った茎の残っている節から出ているのだ。

 

う~ん。

初めてのパターンでよくわからんなぁ。

茎からも新芽が出るのかよ。

どうしたもんかなぁ( ̄▽ ̄;)

 

しかも、この間花が終わってやっと茎を切って処分したばかりなのに、連続で芽が出るのってどうなのよ。

前に胡蝶蘭サイトで”花が終わった後すぐに咲かせる方法”みたいなのが書かれていたが、知らないうちにそれをやっちゃってたって事なのかなぁ。

 

冬の間はゆっくり養生して春先から肥料を与えて来年の夏にまた満開、っていうのを想像していたのでちょっと狼狽(^-^;

 

なんか休めないうちにまた花が咲いちゃうなぁってカンジに。

花が咲いてる間は全然肥料をやっていなかったので、栄養も足りてないと思うんだよね。

 

これって冬だけど肥料をやった方がいいんだろうか。

すっかり正常なサイクルで成長出来ていたので油断していたが、また胡蝶蘭サイトとにらめっこだなぁ(ーー;)

 

つか、冬の間はゆっくり休んで欲しかったのに、なんで出ちゃうかね~。

また水やりと温度管理で悩みそうじゃんか。

 

開いた口、ふさがらない

先週のある日、朝いちでおばちゃんが

 

「ねぇねぇgoru-goruさん!今月の××日にムール貝のコース食べに行くんだって!◯◯さんが言ってたよ!goru-goruさんも行けるよね?!大丈夫だよね?!ね!ね!ね!!」

 

と聞いてきた。

あーホント朝から騒がしい人だ。

しかも朝一番で話す内容がそれですか、と半ば呆れながらも

 

「ああ、××日くらいだったら別に忙しい時期でもないから大丈夫だと思うけど」

 

と答えると

 

「ホント?!あー良かった!なんかね、◯◯さんが知ってる店でムール貝のコースがあってね、美味しいから行こうって事になって~…」

 

などと説明してくる。

 

「へぇー、ムール貝のコースなんて珍しいね。ムール貝づくしなの?」

 

と、最初から最後までムール貝ばっかってどうなんだよと思いつつ聞いてみた。
すると、

 

「え?え~っと…うーん…なんか、アタシも前にその店行ったことあるんだけどー、ムール貝のコースなんか無かったような気がするんだけどね、でも◯◯さんが”ムール貝のコース”って言っててねー!で、その日ちょうど旧派遣さんがこっちに戻って来るんだって!だから旧派遣さんにも声かけてて皆で行こうって事になってて~、おじさんもこっちの事務所に来るって言ってるし~…」

 

だって。

ああ、なるほどな。

そういう事なのね~。

つか、この人たちいつまで旧派遣さんを引きずる気なんだろうなぁ。

その店も旧派遣さんが行きたいって言ったのかねぇ。

 

で、よくよく聞いてみるとどうやらその店というのが結構離れた場所にあるらしく、歩いて最寄り駅まで行くのがなかなか大変そうな場所にある。

それってどうやって行ってどうやって帰れっつーんだよ。

要は、職場方面から離れていて不便ってことは、旧派遣さんの実家に近いってことなんだよね。

なんだかなぁ。

と、イマイチ気乗りしないままおばちゃんがはしゃいでいるのを横目で見ていた。

 

一番不思議なのは、おばちゃんって辞めた後も会って嬉しいくらい旧派遣さんと仲良かったんだろーか?

まぁ私が2人ともと仲良くなかったから、あの2人がどこまでの仲なのかはよくわかっていないだけかもしれんが。

 

そのおばちゃんがはしゃいでいた翌日、また朝いちでおばちゃんが

 

「ねぇねぇgoru-goruさん!昨日ムール貝行くって言ってたでしょ?!あれ日にち変更なんだって!」

 

と言ってきた。

ふ~ん、あ、そう。

変更でもその辺りの日だったら行けるし、もっとズレて月次決算に差し掛かったら行けないだけだし、別にどっちでもいいかなぁと思いながら

 

「ああ、そうなの。いつになったの?」

 

と聞くと、

 

「最初に言ってた日の前の日に変更なんだって!」

 

だって。

一日ズラしただけかい~と思いながら

 

「あー、前日にズラしたんだ。なんかあったの?」

 

と聞くと

 

「◯◯さんが、最初に言ってた日が内部監査の日っていうのすっかり忘れてたんだってー!」

 

だって。

 

は?
普通忘れますかね、そんな一大イベント。

部署によって内部監査の日が違うので、他部署の日程までは私も把握していなかったが、どうやら丁度その日が◯◯さんの部署の内部監査に当たっていたらしい。

 

本社からゾロゾロと大勢やって来て、夜には管理職連中と繰り出すはずなので、そりゃ無理だろうな。

それを忘れるとはよっぽど旧派遣さんとのお食事会が楽しみだったんだろうなぁ。

あんなロクに仕事という仕事をしていなかった人、なんでそんなに惜しまれつつだったのか不思議でならない私は、さらに謎でいっぱいになってしまった。

 

で、結局は前倒しで前日に変更て。

派遣さん、前日に帰ってきてるのかいな。

まぁあまり気にしない事にしよう。

と思っていたらおばちゃんが

 

「でね!昨日”ムール貝のコース”って言ってたんだけど、”ムール貝のコース”なんじゃなくて、コースの中にムール貝の料理が入ってるっていう意味なんだって!」

 

だって。

・・・・・・・・・・・・・・・・

まぁそうだろうなぁ。

最初から最後までムール貝って結構キツそうだしなぁ。

と思っていたらおばちゃんがすかさず

 

「アタシじゃないから!ムール貝のコースって言ったの◯◯さんだから!アタシも最初聞いたとき変だと思ったんだよね、でも◯◯さんがそう言うからそうなのかなぁと思って!アタシは違うと思ってたから!!」

 

だって。

はいはい。
そんなのどうでもいいって。

だれも「アンタ、昨日”ムール貝のコース”って言ってたじゃん!!」なんて責めないわ。

アンタじゃあるまいし。

などと考えつつ

 

「あ、そうなんだー。で、前日になったんだね、うん了解~。でも場所が遠いんだよね?どうしようかなぁ」

 

と言うと、おばちゃんは

 

「おじさんとか一緒だし、タクシーで行けばいいんじゃない?!誰かが便乗させてくれるから大丈夫だって!!」

 

と言いながらサーッとどこかへ行ってしまった。

本当にそういうところが適当で無責任なんだよなぁ、この人。

などと思いながら席に戻った。

 

おばちゃんは飲み会の日は必ず自転車で通勤してくる。

おばちゃんの自宅というのが意外と便利な場所にあって、どこからでもだいたい自転車で行ける均等な距離の場所にある。

自分がそうだから、他の人の足の不便さをあまりわかっていない所がある。

行きは皆と一緒に行くにしても、他の人とは反対方向になってしまう私はどうやって帰れっつーんだよ。

 

どうしたもんかなぁ、と考えていたその日の午後に営業の若手の男性社員が話しかけてきた。

 

「goru-goruさん、今年の忘年会の事なんですけどね、今年は全体で大々的にやるのは控えて、部署ごとにやろうかって話になってるんですよ~」

 

と言う。

へぇ、そうなんだ、と思いながら「ふんふん」と聞いていると

 

「で、ウチの部署と支社長とgoru-goruさんのところと、あと◯◯さんのところとおばちゃんもウチの方で一緒にって支社長が言ってるんで、合同でやろうかと思ってるんですよ~。◯◯日で予定してるんですけど大丈夫ですか?」

 

と聞いてくる。

え~、よりにもよってオタクの部署とですか~、ゲンナリ

この話し掛けて来た若手社員くんは感じの良い好青年なのだが、この彼と同じ部署にいる先輩や上司連中がクセの強い人ばかりで私は苦手で普段あまり接していないのだ。

 

というかさー、◯◯さんが旧派遣さんも誘って行くって言ってたのと日が近いんだよなぁ。

で、どっちも会費集めるやつなんだよ。

単なるパートのおばさんには厳しい出費だわ。

是非どちらか片方だけに参加って事にしたい。

 

というわけで、「よりにもよってだけどいかにも会社の忘年会」の方に参加することにして、◯◯さんが画策している個人的な飲み会はパスする事にしよう。

 

それを伝えるべく、翌日の昼休みに◯◯さんに

 

「◯◯さん、忘年会の話聞いた?」

 

と尋ねてみた。

◯◯さんは

 

「え?忘年会?」

 

といかにも知らない風に言っていた。

 

「昨日▲▲くんが言ってたんだけど、今年の忘年会は全体でやらずに部署ごとでやるんだって」

 

というと、◯◯さんは

 

「ああ、それは知ってるよ。それぞれ部署単位でやったらいいんでしょ?」

 

という。

どうやらそれは知っているらしい。

 

「それで、ウチと◯◯さんのところは▲▲くんの部署と一緒にやろうって支社長が言ってるんだって。支社長も一緒だからって」

 

と言うと、どうやらその話は◯◯さんも聞いていなかったようで

 

「え?そうなの?それは聞いてないよ」

 

と言う。

 

「▲▲くんがそう言ってたから聞いてみたら?でさー、おばちゃんから聞いたんだけど、◯◯さんどこかで飲み会だか食事会だかやるって言ってたでしょ?私、会社でやる方に行くから◯◯さんが行くって言ってたやつは止めておくよ。予算的に厳しいし、店の場所も遠くて行き
帰りしにくそうだからまた次の機会にね」

 

と返事しておいた。

すると◯◯さんはちょっと微妙な表情で考えていた。

そして

 

「えっと、それぞれの部署でやったらいいんだよね、忘年会?」

 

とまたこちらに尋ねてきた。
まぁ私に聞かれてもよくは知らないのだが、▲▲くんの話ではそういう話だったよね。

と思ったので

 

「そうなんじゃないの?▲▲くんの言い方では。私はどういう経緯で今年そうなったかまでは知らないけどさ。で、なんでかは知らないけどウチと◯◯さんのところは▲▲くんのところと合同だよ。私もその日大丈夫か聞かれただけで詳しくは分からないから▲▲くんに聞いてみてよ」

 

と言うと、◯◯さんは

 

「あ~・・・、そうかー・・・」

 

と沈んだように答えていた。

おそらく、私の推測だが◯◯さんは各部署で忘年会をすると聞いて自分の部署の忘年会として旧派遣さんも誘ってやろうとしたんじゃないかと思うんだなぁ。

ところが支社長の意向で営業の方の部署に組み込まれてしまったから考えこんじゃったんだろうな。

 

まぁ、旧派遣さんを誘ってのお食事会はそれはそれとしてやればいいんじゃね?

他の人も余裕がある人は参加するだろうし。

私は◯◯さんの方を断る口実が出来たので丁度良かったな。