最近やっと仕事を振られるようになったおばちゃん
久々のおばちゃんネタ。
最近ご無沙汰だったのは、おばちゃんはやっぱりおばちゃんで相変わらずだったのと、私の方が忙しくておばちゃんにまったく構っていられなくなったのとで、ほとんど接触がなかったからである。
まぁ今の派遣さんがすっかりおばちゃんのお守り担当みたいになっているので、私への攻撃が以前より薄くなった事も関係している。
おかげですっかり仲間外れみたいになっちゃってるんだけど、おばちゃんと絡むよりは断然マシという事でそのままスルーしている。
で、実はこれも関係しているんじゃないかと思われる一つ、”おばちゃんも仕事を振られて忙しくなった”というのがある。
今まで雑用の延長のような仕事しかしていなかったおばちゃんだが、人手不足もあって小難しい仕事を任されるようになったのだ。
まぁ当然といえば当然か。
逆に、なんで今までおばちゃんにやらせてなかったのかの方が不思議だわ。
おそらく能力的な問題なんだろうと思うが、そうも言っていられなくなったんだろうなぁ、会社側も。
猫の手も借りたいくらいの状況で、やむなくおばちゃんの手を借りることにしたらしい。
まぁおばちゃん自身はどちらかと言えば仕事を任されるのが大好きな人なので、機嫌よくやっていたみたいなのだが、やっぱり後々になって問題は起こる。
先日、さっそくその問題が起こった。
本社から、おばちゃんがエクセルで作成して提出した書類のデータが間違いと不備だらけで返却されてきたのだ。
ウチの新上司さん宛にメールでデータが送り返されてきた。
新上司さんがおばちゃんに
「おばちゃんさん、前におばちゃんさんから提出してもらったデータなんですけど、本社から不備があるということで私のところに返送されてきたので、おばちゃんさん宛に転送しておきますね」
と言いながらメールを送っていた。
おばちゃんはそれを聞いた途端にテンパッて
「え?え?あ、あ、え?不備?不備?え?なに?あー!あー!あれ!前に作ったやつ!前にやった!やった!もう提出したやつ!え?え?」
などと言いながら新上司さんの横に駆け寄って、新上司さんのPCを覗き込んでいた。
新上司さんはココとココがおかしいみたいです、あと全体的に入力箇所が少なすぎるっていう指摘でした、などと画面を見せながら説明していた。
おばちゃんは、相変わらず「え?え?なんで?え?」などと、ずっと納得できない風に反応しながら新上司さんの説明を聞いていたが、最後にはやっと観念したらしく、「はい、じゃ訂正します」と言いながら席に戻っていった。
最近まったくおばちゃんに注目してなかったけど、ほんと相変わらず往生際が悪い人だなぁと呆れながら様子を見ていた。
まぁ最後には本人も訂正するって言ってたから良かったけど、ここでゴネだしたらまた私に回されてくるとこだったわ~、と冷や冷やしながら見ていたのだ。
おばちゃんは席に戻るなり、新上司さんがプリントアウトしたデータと自分のPC画面とにらめっこで何やら作業をしていた。
5、6分ほど経ってからいきなりおばちゃんが
「新上司さん!やっぱりおかしいと思います!アタシ、このデータ作って親会社に提出したのに、なんでウチの本社から戻ってきたんですか?!絶対おかしい!変です!変!」
と言い出した。
ええ~(・・;)
それってそういう経緯だったのかー・・・
聞いた瞬間に”余計アカンやん”と思ってしまったのだが、どうなんだろう?
提出先の親会社が、不備があり過ぎで困ってウチの本社に報告(ぶっちゃけチクリ)がてら送り返したんじゃないんですかね。
もうグダグダなんじゃないのかな。
しかも、事もあろうにおばちゃんは続けざまに
「親会社から何も言われてないからやり直す必要ないと思います!」
とか言っちゃって、新上司さんも目が点になっていた。
新上司さんはおばちゃんをなだめながら
「いや~、あの~、親会社から本社の方に訂正の依頼を出してるみたいなのでね、コチラに直接言ってこないだけで訂正自体は必要なんですよ~」
と、おそるおそる説明していた。
でしょうねー。
間違え方がエグ過ぎて、親会社の担当者も困り果ててウチの本社に持ってったんだと思うんだよねー。
直接おばちゃんに言っても話にならんとかなんとかで。
そういう真理をまったく理解していないおばちゃんは、いつまでも
「たぶん親会社の方で修正してくれてると思うしー!絶対こっちでやらなくていいと思う!こっちでやって向こうでも訂正してたらムダになるしー!」
と言い張っていた。
アカン・・・
またこっちに回されてくるからこれ以上ゴネるのやめて~と心の中で祈りながら様子を伺っていると、最後にやっと諦めたらしいおばちゃんは今度こそ本当にデータの修正に取り掛かっていた。
おばちゃんが仕事の事でゴネ出すのを久しぶりに見たが、マジ相変わらずでビックリしたわ。
小難しい仕事を振られるようになってちょっとは仕事に対する意識が変わったかと思ったが、まったく変わっていなかったんだな、これが。