goru-goru綴り

日頃のもやもやを書き綴ります

飲み会、無事終了

先週の金曜日に無事飲み会が終わった。

いつもなら飲み会があった事くらいでは記事に書かないのだが、今回は大嫌いな韓国料理、しかもコースである。

めちゃめちゃノルマが課されていて相当キツイ飲み会だよな、と行く前からゲンナリしていたのでわざわざ記事でも取り上げておく事にしよう。

 

なんだかよくわからんが、コースに鍋料理的なものが含まれていて、3種類だか4種類だかから選ぶようになっていた。

チゲと、何かと何かとサムギョプサルのうちのどれかだってー。

チゲ以外何がなんだかさっぱりわからん。

結局サムギョプサルって一体何?

 

一応派遣さんの仕切りになっているので、

 

「何が良いですかぁ~?これはぁ~、辛いやつでぇ~、こっちのはぁ~、これこれでぇ~」

 

みたいな感じで、その店の常連らしき派遣さんは良く知っていて、メニューを解説してくれる。

が、どれが来ても申し訳程度にしか箸をつけないはずの私は選びようもなく、

 

派遣さんが良いと思うやつでいいんじゃない?」

 

とだけ言っておいた。

派遣さん

 

「そうですか~?ええ~、どれにしようかなぁ~、あ、おじさん辛いのダメなんですよねぇ~?じゃあチゲとか止めといた方がいいですよね~?」

 

などと言いながら迷っている。

おじさんは、

 

「ははは、どれでもいいよ。アンタが食べたいやつ頼んでよ」

 

などと、派遣さんを立てて言っている。

派遣さん

 

「ええ~、えっと~、じゃあ~、サムギョプサルにしましょうかー、これだったら自分でタレの量とか調節できて辛くないように食べれるんで~」

 

と、結局以前から小耳に挟んでいたサムギョプサルなる物に決定。

前から言ってたくらいだし、まぁ食べたかったんだろーて。

おばちゃんも「あ、アタシもそれがいい!絶対にそれ!ね!ね!」などとはしゃいでいる。

はいはい、2人ともそれが食べたかったんだな。

 

で、そのサムギョプサルなる物の用意がされていく。

要するに、分厚く切った豚の三枚肉の焼肉なんだね、初めて知った。

薬味やらタレやらキムチなどを好みで乗せて葉っぱで巻いて食べるっていう。

 

もうさー、これだったら焼肉行った方が良かったんじゃね?

と心の中では思っても口には出さなかったわ、さすがに。

焼肉は大好きなんだけどねー。

 

んで、さすが豚バラ。

脂でギッチョンギッチョンなわけよ。

結局、私は3切れほど食べて脂っこさにギブアップ。

豚肉が嫌いなわけでは決してない。

とんかつ大好き、角煮も大好き、豚しゃぶも大好き。

でも、これはキツかったわ、脂が。

 

おじさんなんて、甘辛タレも苦手だとかで、焼いた肉をそのまま何も付けずにたべてて、これまた脂にギブアップしていた。

年寄りにはなかなかキツイ代物だったな。

 

派遣さんはさすがに自分が食べたかっただけあって、美味しい美味しいとモリモリ食ってたね。

おばちゃんも同じく美味しい美味しいとモリモリ食ってたわ。

 

他にはチヂミと、何とかいうモチと、炒めた春雨みたいなやつがあったけど、基本全部唐辛子味で食べる気ゼロ。

かろうじてチヂミと石焼ビビンバはなんとか消費できた。

 

なぜか石焼ビビンバが運ばれて来たときに、私の前に置かれた。

一つの器が3人分らしい。

置かれたのでしょうがなく焦げ目をつけつつまぜまぜし、器3つに取り分けた。

分ける時に、自分の分だけ少なく盛って、後の二つを山盛りにして渡しておいた。

この時ばかりは、まぜまぜ役が自分で良かった~と思ったな。

 

おじさんの方を見ると、おばちゃんがまぜまぜしていて、

 

「アタシこれ好き~~」

 

とか言いながら、勝手にどっさりサムギョプサルに付いてきていたキムチを放り込んでいた。

それを食べたおじさんが

 

「うわっ!辛ーーー!!」

 

と言って、結局一口食べただけでほとんど残していた。

いや、おばちゃん、人の話聞いてなかったん?

おじさん辛いのダメって最初から言ってんのに、自分が食べたいからって大量投入とかありえんだろ。

さすが、私もおじさんも韓国料理と辛いのが苦手って知ってるクセに、自分も食べたいからって派遣さんに黙ってただけあるわ~。

 

つかさー、私がまぜまぜした辛くないやつをおじさんに渡したら良かったんじゃね?

おばちゃんすっかり取り分けておじさんに渡してたから時すでに遅しだった。

“私がやっておじさんに渡してあげる”感が満載で、私も後で気付いたけどもう黙っておいた。

 

そんな感じでチビチビ食べながらビールばかり飲んでいたせいで、早い段階ですっかり満腹になってしまい絶対に自分のノルマは完遂できない状態だった。

なので、丁度都合よく遅れてきた派遣さんの上司に残りを全部

 

「はい、これ、取っておいたよ~~」

 

などと言って、振る事に成功。

 

でも、おじさんもほとんど食べてなかったので、大分残ってたなぁ。

私とおじさんがほとんど食べなかったので、派遣さんが最後まで頑張って食べようとしていたが、

 

「なんか~、ホントにノルマみたいになってきましたぁ~」

 

と、苦しそうに言っていた。

まぁ、アンタが勝手に決めた店なんだからしょうがないよね。

この残りっぷりを見て派遣さんが店選びについてどう思ったかは聞いていないのでわからない。

 

何がズッコケるって、食べてる途中でおばちゃんが

 

「もう豚はいいわぁ~、しつこ過ぎる!ね!みんなよくこんなの食べれるよね!信じらんない!ね!鶏肉頼んでよ、ね!ね!鶏肉の方が良いよね絶対!!」

 

とかデカい声で喚いててまービックリした。

アンタさっき美味しいって騒ぎながら散々食ってたじゃん。

こんなんだから娘にまで注意されるんだろうな。

 

おばちゃんがうるさいので店の人に鶏肉だけ注文出来ないか聞いてみたが、コースだし、別料金払ったとしても元々サムギョプサルという決まったメニューなので、全く別の食材の追加は出来ないといわれて断念。

店の人、断ってくれて助かった~。

もう食べれませんからー。

 

おばちゃんは不満そうで、「他のも焼きたいのに!」と最後までモンクを言っていた。

焼肉じゃないんだから、焼きたい物を追加で注文とか出来ないんだってば。

この人、なんでこんなに恥ずかしいの?

 

あと驚いたのは、派遣さんが“鏡月のナントカ割り”ってのを頼んでて、この人って全然ネットのニュースとか見ないんだろうなぁ、と逆に感心してしまった。

これ、別の記事に書いてもいいくらいのネタなんだけど、イルカ漁の事も知らなかったんだよね、派遣さんって。

この34歳、ホントに大丈夫なのかねぇ。

つか、世間の大半の人がこんなもんなのかもしれんなぁ。

 

結局、私とおじさんがほとんど食べれなかったので結構残ってしまって、飲み物も、おじさんとおばちゃんが4、5杯、私と派遣さんが2杯、派遣さんの上司は飲めないのでウーロン茶1杯で、コースで飲み放題にした意味あるの?と思ってしまった。

これ、コースじゃなかったら絶対に残らなかったよね。

 

んで、その店のビールがプレモルだったせいで、コクがありすぎてキレがなさすぎて後口が全然サッパリしないまま店を出た。

ほとんど唐辛子味とコッテリ豚脂のくせに置いてるビールがプレモルだけとか、ナメとんのかと。

唐辛子にプレモルなんか勿体ないからやめた方がいいんじゃね?

 

そんなこんなで胃もたれしながら店を出たら、中途半端な時間でもあるし、私はそのまま家に帰った。

他の人は次の店に行ったみたいだったけど、とりあえず地獄の飲み会はこれで終了。

はー、これでもう韓国料理に行かなくて済むわ~。