逆マイクロマネジメント
「マイクロマネジメントとは、業務のあらゆる手順を監督し、意志決定を部下に任せないスタンスのマネジメント方法を指します。」
ダイヤモンドオンラインの記事で紹介されていて印象的だったので取り上げてみる。
紹介されていた事例は、
「上司に”君に任せるから好きにやってくれ”と言われたのに、後から事細かく指示をされて日々ストレスを感じている若手社員」
という内容だった。
つまり、後からネチネチ細かい事言うなら、最初に「好きにやれ」とかカッコつけて言ってんじゃねーよ!
という事である。
なぜ印象的だったのかというと、ロボットが正にこのタイプの上司だからである。
最初に「自分のやり方でいいからやって」と言う割に、後から手直しだらけで結局最初にやった痕跡が全然残ってないじゃん!という失礼極まりない修正を容赦なくしてくる。
その後もいちいち細かく指示を出してきて、本当に面倒くさい。
そういうどうでもいい所はハショッてもバチは当たらないと思うけど、と思うくらい指示が細かくて鬱陶しい。
おまけに融通が利かない。
まぁ要するに肝が小さいんだな。
どうやら、「責任は全部オレがとるから好きにやりなさい」という発想には至らず、「オレの失点になったらどうするんだよ」と日々思いながら部下に指示を出しているらしい。
つまり、「そんなんで何で管理職やってるの?」という、まったく器でない人物が管理職になっている摩訶不思議な人事なのだ。
ダイヤモンドオンラインの上記記事では、それに対処するにはどうすれば良いかが書かれていた。
《以下抜粋》
「上司からマイクロマネジメントを受ける前に、細かな「報告・連絡・相談」を行うのです。すると、不思議なことに、
「もう細かな報告はいいから、任せるよ」
と言い出したりします。上司は部下の行動のなかでも見えない部分に不安を感じる習性があります。ゆえに任せられず、マイクロマネジメントをしてしまうのでしょう。
ところが、どんな些細なことでも報告してくる部下には不安を感じる度合が低くなります。そこで、任せてくれなかった上司が口だけでなく、本当に任せてくれる状態になるのです」
《抜粋終わり》
は~、なるほどなぁ~~~。
っつーか、私、ロボットに対してまるっきりコレやってるわーー。
と、自分でちゃんと対策出来ていた事にちょっと驚き。
その都度、どうでもいい事までいちいち「報・連・相」している。
それどころか、指示が的確でないというところにまで突っ込んで、「もっとちゃんと細かく指示してもらわないと困ります」と、更なる細かさを要求しているくらいである。
で、ついにはロボットに
「いや、もう本当にgoru-goruさんに任せますから、やりやすい様にやってくれて良いですよ」
とまで言わしめた程である。
それに対する私の返しはというと、
「それは困ります。私、責任者ではありませんので。ちゃんと報告を聞いてもらわないと次の処理が出来ませんから」
「最初にちゃんと細かく指示してもらわないと、またやり直しになるじゃないですかー。何回やり直しさせるんですか」
と、事細かな「報・連・相」と「指示ミス突っ込み」をずっと続けていて、ロボットがゲンナリしているのも実はわかっているのだ。
本来なら自分でも面倒なのに、ロボットへの攻撃ならいちいち細かく突っ込み返すことが苦でなくなる不思議w
そして、ロボットがゲンナリする度に私のストレスはどんどん発散され軽くなる。
まぁ要するに、私の根性はババである故、仕返しと嫌がらせを兼ねてロボットに合わせているのである。
つまり、逆パワハラならぬ、逆マイクロマネジメントである。
「そっちがそこまでマイクロマネジメントで締めつけてくるなら、こっちもマイクロで対抗」である。
わからぬ輩には同じ目に遭わせてやるしかないのだ。
これでストレス発散している私って、本当に鬼だなぁw
そういえばこの間ロボットが「胃の調子が良くない」って言ってたけど、大丈夫かな?