『日本国紀』を皆知らなかった
私は今までのエントリー記事でもちょこちょこ書いてきた通り、保守側の考え方をする方だ。
だが、今の職場にはそういう考えの人がほぼ皆無である。
ということは、パヨク連中ばかりが周囲にウヨウヨいるのかといえばそうではなく、所謂「お花畑」と言われる人しか職場にはいない。
ちょっと時事ニュースを話題にしてもほとんどの人が知らなかったり、たまたま政治的な話になっても、完全にテレビの影響を受けてるよね、というような返事しか返ってこない。
皆、自分の生活でいっぱいいっぱいで、そんなことに構ってられないんだろうなぁとは思うものの、一人でも話の通じる人がいても良さそうなもんだが、今の職場では0なのである。
それはそれで珍しいような気もする。
それをしみじみと感じたのは、百田尚樹氏の著書『日本国紀』の事を話題にしたときである。
『日本国紀』は前に購入したが、その後に出版された『副読本』の方はまだ買っていなかった。
そこで、何の気なしに
「そういえば『副読本』買ってなかったから買いにいかないと~」
と職場の人何人かと話しているときに言った。
すると話していた相手の人が
「え?『副読本』って?」
と聞いて来た。
「ああ、『日本国紀の副読本』、先月出たんだけど買うの忘れてた」
と答えた。
するとその場にいた人たちは皆
「え?ニホンコクキ?え?何それ?」
と、初めて聞いたように尋ねてきた。
えええ~~(;゜Д゜)
今やものすごい売れ行きで本屋にズラーーーッと並んでいるわけだが、皆知らんのかー。
そもそも本を読む習慣が無い人は知らないかもしれんが・・・。
つか、私が世間からズレているような気がしないでもない。
テレビも新聞も見ずにニュースはネットを見るだけなので、世間で何をどう報道されているかをよく知らないのだ。
本屋へ足を運ぶ人は店頭で見かけて知っていても、本屋へ行かない人は知らないのかもなぁ。
テレビでは取り上げられてなさそうだしな。
一応軽く説明しておこうと
「今物凄く売れてる本で『日本国紀』っていうのがあって、その本について作者と編集者が対談した本が『日本国紀の副読本』」
と言った。
すると、話していたうちの一人が
「へぇ~、オレ本なんてマンガしか読まないからなぁ。goru-goruさん、ちゃんと読書してるんだ、すごいね」
と言った。
まぁ私も元々読書家だったわけではなく、最近になってそういう保守論客の本をちょこちょこ読むようになっただけである。
なんかさ、よくわからんが一般的にはこんなもんなのかなぁ。
それにしてもウチの会社は特にその辺の興味が薄い人が揃いも揃ったりなような気がしないでもないな。