goru-goru綴り

日頃のもやもやを書き綴ります

胡蝶蘭の近況

実は2月の初め頃にこの記事を書いて、バタバタしていた為アップ出来ずにいたので、改めて今エントリーしておこう。

というワケなので、記事内容は2月時点での胡蝶蘭の様子である。

 

さて、久々に胡蝶蘭の状況を記事にまとめてみる。

 

花が終わっていきなり季節外れに新芽が伸びてきた胡蝶蘭だが、やはりちゃんと肥料をやっていなかったのと、真冬の寒さのせいかイマイチ伸びは遅いような気がする。

 

室内に置いてあるとはいえ、夜誰もいない事務所は冷え込むと思われる。

しかも、プラ鉢の株などは前回の花が終わって切ったあとの茎から芽が出ていて、細くて小さい茎がヒョロヒョロと伸びている。

そんな所で栄養を使い果たさなくてもいいのになぁと思わんでもないが、出たものはしょうがないのでそのまま水やりを続け、今の時期に肥料をやってもいいものかと思いながら超薄めの液肥をたまにやっている。

 

その甲斐あってか、小さいながらも蕾がついていた。

はっきり蕾の形がわかるようになっていたのは一番最初に芽が出たプラ鉢の株。

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今のところ蕾が4つ確認できる。

まだ伸びそうなので、後から数は増えるかもしれない。

 

小さい方の水苔の鉢は、変な位置の葉が枯れ始めた。

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いつもなら新しい葉が上から伸びてきて、一番下の葉が枯れて入れ替わるようになっているのだが、なぜか下から2番目の葉が枯れ始めた。

また変な病気になったかと心配したが、枯れ始めた葉のみがカラカラになって、よくよく見てみると上から新しい葉が出始めていた。

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いつもの入れ替わりが順番飛ばしになっただけなのかもしれない。

よくわからんが。

芽は順調に伸びているようだが、蕾はまだ付いていない。

 

今回一番賢く成長しているのは大きい方の水苔の鉢かもしれない。

他の2つよりも遅く芽が出始めたためか、最初に芽が出てからほとんど伸びていない。

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前回の記事をアップした時は、この大きい方の水苔の株はまだ発芽していなかった。


おそらく、芽が出始めてすぐに寒さのせいで成長を止めたのではないかと思われる。

 

以前、引っ越す前にプラ鉢の株を家に持って帰って育てていた。

その時も、同じような伸び方だった。

寒くなり始めた変な時期に芽が出てしまったが、伸び方が遅くて結局は会社に持って行ってからどんどん伸び出した。

これは、私が3月の初めに引っ越して置き場がなくなるため、しょうがなくまた会社に持って行った2月の終わり頃から伸びだした。

環境の変化もあるかもしれないが、おそらく温度に原因があると思われる。

自宅に置いていた時は、昼間ずっと誰もいない冷えた部屋で、夜にやっと暖房を着けるがまたすぐに寝る時間には消してしまう。

毎日その繰り返しだったので、基本的にはずっと寒い部屋に置かれている状態だったのだ。

 

会社に持って行ってからは、窓際の日当たりの良い所に置いてブラインド越しに日を当てていたのもあってか、ドンドン伸びて4月頃に花が咲いていた。

 

11月頃に芽が出始めたので、それを考えると明らかに成長が遅かった。

確か、元々会社に置いてあった水苔の2鉢はその後芽が出て2~3ヶ月で花が咲いていたと思う。

胡蝶蘭って、そうやって自分で環境に合わせて成長の仕方を変えれるのかもなぁ。

それにしても今回は発芽しすぎだと思うよ。

茶色くなっててビックリした

今週になっておばちゃんの髪の毛が茶色くなっていて驚いた。

茶色く染めたんだろうという事はわかるのだが、驚いたのには理由がある。

 

私は元々若い時から美容師の勧めもあっていつも明るめの茶色に髪を染めていた。

今までどの職場でも何も言われなかったし、他にも私よりもっと茶色く染めていた人もいたので気にしたことがなかった。

 

ところが、今の職場に入社してから美容院で茶色く染めた時、出勤後に上司に呼び出されて

 

「うちでは金髪は認めてないんですよ。他の人の手前もあるし、なんとかしてくださいね、ソレ」

 

と注意を受けたのだ。

別に金髪に染めたわけではなく、いわゆる暗めの栗色くらいの茶色だったワケだがそれでも注意されたのだ。

ちなみに注意してきたのは、今から数えると前任の前任の上司。

以前の記事で”前任上司”として登場した、あのハラスメント上司である。

その前の上司からはそういう注意は一切受けた事がなかったので、明らかに嫌がらせだと思った。

 

ムカついたのでその事を早速おばちゃんに報告しに行った。

するとおばちゃんは

 

「そんなの当たり前じゃん!親会社では染めるの禁止なんだよ?!染めるんだったら黒じゃないと怒られるに決まってるじゃん!バッカじゃない?!」

 

と大声で罵倒してきた。

 

え~( ゚д゚)

そんな事初めて聞いたわ。

 

続けて

 

「前に◆◆くん(若手の現場作業の社員)も茶色くしてたから、前任管理職に無理矢理黒く染められたんだよ?!知らないの?!そんな事があったのによく茶色に染めたよね!ね!」

 

と言われた。

ますますそんな話知らなかったんですけどね。

 

ちなみに前任管理職とは、おばちゃんの上司の前任者で、思いっきりパワハラを発揮していたとんでもない上司の事である。

前に記事でも登場した事があると思う。

 

この時は愚痴を聞いてもらおうと思っておばちゃんにこの話をしたのだが、まったく話が通じずに逆におばちゃんにまで罵倒されてしまい、話し相手がいない状態になった。

嫌がらせでイチャモンをつけられているとは思ったが、上司に言われてはしょうがないので次の休みに再度美容院で黒く染め直してもらった。

 

まぁそういう経緯があったので、今回おばちゃんが茶色く染めてきた事に驚いたわけ。

私はいつも思うのだが、ここの人って記憶喪失の人が多すぎるような気がするわ。

自分の発言に責任持つ人なんて皆無なんだよね。

アンタ前に自分で言ってたじゃん、というブーメランが多すぎる。

今こそ私が「そんなのダメに決まってるじゃん!」とかおばちゃんに向かって言うべきなのかなぁ。

 

ちなみに、そうやって私は以前茶髪を注意されたのだが、注意された直後に毎月本社から配布される社内報の冊子を見ると、明らかにこの人茶髪だよなぁ、という本社や他の支社の女子社員が写っていたりして、完全に嫌がらせで注意されたことがはっきり分かった。

 

おばちゃんが言っていた「親会社では茶髪禁止」というのも、その後怪しい事がわかった。

たまに請求書を届けに親会社に行く事があるが、普通に茶髪の人が何人もいるからだ。

まぁ、現場作業の男性社員がチャラい茶髪だと規律が乱れている印象を受けるし、安全面で信用が無くなったりという事もあるのでわからんでもないが、事務職の女性社員には適用していないんじゃないのか?

結局は言いがかりだよなぁとは思ったが、また何かのキッカケで嫌がらせを受けるのもイヤなので、その後はずっと黒く染めている。

 

最近は白髪が増えてきたので染める機会も増えて、その度に美容師からは「茶色にしなよ~、黒って難しいんだよ?」と言われるのだが、頑なに「会社で禁止されてるから」と黒く染める事にしているのだ。

絶対に似合ってないのはわかるんだけど、しょうがない。

 

で、今回なぜおばちゃんは突然茶色に染めて来たのか。

実は思い当たるフシが有り過ぎて笑えるレベルなのだ。

 

先週の休みの日、私の方が先に白髪が目立ってきたので黒く染めた。

休み明けに出社してから、現派遣さん

 

「あー、goru-goruさん染めたんですね~。キレイに染まってますねぇ、なんかツヤツヤしてますよ」

 

と話し掛けられたのだ。

その時に、これこれこういう種類の毛染めで色の種類がどーのこーので、などと色々話していてその話の中で

 

「いつもやってもらってる美容師さんが言うにはね、黒が似合う人って実は結構少ないらしいよ。私もいつも茶色くしろって勧められるんだけど、あんまり茶色にするのもマズイから前までは黒っぽい茶色とかにしてたんだよね。でも今使ってる髪が痛まないっていう種類の毛染めが色の種類がすくなくてさー、黒っぽいやつって言ったら”黒”しかないんだよね。もうしょうがないから似合わないけど黒でやってもらってるの」

 

というと現派遣さん

 

「えっ?そうなんですか?日本人なんてみんな黒いから黒似合うんじゃないんですか?あー、でも真っ黒の人っていないのか。よく見たら茶色とか光が当たったら茶色ですもんね~。そーか、なるほどなぁ~」

 

と納得していた。

 

「そうそう。よっぽど色白の人とか、普段から厚化粧のバッチリメイクで地肌の色がわからなくなってる人しか似合わないらしいよww茶色くした方が頭が小さく見えるし、白髪が目立たないんだって」

 

というと、現派遣さん

 

「え~、アタシも茶色っぽくしようかなぁ、黒は絶対ムリっすね〜ww」

 

と笑いながら言っていた。

ちなみに現派遣さんは染めていなくて元々の自分の髪色である。

 

この会話をおばちゃんが後ろのシマで聞いていないワケがないのだ。

ちなみにおばちゃんはいつも黒く染めていた。

光に当たっても黒にしか見えなかったので、真っ黒にしていたんだと思う。

ところが、私と現派遣さんの会話を聞いた翌週、いきなり茶髪に変身してきた。

 

これが笑わずにいられよーかwww

 

 

電子保存

近頃はペーパーレスとかなんとかで、なんでもかんでも電子保存に移行しているんだよね。

ウチの会社も今年度から保管書類を電子保存に切り替えるとかで、今頃になってその対応に追われている。

 

何か事を起こすたびに思うのだが、もうちょっと切り替える時期とか考えてやったらどうなんだろうな。

他所の会社はちゃんとそういうのを考えて実行してると思うんだけどね。

 

今年度分から保存する書類をスキャンしてそれをネットワーク上に設けられた本社のサーバーに移していく作業を任されたのだが、今一体何月だと思ってるんだろーか。

今年度分からって言うならせめて夏くらいから実行出来るように進めておいてくれないと、毎月出るような書類は過去に遡ってスキャンしないといけないじゃんか。

おかげで過去何ヶ月も遡ってファイルから外してスキャン取って、またファイルに戻して、またファイルから外してスキャン取って・・・の繰り返しだよ。

こういうところがイチイチどんくさい会社だなぁといつも思う。

 

昨年、新たに経理システムを導入したのだが、その新旧の移行も思いっきり決算とかぶさっていた。

いきなり慣れていない新システムで決算業務を行うという暴挙に出たのだ。

 

本社の財務・経理連中もシステムに慣れていないからというので、自分たちが余裕を持って処理出来るようにと各支社の締め切りを思いっきり早めてきたせいで、いつにも増してドタバタで残業が続いたのだ。

 

先々を読む力がない人ばかりが本社には揃いも揃ったりなのかね。

他所の会社も似たり寄ったりなのかなぁ。

 

そういった時期を考えない移行というのにも疑問がいっぱいだが、それに加えて今の上司の責任感の無さにはもう呆れて言葉も出なかったなぁ。

 

「とりあえず僕の方で電子保存が必要かと思われる書類はスキャンして共有フォルダーにPDF保存してあるんで、あとはgoru-goruさんの方で本社の共有フォルダーの方に移しておいてもらえますか?」

 

と今の新上司さんに言われた。

よくわからないまま、新上司さんが保存したフォルダーを開いて確認してみると、きちんと月ごとに分けられたフォルダーがある。

その中にこれまたきちんとタイトルが付けられたフォルダーがあり、その一つを開くとまたきちんとタイトルが付けられた書類が保存されていた。

 

本社から配布されていた”電子保存をするべき書類のリスト”と見比べると、電子保存の必要がない書類もPDF化されてそのフォルダーに入れられていた。

これ、保存しなくていいやつじゃないの?と思いながら新上司さんに尋ねた。

すると

 

「あ、何が要るのかわからなかったんで、とりあえず全部スキャン取ったんですよー。要・不要はgoru-goruさんの方で判断して必要な書類だけ移してもらえますか?」

 

だって。

いやいやいや。

なんで一番下っ端で権限を持たない私がその判断をしないといけないんですかね?

なんかおかしくね?

 

普通はさ、私が一気に必要かなぁと思われるものをスキャンして、スキャンされたものを確認して取捨するのはアンタの役目なんじゃね?

もしくは最初からどれをスキャンすべきかを先に取捨してから私に渡すとかさ。

 

と思ったので、

 

「その判断は私じゃなくて管理者の人がやらないとダメなんじゃないですか?必要な物を提示してもらって、それを私が移していくって言うんだったらわかりますけど。そうじゃないと、私自身が関わってない書類の事は内容もわかりませんし」

 

と言った。

すると新上司さんは

 

「あー、ああ、そうですか、う~ん。あ、じゃあ、とりあえず僕がスキャン取ったやつは必要なものだけ移行してもらえますか?不要な物は消去しておいてもらっていいんで~」

 

という謎の返答が。

だーかーらー、それだとさっきの繰り返しじゃんか。

必要か不要かはそっちで判断しろっつってんだよ!

とキレそうになったが、この人、本当に自分の役割がわかってないんだなぁと諦めて

 

「そうですか。いいです、じゃあ取りあえずこちらで分かる物は移していきますんで、分からないものはその都度尋ねます。それでいいですか?」

 

と言うと、

 

「あ、はい、それでお願いします!」

 

だって。

前から思ってたんだけどさー、この人って本当に最終処理を自分でやるの嫌がるんだよ。

最後を自分でやっちゃうと自分の責任になるからそれが嫌なんだろうなぁというのはわかる。

でもそれがこの人の仕事だからなぁ。

その分の対価を受け取っている限りはやらないといかんでしょ。

 

いつまで経っても責任感のある上司らしい上司には一向に巡り合えないんだよなぁ。

などと思いながらも、しょうがなくデータの移動をやり始めた。

 

いくつか分けられたフォルダーを順番に開いていくと、イチイチきっちりとタイトルが付けられていて几帳面に分類保存されていた。

つかさ、一応不要だろうなというフォルダーは消去してその他を見てみると「あとはそのまま本社のフォルダーにドラッグするだけじゃん」という状態にキレイに整理されていたのだった。

 

マジ呆れるわ~。

わざわざ共有フォルダーにキレイに保存しなくても、そのまま本社のフォルダーに入れればいいだけじゃん。

そこまでしてまで最終処理やりたくないんかい。

 

呆れながらも、本当にどこもいじらずにそのままドラッグして移動しておいた。

 

その他の必要書類で若手くんが携わっている書類はどこにファイルされているのかすら知らないので、

 

「私がやってる仕事の書類はこちらでPDFにして保存しておきますので、その他のものは若手くんとも相談してスキャンしておいてもらえますか?私の方で確認して移動しておきますのでスキャン出来たら言ってください」

 

と言った。

すると新上司さんは

 

「はい、わかりました!スキャン出来たら報告します!」

 

だって。

あのさ、これって逆だよね?

なんで私が指示出して新上司さんが雑用やる形になってるんだよ。

正当な対価って一体なんなんですかね?

 

話、通じない

前回、職場で『日本国紀』を知らない人ばかりで驚いた記事を書いた。

こんな感じで、身近に話の通じる人がいないというのは実は結構しんどかったりする。

 

そんな中で、休憩中に動画の話をしていて少しだけ話の通じる人が現れた。

設計担当の中堅どころの社員である。

よくよく話を聞いてみると、この人は家でしょっちゅう動画サイトを見ているらしい。

どうせ有名どころのユーチューバーの動画ばかり見てるんだろうなぁと思っていたら、

 

「関西生コンってヤバいよね」

 

とポロッと言い出したのだ。

丁度、関西生コンから次々と逮捕者が出た頃で、うわ、初めて関西生コンの事を知ってる人がいた!と最初は喜んだ。

 

ところが、よくよく聞いていると

 

労働争議やってるみたいなんだけど、あれはやり過ぎだよね、もうちょっと落ち着いてやればいいのに」

 

とか言い出してひっくり返りそうになった。

 

ええ??

いやいや、そういう話じゃなくてさー、逮捕者が二十数名にも上ってんだけど・・・( ゚д゚)

 

「あー、いやまあ労働組合だからそうかもしれないけど、あそこから大量に逮捕者出てるんだよね」

 

と言うと、

 

「えー?そうなの?なんかやったの?」

 

と、逮捕者が出た事を全く知らなかった。

なんだろな、この中途半端な知識。

 

「いや、一応生コン業者に対して業務妨害を行ったって事で逮捕されてんだけど、色々闇が深そうだから他にも出てくるんじゃないかなぁ」

 

と答えた。

するとその社員は

 

「えー、あれってそんなヤバいとこだったの?なんか変だなぁとは思ってたんだけどね」

 

と言う。

知らずに”ヤバい”とか言ってたってか?

そもそもこの人はなんでヤバいと思ったんだろう?

 

「まぁね、色々言われてるよね、ツジモトキヨミと関係が深いとか。そういうのも色々出てくるかもね」

 

と言うと

 

「ああ!ツジモト!アレはヤバいっしょ~」

 

と言う。

それは知ってるのか。

と思いながら

 

「そうそう、ツジモト。実はもっと別の大物もいるらしいんだけどはっきり名前は出ないんだよね。ネットでは福◯哲◯のことじゃないかって言われてるけどね。福◯哲◯なんて全然大物じゃないじゃんかってちょっと思ったんだけどねー」

 

と言うと

 

「え?福◯哲◯って誰?」

 

だって。

マジでコケそうになったわ。

 

ネットや動画をしょっちゅう見てる人でもこんなカンジなんだよなぁ。

 

でも、
足立康史の国会の動画が面白い」

 

とか

 

鳥肌実とか大本営八俵の動画が面白い」

 

とか言ってて、「じゃあ知ってるんじゃん?」とばかりに

 

虎ノ門ニュース見てる?報道特注は?」

 

と聞いても

 

「え?何それ?」

 

と言われる始末。

 

なんなんだろー、このまだらな知識。

もうひと息なんだけどなぁ。

などと思いつつ、なんで関西生コンを知っていたのかを聞いてみた。

 

「たまたま車で走ってたら赤と青のケバいワゴン車が走ってるのを見かけて、何かと思ってネットで調べたから知ってた」

 

だって。

で、調べたら労働組合だった事がわかって、たまたま動画でちょっと激しめの労働争議をやってる場面を見かけたんだって。

で、その人の知識はそこで終わってるんだよな~。

 

なんでそこからもっと突っ込んで色々と検索しないのかね。

つか検索するときに他に候補上がってると思うんだけどなぁ。

 

そういえばこの人、モリカケのときも

 

「絶対にアキエが悪いに決まってる」

 

とか決めつけて言ってたんだよね。

案の定、石破4条件の事も知らなかったしなぁ。

 

目覚めって、ある線から先に突っ込んでいくかどうかで決まるもんなんだね。

本人にその気が無かったらそこで止まるわな、そりゃあ。

 

『日本国紀』を皆知らなかった

私は今までのエントリー記事でもちょこちょこ書いてきた通り、保守側の考え方をする方だ。

だが、今の職場にはそういう考えの人がほぼ皆無である。

ということは、パヨク連中ばかりが周囲にウヨウヨいるのかといえばそうではなく、所謂「お花畑」と言われる人しか職場にはいない。

 

ちょっと時事ニュースを話題にしてもほとんどの人が知らなかったり、たまたま政治的な話になっても、完全にテレビの影響を受けてるよね、というような返事しか返ってこない。

皆、自分の生活でいっぱいいっぱいで、そんなことに構ってられないんだろうなぁとは思うものの、一人でも話の通じる人がいても良さそうなもんだが、今の職場では0なのである。

それはそれで珍しいような気もする。

 

それをしみじみと感じたのは、百田尚樹氏の著書『日本国紀』の事を話題にしたときである。

『日本国紀』は前に購入したが、その後に出版された『副読本』の方はまだ買っていなかった。

そこで、何の気なしに

 

「そういえば『副読本』買ってなかったから買いにいかないと~」

 

と職場の人何人かと話しているときに言った。

すると話していた相手の人が

 

「え?『副読本』って?」

 

と聞いて来た。

 

「ああ、『日本国紀の副読本』、先月出たんだけど買うの忘れてた」

 

と答えた。

するとその場にいた人たちは皆

 

「え?ニホンコクキ?え?何それ?」

 

と、初めて聞いたように尋ねてきた。

 

えええ~~(;゜Д゜)

今やものすごい売れ行きで本屋にズラーーーッと並んでいるわけだが、皆知らんのかー。

 

そもそも本を読む習慣が無い人は知らないかもしれんが・・・。

つか、私が世間からズレているような気がしないでもない。

テレビも新聞も見ずにニュースはネットを見るだけなので、世間で何をどう報道されているかをよく知らないのだ。

 

本屋へ足を運ぶ人は店頭で見かけて知っていても、本屋へ行かない人は知らないのかもなぁ。

テレビでは取り上げられてなさそうだしな。

 

一応軽く説明しておこうと

 

「今物凄く売れてる本で『日本国紀』っていうのがあって、その本について作者と編集者が対談した本が『日本国紀の副読本』」

 

と言った。

すると、話していたうちの一人が

 

「へぇ~、オレ本なんてマンガしか読まないからなぁ。goru-goruさん、ちゃんと読書してるんだ、すごいね」

 

と言った。

まぁ私も元々読書家だったわけではなく、最近になってそういう保守論客の本をちょこちょこ読むようになっただけである。

 

なんかさ、よくわからんが一般的にはこんなもんなのかなぁ。

それにしてもウチの会社は特にその辺の興味が薄い人が揃いも揃ったりなような気がしないでもないな。

 

不思議ちゃん

これも去年書き溜めて激務のあまりエントリー出来ずにいた記事。

忘れないうちにアップしておこう。

 

派遣さんを交えての食事会が終わってから数日、久しぶりに旧派遣さんの顔を見たせいか色んな事を思い出してしまいドンヨリとした気分になってしまった。

 

いつも喫煙室でおしゃべりをしている現場作業員の若い男性社員に旧派遣さんの話をしてみた。

 

「この間、久しぶりに旧派遣さんの顔見て色々思い出してたんだけどさー、実のところ私あの人ちょっと不思議ちゃんだったから苦手だったんだよね。でも他の人は皆旧派遣さんのこと気に入ってたみたいだったから黙ってたけどさ」

 

と言うと、その男性社員☆☆くんは

 

「ああ、あの人ね~、いや、あんなの普通に不思議ちゃんでしょ、どう見ても。ロクロク仕事も出来なさそうだし、ニコニコしてるだけでのんきそうにしてるし。まぁオレは休憩の時にちょこっとしゃべってたくらいだからいいですけど、一緒に仕事してたら別の印象だったかもしれませんしねー。まぁ、言動見てたら良いウチのお嬢さんなんだろうなぁって思ってましたよ」

 

と言っていた。

意外な発言に驚いて、

 

「え?そういう感想?いつも皆仲良さそうにしゃべってたから全然そんな風に思ってないと思ってたわ。まぁ直接仕事で絡みがなかったらそんなもんなのかもねぇ」

 

と言うと、☆☆くんが

 

「goru-goruさんもそうそう絡みなかったんじゃないですか?同じ部署じゃないし」

 

と聞いてきた。

 

「まぁね、ガチの絡みはないんだけど、電話の取次ぎやなんかでは結構実害被ってたからね~。あの人電話代わってくれなくてホント困ったことがあってさー。周囲の人には愛想がいいのになんであんなに頑なに電話に出たがらないのか不思議でしょうがなかったわ」

 

と言うと☆☆くんが

 

「ああ、そうか、旧派遣さんの部署とgoru-goruさんの部署って電話番号同じですよねそういえば」

 

と言う。

 

「そう。こっちにかかってくる電話ってほとんどが◯◯さん(旧派遣さんの上司)宛なんだよね。ウチの部署も私以外の2人がアレだからさ~、全然電話取ってくれなくて結局私一人で電話応対してるんだよね」

 

と言うと、☆☆くんは

 

「あー、あの2人も全然電話取らないっすよねぇ~。goru-goruさんが席に居ない時ずっと鳴りっぱなしで、しょうがないからオレ取った事ありますもん。2人とも席にいるのに。そういえば旧派遣さんも全然電話取ってませんでしたね」

 

と言う。

あー、ほんと迷惑かけまくってて申し訳ないわ。

 

「まぁ鳴ってる電話を取らないのはいいんだけどさぁ、多分上司から電話取れって言われてないんだろうし。そりゃ取ってくれたら助かるっちゃ助かるんだけど。でもさー、旧派遣さんの部署宛の電話をこっちから回した時は代わって欲しいと思ったかなぁ」

 

と言うと、

 

「え?自分宛の電話にも出ないって事ですか?」

 

と聞いてくる。

 

「自分宛っていうか、そもそも本社から◯◯さん宛の電話ばっかりなんだけどね。留守だって言うと”じゃあ◯◯さんの部署の人で他に誰かいませんか?”って言われるからさ、旧派遣さんにそう言って電話回そうとしたんだよ。そしたら”え~、アタシぃ~、電話わかんないんでぇ~”とか言って絶対に代わってくれないワケよ。しょうがないからこっちで用件聞いたらさ、”◯◯さんにメール送ってあるんで戻ったら至急見て欲しいって伝えてもらえますか?”っていう単なるの伝言なんだよね。そりゃそうでしょ。ただの派遣で助手みたいな仕事してる人に難しい仕事振るワケないじゃん。◯◯さんがいない時の留守番してるんだからさ、それくらい出ろっつーんだよ。なんでこっちでイチイチ用件聞かないといけないのよと思うしさ。今日◯◯さんがどこに行ってて何時に戻るのかもこっちは知らないのにさ~」

 

と言うと、☆☆くんが

 

「ああ~、なるほどね~、そりゃウザいですねぇ。部署が違っててもそういう所で実害が出てたワケっすかー。んで、goru-goruさん結構我慢して耐えてたんすね。でもそんなに電話出たくないもんですかねぇ」

 

と言う。

 

「まぁ、今までそういう仕事をしてなかったから慣れてないんだろうねぇ。じゃあ今慣れろよ、としか思わないんだけどね。派遣で即戦力として来てもらってるワケだからさぁ。でもさ、知ってる人からの電話だったら普通に出てるんだよ。前にどこどこ社の▲▲さんから◯◯さん宛に電話があってさ、その時も◯◯さん留守で、そう言ったら”じゃあ旧派遣さんに代わってもらえるかな?”って言われてさー。回しても出るかなぁと思いながら旧派遣さんに電話振ったんだよ。そしたら”はーい、代わりま~す”とか言ってフツーに代わってんのよ。知ってる人からの電話だったらすぐに代るんだよね。何選んでるんだよと思ったわ」

 

と言うと、☆☆くんが

 

「えー、なんなんすかそれwやりたい仕事だけ選んでやってるって事っすか~、いいご身分ですね~wそりゃgoru-goruさんも溜まりますよね~」

 

と笑っていた。

いやホント、笑うしかなかったわ。

 

「一時期社内で色々あって◯◯さんの部署が劇的に忙しくなったじゃん。◯◯さんほとんど外出ばっかりであちこち飛び回っててさー、そういう時に限って本社やら親会社やらグループ会社からジャンジャン◯◯さん宛に電話がかかってきてさー、ウチの他の2人は全然電話取ってくれないし、旧派遣さんに回そうとしても代わってくれないからこっちで伝言聞いていちいちメモ書いて貼ってさー、丁度中間決算でこっちもバタバタしてる時期だったからホント勘弁してくれよと思ったわ。一日中電話取ってメモ書いてたよあの時。旧派遣さんは何事もなかったみたいに涼しい顔してフツーに定時で帰ってるしさー。結局自分の仕事は就業時間終わってからやってる状態だったんだよね」

 

と言うと、☆☆くんは

 

「うわ~、なんなんすかそれ、エグいっすねぇ~。でもそれって◯◯さんがちゃんと仕事の指示してないのも悪いんじゃないんすか?電話かかってきたらちゃんと用件聞いとけみたいな」

 

と言う。

確かにそれもある。

だが、◯◯さんはその辺を全く気にしていなかった。

◯◯さんは◯◯さんで稀にみるアホなので、電話の伝言メモを一体誰が書いてくれているのかを気にする事なく用件だけ読んでサッサと捨てていた。

おそらく、全部旧派遣さんが代わりに伝言を聞いてくれていたと思い込んでいるフシがあったのだ。

つーかさ、普通は電話くらいちゃんと代わりに聞いてくれてるだろうと思うだろうしなぁ。

 

そんなバタバタのある日、◯◯さんが外出先から旧派遣さんに電話をかけてきた。

派遣さんも自分の上司からの電話なので、回したとき当然拒否せずに代わっていた。

その時に、

 

「えーっとぉ~、あ、ちょっと待ってもらえますかぁ~?」

 

と電話を保留にしていきなり

 

「goru-goruさ~ん、◯◯さん宛に電話無かったですかぁ~?」

 

と聞いてきた。

は?

なんかさ、マジで私の事を電話オペレーターかなんかだと思ってんじゃないかと思ったわ。

呆れつつも、

 

「◯◯さんの机にメモ貼ってるから、それ伝えてあげて」

 

と言うと

 

「あ~、は~い、わかりましたぁ~」

 

と言ってまた電話で話し始めた。

 

「えっとぉ~、どこどこの◆◆さんから◎◎の件でっていうのと~、あと本社の▽▽さんから戻ったら電話欲しいっていうのと~、そのふたつですぅ~」

 

などとメモを読み上げて伝えている。

まぁどっちも私が貼ったメモなんだけどねー。

すると旧派遣さん

 

「あ、いえいえ~、これくらいいいんですぅ~。は~い、また伝言が増えてたらその都度言うんでぇ~、いつでも電話してきてくださいね❤️ じゃ、気を付けて戻ってくださいねぇ~」

 

などと言っている。

なんかさ、それ聞いてる限りではまるで「旧派遣さんが代わりに電話で伝言を聞いてメモ貼ってます」みたいなカンジになってないか?

しかも、”いつでも電話してきてくださいね❤️”はいいけどその電話取るのも私だっつーに。

派遣さんが毎回そういう伝え方をするもんだから、◯◯さんはすっかり旧派遣さんが留守番を果たしてくれているものと思ってたんじゃないかなぁ。

そりゃイチイチ電話に出て伝言聞いてねという指示は出さんだろう。

 

案の定、◯◯さんが外出から戻って来た時、旧派遣さんに「誰かから電話無かったかな~?」って何の疑いもなく聞いてて、旧派遣さんも自分で電話取ってるわけでもないのに「はい、特に無かったですぅ~」とか答えてたしなぁ。

そう言った諸々の話を聞いていた☆☆くんは

 

「そういう人って一生そういう感じで生きていくんでしょうねぇ。しんどい部分は他の人にシワ寄せが行って自分はやりたい所だけやってね~。でもなぜか評価されるのはその楽してるヤツっていうね。オレもそうッスけど、貧乏クジ引くタイプなんですよgoru-goruさんも。やってられませんよね~。こうやってたまに吐き出してストレス軽くするしかないですもんね~」

 

とボヤいていた。

まったくなぁ。

世の中どうなってるんだよ。

 

即戦力

昨年末あたりに大まかに書いてそのままになっていた記事をエントリーしておこう。

 

年末から年始にかけての激務がやっとひと段落ついたので、今日は久々に定時で退社した。

 

ちなみに、大半の社員が今日初出だったんだよ。

 

で、旧派遣さん絡みの事でゲンナリするような諸々を思い出してちょっと経ってから、なんとなく分かった事がある。

 

私が常に感じていたのは、”旧派遣さんに関して、周囲の思惑と私の思惑がなんでこんなに乖離してるんだろうなぁ”というところなのだが、謎が解けた。

はっきり言って、私は旧派遣さんに対して良い印象を持っていない。

それは主に仕事に対する姿勢からして既に違っているからなのだが、周囲はそうは思っていなかったらしい。

どちらかと言えば旧派遣さんを気に入っている人の方が多かったと思う。

そこで私としては”何でだろー?”と常に不思議に思っていたわけだが、要するに見方が真逆だったからだと気づいた。

 

私は派遣社員というものは最初から基本的な仕事がこなせる即戦力だと思っている。

だから普通のアルバイトやパートタイマーよりも時給が高いのだ。

今まで働いて来た経験値もあって、簡単に説明すれば臨機応変にこなしてくれるものと思っている。

つまり、なんでもテキパキとこなしてくれる一人前の派遣社員として私は旧派遣さんを見ていたのだ。

 

ところが周囲はそうではなかった。

仕事はイマイチでもニコニコと愛想良く自分たちと接してくれてれば何でもいい
よ~、とばかりに甘やかしていたフシがある。

要するに子供扱いである。

もっと言うなら「おんなの子」扱いである。

ここで私と周囲との考え方の乖離がでてくる。

 

私は旧派遣さんを一人前の派遣社員として見ていたわけだが、周囲の人たちは子供のおつかいとして見ていたわけだ。

えらく高いお駄賃のおつかいだなぁ、おい(^^;)

私たち契約社員よりも数百円時給が高いんだからなぁ。

だから私からしたら、一人前の派遣のくせにこちらが思っている事をテキパキとやってくれない旧派遣さんにイラだつのだが、おんなの子扱いしているオッサン連中からしたら、おっとりしていて何を話しても「そうですよね~」「ホントですねぇ~」「ウフフフッ」という返事でまず逆らう事はない。

仕事がイマイチでも可愛ければそれでいいよ~、となってしまうワケだ。

 

・・・・・・・・・( 一一)

それってなんか失礼じゃないですかね?

派遣さんに対して。

いったいキャバクラのおネエちゃんと何が違うの?という状態になってしまっているではないか。

キャバクラのおネエちゃんを見下して言っているわけでは決してない。

キャバクラのおネエちゃんは完全なるプロフェッショナルとしてキャバクラでの仕事を完遂しているからである。

どちらかと言えば尊敬している方である。

ところが旧派遣さんの場合はどうなんですかね?

本当にやらなければならない仕事はテキトーでも、オッサン連中がすっかりチヤホヤしてしまっているではないか。

ちゃんと本来の仕事をやらせて、出来ない時は注意しないといけないんじゃないですかね?

契約不履行もいいとこだよね?

 

だが、私が良く思っていないのはそれだけではない。

結局、そういう扱いに甘んじてしまっていた旧派遣さんの姿勢にもイライラしていた所がある。

働いていたら「ちゃんと出来るように頑張ろう」とか、知らない事なら「ちゃんと教えてもらって出来るようになろう」とか普通思いませんかね~?

残念ながら旧派遣さんにはそれが全く皆無だったんだよなぁ。

 

電話を回した時の「アタシぃ~、電話わかんないんでぇ~」もそうなのだが、効率が良さそうなやり方を「こっちの方がやりやすいんじゃない?」と説明しても

 

「でもぉ~、◯◯さんからこうしろって言われてるんでぇ~、これで良いんですよぉ~」

 

と頑なにやり方を変えようとしない。

最初のうちはそんな感じでアドバイスっぽく説明したこともあるが、決まって

 

「こうやれって言われてるんでぇ~」

「それはわかってるんですよぉ~、でもこれでいいんで~」

 

などと素直に聞かないのでもう言うのを止めた。

どうやら本人も仕事を頑張るタイプではなかったらしい。

 

何が良かったかと言えば、現派遣さんは旧派遣さんとは真逆で何事もテキパキとこなしてくれる、まさに即戦力である。

こういうのを待っていたのだ、私は。

いつも自分からサッと動いて「私がやります」とテキパキやってくれる。

聞くところによると、派遣での事務経験もあるし、社員で働いていた頃はある店舗のマネージャーで部下を管理する立場にあったらしい。

 

いや~、素晴らしいですね。

接客サービス業で上の立場にいたせいか人当たりも良くて弁がたつ。

おそるおそる現派遣さんに尋ねてみた。

 

「現派遣さんって、電話に出るのは苦じゃない方?」

 

派遣さん

 

「あ、私、前にテレフォンオペレーターやってた事あるんで全然大丈夫っスよ。電話、私も取りましょうか?すごく気になってたんスよねぇ~、電話の扱い方教えてもらったら取るようにしますね!」

 

と、積極的に言ってくれる。

そして現派遣さんはガラッパチのアネゴ肌なしゃべり方でサッパリした性格なのだった(^-^;

前とは全然違うなぁ、あー助かる。

 

「ああ、鳴ってる電話を積極的に取るまではしなくていいと思うけど、◯◯さん(派遣さんの上司)が留守の時に本社なんかからよく電話かかってくるんだよね。別の人に代われって言われる事があるから、そういう時は代わって用件聞いて欲しいんだよね」

 

と言うと

 

「あー、そんなの全然大丈夫ッスよ。いつでも電話振ってください、こっちでちゃんと聞きますんでー!電話も普通に鳴ってたら取るようにしますよ!」

 

だって。

コレだよ、コレ。

当たり前の光景がやっと見られるわ~。

 

「ほんとー?助かるわ~。前は全然だったから忙しいときにジャンジャン◯◯さん宛の電話がかかって来た時大変だったんだよね~。旧派遣さん、電話がわからないからって代わってくれなくてさー、全部こっちで用件聞いてたから決算なんかの忙しい時には仕事にならなくてねー」

 

と言うと

 

「え、そうなんスか?!もう、ダメだなぁ、お嬢ちゃんは~。それはgoru-goruさんに任せっきりにする仕事じゃないわなぁ~。私全然大丈夫なんで、こっち宛の電話はどんどん振ってください!かかってきた電話もなるべく取るようにします!」

 

と、どんどん前向きに言ってくる。

いや~、いいねいいね~。

 

「ありがとうね~。ウチの2人もあの調子だからさー、全然電話取ってくれなくて結局私一人で電話応対してるみたいになっちゃってるんだよね」

 

と言うと現派遣さん

 

「やっぱりなぁ~」

 

と言う。

何が?と思いながら聞いていると

 

「旧派遣さんに引き継ぎしてもらってる時に”電話取ったりとかしなくていいんですか?”って聞いたんですよー。旧派遣さん全然取ってなかったしー。そしたら”電話は取らなくてもいいんですよ~”ってサラ~ッと言ってたんでー、そうなのかなぁと思ってたんスよね~。多分◯◯さんに言われてないからやらなくてもいいって勝手に思ってたんでしょうねぇ」

 

だって。

本当にやりたい仕事を勝手にチョイスして、やりたくない仕事はスルーしてたんだろうな。

◯◯さんが指示してこないのをいいことに敢えてやらなかったんだろう。

派遣会社もよくこんな即戦力にもならん人を連れて来たもんだわ。

呆れながら

 

「えー、やらなくていいって説明してたの?う~ん。まぁ絶対にやってっていう事もないけど、皆が手が離せなくてずっと電話が鳴りっぱなしだったら出てくれたらいいんじゃないかなぁ、常識として。旧派遣さん、それすらやってくれなかったからねー。ずっと電話鳴ってても知らん顔してたもんね」

 

と言うと

 

「ええーー?!あ~、お嬢ちゃんはもう~~。いや、私もホントにやらなくてもいいのかずっと気になってたんでー、取るようにします!そうしないと自分が気持ち悪いんで!」

 

と、サッパリと言っていた。

いや~、今度の人は本当に当たりだったなぁ。

ダラダラ休憩する事もないし、サクサク仕事はこなす。

何よりも、言われた事を疑問にも思わずその通りにトロトロやっていた前任者とは違って、「こうやった方が処理が早いと思うんッスよね~」などと上司である◯◯さんにちゃんと自分の意見を言っている。

◯◯さんがドンくさい時は冗談混じりに注意の突っ込みを入れているし。

 

久しぶりに見たわ、ちゃんと仕事する人。