買い物の仕方でも仕事に対する姿勢がわかるよ
これも先月の終わり頃に書きためてそのままだったので、遅ればせながらアップ。
まだ派遣さんが辞める前の話。
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先日、会社で使う備品でちょっとかさばるものを買うために、派遣さんの上司の◯◯さんにホームセンターまで車に乗せてもらえるように頼んだ。
◯◯さんは
「今度自分たちもホームセンターに行く用があるから一緒に行ったらいいよ」
と言ってくれていたので、便乗させてもらった。
派遣さんと◯◯さんは仕事柄ホームセンターでの買い物が多く、しょっちゅう2人で買い物に出ている。
いつも出て行ったら2、3時間くらいは戻って来ないので、よっぽど大量に買い込む物があるんだろうなぁと思っていた。
ちなみにそのいつも行くホームセンターは会社から歩いて10分くらいで行ける所にあるが、大量に買い込む事が多いのか、必ず2人で車で出かけている。
で、初めて2人と一緒に行ったのだが、結論から言うと、2人の様子を見ていてすっかり呆れてしまった。
聞くと、今回の2人の買い物は大量に必要なものだから事前に注文して取り寄せてもらっているのだそうだ。
ホームセンターに着いて、駐車場に車を停め、
「どうもありがとうございました~」
と言いながら降りたのだが、降り際に◯◯さんがなにやらボソボソと言っていた。
聞き取れなかったので私はそのまま降りてしまったが、降りようとしていた派遣さんがまた座席に座り直してドアを閉め、シートベルトを締め直していた。
その様子を見ながら
「???」
と思っていると、派遣さんが窓を開けて
「もうちょっとバックしま~す」
と、こちらに向かって言っていた。
突っ込み方が足りなかったらしい。
ああ、そう。
ええ~~??
それだけの事で降りかけてたのにまた座り直したん?
しかも外してたシートベルトも締め直しますかー( ゚д゚)
意味不明だと思いながら、早く自分の用事を済ませたい私は
「私、自分の買うもの見に行くから、先に店に入ってるね」
と言ってさっさと店内に入り、さっさと自分の買い物を済ませた。
どうせ取り寄せを頼んでいるのだからサービスカウンターにいるだろうと思い、買った物をぶら下げながらそちらに向かった。
行ってみると、注文品を受け取って支払を済ませるだけなのに、なにやらサービスカウンターの所でゴタついていた。
丁度私が近づいて行った時に用が終わったらしく、◯◯さんが
「しょうがないからもう行こうか」
などと言ってその場を離れようとしていた。
私が
「もう買い物終わったの?」
と2人に聞くと、派遣さんが
「なんかー、発注ミスがあったみたいでー、頼んでた数量分届いてなかったんですよぉ~」
と言った。
「え?そうなの?じゃあまた後日出直し?」
と聞くと
「もうキャンセルしたんでぇ~、この後100均に買いに行こうかって言ってたんです~」
と言う。
は?
100均でも買える物なわけ?
と思いつつ、
「100均に売ってるの?」
と聞くと
「そうなんですぅ~。本当はぁ、ここに取り寄せで注文した後に100均で見つけてぇ~、注文した分を取り消してもらおうと思ってキャンセルの電話したんですけどぉ~、キャンセル料がかかるって言われたんでぇ~、しょうがないからそのまま頼んであったんですよぉ~。でも店側の発注ミスでぇ~、数が全然足りないんでぇ~、店の責任なんでキャンセル料取らないって言うんでぇ~、じゃあ100均で買おうって事になって~・・・」
という経緯らしい。
ああ、なるほどねー。
眠くなりそうな説明を聞きながら大体把握できた。
できたのはいいんだけど、そんなに大量に発注してわざわざ2人で引き取りに来たその品物とは一体何なの?
しかも100均にも売ってるんだよね?
などと考えながら
「結局、何を何個発注してたの?」
と聞いた。
すると派遣さんは
「あ、携帯ストラップ30個ですぅ~」
だって。
会社支給の携帯電話を首から下げるタイプのストラップを、支給されている社員の数だけ発注してたんだってさ。
ええええーーーーー( ゚д゚)
・・・ストラップ30個て、軽く片手で持てるんじゃないですかね?
わざわざその為に車まで出して2人で来たと。
う~ん┌(; ̄◇ ̄)
なんなんだろ、この効率の悪さ。
なんだか一気に色んな事が頭をグルグルと巡りつつも
「あ、ああー、携帯ストラップ~。ふぅ~ん、30個だったら発注しないと無かったんだ、へぇ~・・・」
と、なんとか答えた。
派遣さんはごくごく普通に何とも思っていなさそうに
「そうなんですよ~、でもこの間100均見たらいっぱいあったんで~、急に買いに行っても多分大丈夫だと思うんですよぉ~」
と答えていた。
なんだかなぁ、と思いながら
「あ、そうなんだー、じゃあ大丈夫だねー、ははは・・・」
と引きつりながら答えた。
というか、多分引きつっていた。
取りあえず、私が買ったデカイ物を車に乗せるべく駐車場へ向かった。
「じゃ、このまま100均行くからね~」
と、◯◯さんが私の荷物を車に乗せてから言った。
ちなみに100均の店がホームセンターの隣にある。
私も付き合わされるんかい~と思いつつ、2人がそのまま行くなら車を出してもらえないのでしょうがなく付いて行った。
2人がストラップを買い物カゴに入れている間、そっちの買い物は私の方には関係ないので、自分だけグルグルと別行動で店内を見て回っていた。
数分経ってからストラップのコーナーに戻ってみると、2人はなにやらしゃがみ込んで
「こっちの方が良くないですか~?」
「付け根がこっちのタイプの方が使いやすいよ~」
などとキャッキャッとはしゃぎながら品定めをしていた。
つかさー、まだ買ってなかったん?
こりゃダメだと思って、また店内をグルグル回って、ついでに個人的に買おうと思っていた物を見つけたので自分の買い物を済ませた。
もうそろそろ終わってるだろーと思いながら、またストラップのコーナーへ行くと、
「えっと~、イチ〜、ニイ〜、サーン、・・・あと5個ですかね~、イチ、ニィ、サン・・・・」
などと2人で数を数えていた。
えー・・・( ̄д ̄;)
まだ買ってなかったん?
さすがにイラッと来たので
「まだ~?ストラップ30個買うだけなんでしょー?」
と声を掛けた。
すると派遣さんが、
「えっとぉ~、色違いで2色買わないといけないんでぇ~、選びながら数えてたんですよぉ~」
と言ってきた。
だから時間がかかってもしょうがないでしょ、と言わんばかりだな。
見ると、ストラップが数種類ぶら下がっている。
買おうとして数えている種類のストラップは2色しかなかった。
どう見ても1色を15本、もう一色を15本数えたらいいだけではないのだろうか?
例えば、派遣さんが赤を15、◯◯さんが青を15数えたらいいだけなんじゃね?
などと考えていると、
「もう数え終わったんでぇ~、これで支払ったらいいと思いますぅ~」
と言いながら、しゃがみ込んで数えていた姿勢から立ち上がってレジに向かった。
レジの所で待っていると、店の人が何十秒かでサクサクと数え終わって
「はい、全部で33点ですね」
と言っていた。
はぁ??
30買うんじゃなかったっけ??
予備で多めに買ったわけ?
と、不審に思ったが、◯◯さんはそのまま支払を終わらせていた。
派遣さんが、買ったストラップの袋を下げて駐車場へ向かっている途中で
「30個で良かったのに33個になっちゃってましたね~、ウフフッ」
と笑いながら言っていてコケそうになった。
「え?数間違ってたの?」
と聞くと、
「そうなんですよ~、ちゃんと数えたつもりだったんですけど、色違いで買おうとしてたからややこしくってぇ~、エヘヘッ」
だって。
アカン。
前から思ってたけど、この人相当ドンくさいんじゃないだろうか。
◯◯さんがちょっと足りないのは前からは分かってたんだけど、2人揃うと最強だなぁ。
つかさー、そもそもそんな物を買うだけの為にわざわざ2人で出張って、しかも車まで出して、サクサク選べず数えるのにもモタついて、だから毎回買い物に何時間もかかってたのかー。
こんな仕事をしてもらう為に入れた派遣でも無いだろーに。
まぁこれも前から思っていたが、明らかに上司である◯◯さんの指示がおかしいわけだが。
本来なら、◯◯さんが居ない間に買い物をしたり、留守番で代わりに本社なり下請け業者なりからの電話を聞いて◯◯さんに伝言を伝えたり、自分で出来る処理なら自分でやったり。
そういう事をしてもらう為に派遣を採用したんじゃないんですかね?
この派遣さん、そのどれもやろうとしないんだよなぁ。
まぁそもそも◯◯さんが、事務員というよりも秘書のように連れまわしているから、派遣さん自身イマイチ自分の役割が分かっていない所もあるのかもしれないが、それにしてもなぁ。
自分は秘書役として入ったワケじゃないのに、とか思わないんだろーか?
◯◯さんが留守のときに本社からの電話を回しても
「アタシ、電話わかんないんでぇ~」
とか言って、絶対に代わろうとしない。
しょうがないので、こっちで用件を聞くと、メールを送ったから見ておいてくれって伝えてね、というだけの電話だったり。
それくらいならおバカでも聞けるんじゃないですかね?
そもそも、本社から◯◯さん宛にかかってきて留守だと伝えると、必ずと言っていいほど、「じゃあ、もう一人の人に代わってもらえますか?」と言われるのだ。
つまり、その時点で明らかに派遣さん宛になってるんだよな。
「派遣さんに代わってくれって言ってるけど?」
と言っても、頑なに
「えー、アタシ、代わっても多分わかんないんでぇ~」
とか言って絶対に代わろうとしないのな。
こんな派遣社員いますかね?
普段は秘書役みたいな仕事してるのになぁ。
アンタがわかるわからないの問題じゃなくて、用件を聞いて上司に伝えろっつーに。
そんな事言い出したらそんな他所の部署の用件、こっちこそわからんわ。
で、派遣さんの面識のある人からだと伝えると
「あ、はい、代わりま~す」
とか言ってちゃっかり電話に出てるしね。
いいですね、出る出ないを選べて。
次に来る人はもっとテキパキした人だといいなぁ。
でも、あんまりしっかりした人だと◯◯さんとテンポが合わずにこれまた長続きしなさそうなんだよ。
派遣さんはなんだかんだ言って◯◯さんと合っていて、というか、合わせる事が出来たのか、一応そうやってはしゃぎながら買い物にも付いていく事ができたんだよねー。
私なら他にも仕事が詰まってる事もあって、即一人で行っちゃってるんだけどね。
やっぱ普段から基本がヒマだからなんだろうなぁ。
うーるーさーいーーー
先月の終わり頃に書きためてそのままになっていたので、改めてアップする。
まだ派遣さんが辞める前の話。
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そんなこんなで、残すところあと1週間ほどで辞める派遣さんだが、ちょっと手が空いているときに意識していると本当にうるさい。
ずーーーーっとおばちゃんとしゃべっている。
まあ席が向い合せな上、派遣さん自身もそうそう忙しいわけではないのでしょうがないと言えばしょうがない。
そういう席に座っているからな。
そもそもおばちゃんの位置がおかしいのだが、なぜか今の事務所に移転する時にロボットが勝手に配置を決めてしまっていて、私とおばちゃんがシマは隣だが背中合わせで近い位置になっている。
おばちゃんが座っているシマは派遣さんの部署のシマで、おばちゃんはまた別の部署の所属なのだが、なぜかそういう配置になっていた。
多分、ロボットが勝手に私とおばちゃんが仲が良いと思い込んで近くに配置したか、もしくは来客対応で出入口から近い所に女性2人を配置したかのどちらかだと思うのだが、本当に余計なお世話だった。
おばちゃんの部署のシマからでも十分来客対応はできるのだ。
近くにおばちゃんが座っているばっかりに、話は全部筒抜けになっているし、余計な口を挟んでくるしで良い事なしの状態になっている。
たまに配置換えや席替えをする事があるが、おばちゃんの位置はなぜか不動。
一番動かした方が良い人だと思うのだが、ロボット時代には全く手つかずのままで現在に至っている。
今の新上司さんはそういった配慮が全く出来ない人だと思うので、余計にそのまま放置だろうなぁ。
だが、一つおばちゃんの名誉のために述べておくと、決まって先に話し掛けているのは派遣さんの方で、おばちゃんはどちらかと言えば話し掛けられて答えている状態なのだ。
その話し掛けられた内容が、興味がある内容だったり知りたい内容だったりするから食いついておしゃべりが長くなっているだけで。
で、耳に入ってくるおしゃべりを聞いていると、決まって「どこどこに新しい店が出来た」だの「どこどこの店が美味しい」だの「どこどこの店が安い」だの、私が一番興味がない内容だったりする。
小耳に挟んだだけで「絶対に話に入りたくない」と思ってしまう内容なのだ。
この2人が揃っている飲み会に進んで参加したいと思わないのもそこが原因なのかもなぁ。
はい、話合いません。
おそらくだが、おばちゃんは私の方を気にしている所があって、「goru-goruさんが忙しくて休憩もせずに仕事をしているから自分も遊んでられない」と内心では思っているのだと思う。
休憩を取る時も、自分だけ先に休憩を切り上げてさっさと席に戻っているし、おしゃべりもある程度派遣さんに付き合ったら話を止めて仕事に戻っている。
最初は派遣さんと一緒にいつまでも休憩を取ってなかなか戻って来なかったが、さすがに周りの目を気にしだしたらしい。
まぁ社会人として当たり前っつーか、そもそもおやつ時の休憩なんか無いっていうか。
それにいつまで経っても気付かないのが派遣さんなので、そこはちょっと驚く。
ほんと、1時間くらい平気で休憩してんのな。
今現在もその調子で毎日「おやつ休憩」を取っている。
まぁどちらかと言えばそれを促している上司が悪いんだけどね。
いつも派遣さんの上司が「じゃ、そろそろ休憩にしよっか~」と派遣さんに声を掛けて、買って来たおやつを広げて休憩している。
その上司がいつまでたっても切り上げて席に戻らないので、派遣さんもそれに付き合っていつまでも休憩しているのだが、最近は上司が居なくてもいつまでも休憩して次から次へと入れ替わりでやって来る社員といつまでもおしゃべりに興じて戻って来ない。
上司に付き合うのはわかるが、「私、そろそろ戻ります」と言って戻れば済む話なんじゃないですかね?
つか、普段本当にヒマなんだろうなぁ。
私たち非正規の中で一番時給が高い人がこんなんで良いのかと日々思うんだよ。
新しく入って来る人はどんな感じなのかねぇ。
すでにあんまり期待してないんだけどさ。
いや〜、とにかく凄かった…
結局、先月末で派遣さんは退職した。
しかし、あんな送り方と送られ方、初めて見たわ。
世間の職場では普通かもしれんが、この会社に限っては…というか何というか。
まず、派遣さんの行動にビビッてしまった。
朝の更衣室で
「goru-goruさん、コレ」
と何やら包みを差し出してくる
「え?」
と言いながら受け取ると、
「goru-goruさんにはすっごくお世話になったんで~、つまらない物ですけど使ってくださいね」
などと言っている。
う~ん。
お世話した覚えはまったくないので嫌味に聞こえなくもないが、まぁ社交辞令のうちなんだろうな。
突き返すわけにもいかず、どうしたもんかと思いながら
「ええ~、私何もしてないのにこんな事してもらったら悪いよー、気遣わなくていいからね」
と一応言ってみた。
派遣さんは
「いえ、もうホントによくしてもらったし、大したものじゃないんで受け取ってください」
とグイッと差し出してくるので、元々そういったやり取りが嫌いな私はめんどくさくなって
「そうですか、いやほんとに私何もしてないんだけど、でもありがたく貰っとくね、ありがとう~」
と言って受け取った。
包みを見ると、何やら封筒らしきものがシールで張り付けられていて、表面に「goru-goruさんへ」と書かれている。
ああ~、これ絶対めんどくさいパターンのやつ。
と、見た瞬間に思ってしまった。
私が一番苦手な女子高生ノリのやつだわ。
とりあえずコレは家に帰ってからちゃんと見ることにしようと、そのまま鞄に突っ込んだ。
で、着替え終わった派遣さんを見ると両手にデカイ紙袋をぶら下げている。
ああ~、お世話になったからってんで、「皆さんで食べてくださいねー」的なやつだと一目でわかった。
それにしてもそんな両手に下げるほど大量に買って来たのかとびっくり。
結局、洋菓子の詰め合わせを3箱も買ってきていたらしく、派遣さんが去った翌日から数日間そのお菓子が休憩室に置かれていた。
で、もっと驚いたのはそのお菓子に「◯◯支社の皆さまへ」という封筒が添えられていて、皆が読めるようにお菓子の詰め合わせの横に手紙が広げて置かれていた。
なんだろうな、お手紙書くの大好きな人なのかね?
そのわりには切手についてまったくわかってなかったけどね。
んで、その手紙を読んでみると
”今までは女性ばかりの職場にいたので、男の人がたくさんいてとても楽しかったです。皆さんとても親切にしてくださって、ここでの思い出は一生忘れません。急に結婚が決まって辞める事になりましたが、皆さんもおっしゃってくださっていたように、私、絶対にシアワセになります!短い間でしたが本当にお世話になりました。こちらに戻った時には絶対に遊びに来ますね、その時はよろしくお願いします!(うろ覚え)”
だって。
まぁこの職場では嫌な思いしかしたことがない私は、気持ちがすっかりヤサグレているせいかすでにドン引き。
まぁなぁ、確かに派遣さんは今までになく周りからチヤホヤされていた事は確かで、仕事も遊びの延長みたいな楽なもんだったから、そりゃあ楽しかっただろうなぁ。
お使いで出かける時は必ず上司が車を出してくれるし、行ったら行ったでおやつを買ってくれるしで、これで私たち契約社員より時給が数百円も高いなんて、こちらとしてはまぁやってられんよなぁとしか思わなかったんだけどね。
残業してる所なんか見た事もないしな。
で、派遣さん最後の日の終礼の時に、最後の挨拶を皆の前でしていた。
「えっとぉ~、約半年間っていう短い期間でしたけどー、ホントに自分としては充実した半年間で、皆さんのおかげで楽しく過ごす事ができました。本当にありがとうございましたー。私としてはもっと続けたかったんですけどー、今回急に辞める事になってしまってー、本当に残念です。先日も、私のためにわざわざ送別会を開いてくださってー、ホントに嬉しかったです。送別会に参加できなかった人もー、今日わざわざ私のために声をかけにきてくれてー、本当にうれしかったですぅ~。これからどんどん寒くなるので、皆さんお体には十分注意してください。本当にそれだけがすっごく心配なんですぅ~。本当に私のために~、色々とありがとうございましたぁー」
だって。
キメのフレーズは「私のために~」なのかね?
まぁね、普通は「こんな会社すぐにでも辞めてやる!」みたいなパターンがほとんどの世の中で、派遣さんはかなりラッキーだったんじゃないかなぁと思うよね。
などと考えながら最後の挨拶を聞いていた。
すると派遣さんの挨拶が終わるなり、いきなり営業の管理職が
「そうだ、みんなで写真撮らない?記念になるしさー、撮ろうよ!ね、はい、みんな集合集合~」
などと言い出して、なかなか帰れない状態になってしまった。
派遣さんの上司もやたらとはしゃいでノリノリで
「そうだね、撮ろう撮ろう!」
と言い出して、そこにいた面子全員で集合写真を撮った。
なんだかなぁ。
今まで誰かが辞めたり異動になったりしたときにこんな事やってましたっけ?
最後の最後まで特別扱い感がハンパないよなぁ。
と思いながらその日は帰った。
帰ってから鞄を見ると、すっかり忘れていたが派遣さんから貰った包みと手紙が出てきた。
”あー、そういえば貰ったんだったわ”と思いながら手紙を読んでみた。
”goru-goruさんには本当にお世話になりました。いつもごはんに行ったときのgoru-goruさんの話が面白くて、本当に楽しかったです。これから寒くなりますが、体に気を付けてお仕事頑張ってくださいね(前中後かなり省略)”
だって。
つかさー、私結局派遣さんと食事に行ったのってあの韓国料理だけなんですけどね。
なんなんですかね、”いつもごはん行ったとき”って。
ま、単なる社交辞令だし、もう会う事もない人だから別にどうでもいいか~と思いながら寝た。
公私混同
私が一番嫌いな仕事の進め方がタイトルのコレである。
個人的に仲の良い人から頼まれた仕事を優先的にやるバカ。
こういう仕事の仕方をする人というのは、決まって言を翻す。
前に言ってたのと違うじゃん!というパターンが多々ある。
つまり、仲の良い人の仕事を優先的に進めたいが為に、その仕事に合わせて説がコロコロと変わるわけ。
仕事を一体何だとおもってるんだかなぁ、と私はいつも呆れるのだが、本人は至って当然といった態で平然としている。
若手くんがまさにこのタイプである。
仕事に対する姿勢がもう学生気分のままなのだ。
仲のいい人には「あ、こっちでやっときますんでイイっすよ~」と愛想よく返事をして嬉々としてやってあげているが、そうでもない人には「ちゃんと自分でやってもらわないと困りますよ」といいながら突き返している。
なんじゃそら(呆)
見事な差別主義者だねぇ。
こんな呆れた態度の若手くんであるが、実はちょっと気になる事を耳にした。
珍しくおばちゃんがわざわざ教えてくれたのだ。
台風の影響で私が休んでいた日に本社からシステム関係の部署のおエライさんが来ていたらしい。
電車が止まっていたので、若手くんも通勤できずに自宅待機でいなかった。
そのおエライさんがウチの新上司に
「いや~、若手くんなんだけどね~、ウチのシステムの方に引っ張って面倒見ようかと思ったんだけどさー、人事の評価が低いから引っ張るの止めたんだよね」
と言っていたらしい。
あーそう・・・( 一一)
まぁ知ってたけどさー、ほんとウチの支社をバカ捨て山にするのいい加減止めてもらいたいんだよね。
入れたはいいけど結局使い物にならずにウチの支社へと送り込まれてくる。
その場合、採用した人が責任持って面倒みないといけないんじゃないかなぁ。
同じニオイがするんだな
何がって、新上司と高機能さんね。
前回の記事でも分かるが、あの有り様なんだよ。
最初のうちは人当たりが良くて親切だし、備品を購入するにしてもやいの言わないし、エアコンをガンガンにかけても何もいわないし、前とは大違いでラクちんだなぁと思っていた。
が、甘かった。
様子を見ていたら、ほぼほぼ管理職の役割を果たせてないじゃんか、という事が多々ある。
何でもかんでも本社に問い合わせをせずに適当に指示を出すし、周囲への配慮をせずに勝手に決めるし。
先日は会議の日程を参加者のスケジュールを気にせずに勝手に決めて、支社長がすっかりヘソを曲げてしまっていた。
よりにもよって、支社長が外出で不在の日に設定してたんだよね。
普通は周りに配慮して皆が大丈夫そうな日に設定しませんかね。
そういう基本のキがそもそも出来ない人みたいなんだよなぁ。
まるで高機能さんじゃんか。
で、やるべき事をやらないクセに余計な事をする。
届いた郵便物の封を全部開けて中身を出して私の机の上に置いてくれている。
いやいや、これ一体どの段階のどういう状態?
んで、なんで全部私の机?
封筒もすっかり処分されていて、書類に宛名がない物は全員に聞いて回って配るハメに。
それは困るよね、という事で
「郵便物はそのまま私にくれたら振り分けしますんで、開けずに渡してください」
と頼んでおいた。
のだが、相変わらずずっと封筒から出して中身だけを丁寧に置いてくれている。
おそらく、本人なりの気の使い方らしい。
goru-goruさん忙しそうだから封筒から中身出しておいてあげよう、みたいな。
こういう人には
「迷惑なんで止めてください」
くらいはっきり言わないと通じないんだろうなぁ。
でも、親切でやってくれているのがわかるので、そんな言い方も出来ずに結局余計な仕事が増えているままになっている。
余計にgoru-goruさんの手間になっている事に気付いてくれるのを待つしかない。
気付いてくれるのかなぁ。
ファイリングもズタボロである。
本来は新上司さんの仕事なので、綴じる順番がめちゃくちゃであろうがなんであろうが私には関係ないのだが、時々「綴じておいてください」と回されてくるので困る。
いざファイルを開けて綴じようとすると、日付もナンバーもバラバラに適当に上からドンドン綴じてあって、
「普通ファイル開いたら綴じてる法則わかるんじゃね?」
と呆れ返ったわけだが、しょうがないので上から脈絡なく閉じられた分を全部外してまた正しい位置に挟んで綴じ直すハメに。
ちなみに、このファイリングはロボットの時から私がやらされていて、決算でバタバタしている時でも平気でドサーッと回してこられてイライラしていた仕事である。
さらにちなみに、私が開いて見直す事はまずない、私とは全く関係のないロボットの仕事のファイルである。
一度、ロボットに
「この綴じる仕事、忙しい時はムリなので回さないで欲しい」
と訴えた事がある。
が、サクッと却下されて
「こういう綴じるだけの簡単な仕事はgoru-goruさんがやってください」
とか言われて、結局年度末の決算時にも平気で回してきていた。
「決算が終わってからまとめて綴じてもいいですか?」
と聞くと、
「しょっちゅう繰って見るからなるべく早く綴じてください」
と言われて、そのファイリングの為にわざわざ残業した事もあるんだよな。
つかさ、簡単な仕事は私って言うんなら、普段やってる激務の原因になってる請求関係の仕事と工事の登録関係の仕事、そっちでやってもらえませんかね?
これ、全然簡単じゃないんだよ!
と、マジで怒り心頭になったわ。
新上司さんはロボットからそのまま仕事を引き継いでいるので、最初のうちはそのファイリングも私に回していた。
だが、ある時から自分でやろうと思ったらしく、私に回して来なくなった。
どうしても自分が手がはなせない時などに「お願いします」と渡してくる。
で、久しぶりにファイルを開くと上のような有り様で、結局新上司さんが綴じた分は全部綴じ直し。
しょうがないので、
「こっちで綴じますんで、渡してくださいね」
と、言っておいた。
これも郵便物と同じで、言っても自分で綴じている。
なので、もう全体を見直して綴じ直すのは止める事にした。
自分で繰ってみて探すのに苦労したら綴じ方の法則がわかるんじゃね?
つか、ずっとどういう綴じ方してるかわからない人って一体何?
これ、完全に高機能さんと同じじゃんかー。
高機能さんと違う所は、相手に悪いな~と思ってやっているにもかかわらず自分でやらかしちゃう所かなぁ。
高機能さんの場合もっと酷くて、相手に悪いと思う事なんかなかったからね。
取りあえず、もう悪いと思わなくていいから全部手付かずでこっちに欲しいんですけどね。
いつか「余計な事すんな!」って言いそうな自分がコワいわ。
通じたかどうかわからないが、取りあえず遠回しに言っておいた
ちょっと前から気になっていた休みの取り方。
前のロボットの時は、さすがというか、そもそも非正規の事を人間扱いしていないのではなから正社員とは別枠で考えていて、私が休みを取りたいと思った日に他の2人が休みの予定を入れていても、
「goru-goruさんは何も考えなくても良いので休みたい時に休んでください」
と言われて、2人が休んでいても有給休暇を取ったりしていた。
まぁ同列に扱われていない事にはちょっと思う所もあるが、一応自分の仕事の都合を鑑みて好きに休みを取れていたので
その点は良かった。
そもそもは若手くんの考え方がおかしくて、いつも自分が休んだり早退したりする時に、「goru-goruさん、僕この日休むんで、お願いしますね」とか、「goru-goruさん、僕今日用があって早く帰らせてもらうんで、あとお願いします」とか言われる。
本人は私と交代でどちらかが必ず居ないといけないと思い込んでいるようだが、私は権限もクソないただの非正規の契約社員である。
そう表現すると聞こえは良いが、要するにパートのおばさんなのだ。
なんでそういう人物を一人残して正社員が揃いも揃って休んでも大丈夫と思っているのか。
不思議でしょうがない。
もし誰かと交代でと考えるなら、若手くんは上司と交代するべきなんじゃね?
この部署には正社員は新上司さんと若手くんしか居ないんだからなぁ。
何といってもこの2人は金庫の鍵の保有者である。
前にも2人一緒に休んだおかげで金庫に保管してある切手や収入印紙が使えずに、わざわざ自分で立替えて買いに走った事がある。
この現象は高機能さんから若手くんに代わってから見られる現象だ。
高機能さんはなぜかその部分だけはちゃんと考えていたらしく、ロボットが休む時は必ず出勤していてロボットが出勤のときに休むようにしていた。
3人の中で私が一番自由が利く立場だったのだ。
ところが、今回は何も考えていない上司がやって来たおかげで、平気でポンポンと若手くんと同じ日に休んでいたりする。
結局、なんで私がそんな事やらんといかんのよ、というような事が増えた。
朝礼で各部署の予定を箇所長が伝達するのだが、他の2人が休んで居ない為、私が皆の前で発表したり。
絶対に変だよなぁ、と思っている。
で、今週の金曜日の予定に、また2人そろって年休の予定が入れられている。
またかよ~。
ちょっとは考えなさいよ、という意味を込めて新上司さんに
「今週の金曜日なんですけど、お二人が年休の予定になってるんですが、私も休んでもいいですか?」
と試しに尋ねてみた。
まぁどうしても休みたいわけではないが、OKが出たら出たで休むつもりで。
新上司さんは
「え?ああ~、う~~~ん、いやぁ、はははは・・・」
と苦笑いして答えなかった。
という事はつまり、この新上司さんも若手くんと同じ発想なんだろうなぁ。
はー、やれやれ。
というわけで、ちょっと譲って
「いや、ダメなら別にいいんですけど、どっちにしろこの日はプレミアムフライデーなんで、もともと私半休で帰る日だし絶対に出ないといけないのかなぁと思いまして・・・」
と言った。
すると新上司さんは
「あ、そうか、そうですねぇ。結局は午後からずっとここの部署は不在ってことになりますよね、う~~ん・・・ちょっと考えましょうか・・・」
と言ってきた。
いやー、考えるような事ですかね?
そこで考えちゃった時点で「ダメだこりゃ」と思っちゃったよ。
つか、そんな事はわかっていて休み入れたんじゃないんかい。
本当に配慮のない人だなぁ。
想像以上に気が回らないらしいので、参考までに一応伝えておいた。
「ロボットさんの時は、私は気にしないで休んでいいって言われてたんで、3人全員休んだ時もありましたけどね」
すると、新上司さんはちょっと驚きつつも苦笑いしながら
「ええっ、あ、そうなんですかー、ああー・・・ははは・・・」
と言って黙ってしまった。
まぁ、ロボットの時に休みが3人重なったのも要するに若手くんの認識が間違っていたせいなのだが。
その若手くんの認識をロボットはずっと改めないままだったので、本当にそれでいいんかいと思いながらも3人同時に休んでいた。
まぁ結局は休めなさそうなので、もう一つ重要事項を伝えておいた。
「まぁ、休むのがマズいなら金曜日は来る事にしますけど、その代わり切手と収入印紙、金庫から出しておいてもらえますか?前に2人とも休んで居ない時に至急で使う事があってわざわざ買いに行ったんですよ。当日の領収書じゃないと若手くんが現金くれないから立替えないといけないし、そういうのはちょっと困るんで」
と伝えておいた。
それを聞いた新上司さんは笑っていたが
「ああ~・・・、あ、そうですねぇ・・・そうか、そういう事かー・・・」
とちょっと考えていた。
結局、「じゃあ、2人が休む前日に出しておきます」という明確な返事もなかったので、全く期待できないな。
今後も2人揃って休みたい時に休んで私だけが留守番で、切手も収入印紙も出さずに必要な時はこちらで立替購入なんだろうなぁ。
自分たちは揃って休むけど、切手も印紙も預けないよってなぁ。
仕事の流れを考えたらどっちか折れるべきだろ。
結局、今回は私が譲った形になって、月曜日に休む事にした。
月曜日の方が忙しくなりそうなんだけど、もう諦めたわ。
なんか、私がこの部署のリーダーみたいになってるじゃん。
出世欲
「若手くんってさー、すっごい出世したい人なんだねー!」
と、ある日おばちゃんが話し掛けてきた。
いきなり何なんだ、と思いながら聞いていると、どうやら昼休憩の時だかに若手くんが皆の前でそういう意味の事を堂々と発言していたそうだ。
おばちゃんによると、「早く仕事全部覚えたいんすよね~」みたいなカンジで言っていて、周りは”やる気満々だなぁ”とか”向上心があっていいね”みたいな印象だったらしいのだが、最後が良くなかった。
「早く仕事覚えないと、上に上がれませんから」
と言い放っていて、その場にいた人全員がギョッとなったらしい。
いや~、まぁね、そういう考え方の人はよくいるんだけど、あんまりそうやってあからさまには言わないかなぁ。
若手くんの問題は、向上心旺盛なのは良いのだが、覚えた仕事を実践しようとしないところなんだよね。
覚えるだけ覚えたらもういいみたいで、人に振りまくって自分ではやろうとしない。
いかに楽して出世するかっていう所に重点を置いてるからなぁ、若手くんの場合。
出世して管理職になっても、部下がついて来ない管理職になってそうだよねー。
ある日、所用で社長がこちらの支社に立ち寄ることになった。
それを聞いたおばちゃんが、いきなり若手くんに向かって
「ね!ね!若手くん!社長が来るんだって!!ね!社長に話し掛けて売り込まないと!ね!ね!だって若手くん、出世したいんだもんねー!!」
と皆に聞こえるようなデカい声で喚いていた。
うわぁ~( ゚д゚)
そんな嫌らしい事をはっきり言いますか~?
それ、若手くんの印象めちゃめちゃ悪くないか?
いや、私の中では元々印象良くはないけど、それにしてもねー。
と思っていたら、若手くんと仲の良い中堅どころの社員が
「おばちゃん~、そういう言い方は良くないよ〜」
と素で注意していた。
おばちゃんって、こういう人なのよ。
”そんな事大っぴらに言うもんじゃないよ”っていうような事を平気で言っちゃうんだよなぁ。
当のおばちゃんはというと、
「えー、だって!だって!若手くん、前にそういう事言ってたし!アタシが言ったんじゃなくて、若手くんが言ってた!言った!言った!アタシじゃない!!」
と、途端にタドり出して、ひたすら自分は悪くないと主張していた。
まぁなぁ。
ついでにアンタの印象も更にダダ下がりだよねー。