goru-goru綴り

日頃のもやもやを書き綴ります

「断る」って結構消耗するんだよ

なんていうか・・・。

まぁ、仕事の都合で飲み会の誘いを断ったんだけども。

 

最初、私は飲み会がある事すら聞いてなかったわけ。

ある日、おばちゃんが思い出したように

 

「そういえばさー、◯日に飲み会やるってgoru-goruさん聞いてるよね?」

 

と尋ねてきた。

そんな事は初耳だったので、

 

「え?そうなの?へ~、今初めて聞いたわー」

 

と答えた。

するとおばちゃんは

 

「えーー?!聞いてなかったの?ね!ね!△△さんが◯日にやるって言ってたんだよ!二人しょっちゅうしゃべってるから聞いてると思ってた!えー?!聞いてなかったの?えー?!えー?!」

 

とかなんとか喚いている。

まぁ、私は別に飲み会に進んで参加したい方ではないので、聞いてなかったら聞いてなかったで行かないだけなのだが、おばちゃんは違う。

仕事よりも飲み会を優先させるくらいの人だから、私が”初めて聞いた”と言った瞬間に大騒ぎをしていた。

 

「◯日だよ、ね!ね!goru-goruさん、その日大丈夫だよね?ね?行けるよね?!」

 

と聞いてきた。

で、これがまた微妙な日だったわけだ。

鋭意、決算業務真っただ中で、その飲み会に設定された日というのも、終盤に差し掛かってはいるものの、ひょっとしたら残って仕事をしないといけないかもしれないという微妙な時期だった。

 

そういう事もあって、進んでサクサク仕事を進めてさぁ飲み会に行くぞーという気分にはならなかった。

しかも曜日は月曜日。

それもイマイチ気が進まない理由でもあった。

 

「うーん。ちょっと微妙かなぁ。早く終われるかもしれないし、まだ残らないといけないかもしれないし。決算だからねー、ちょっとはっきりしないなぁ」

 

と答えた。

おばちゃんは、

 

「えー、そうなんだー。△△さんが◯日にやるって言ってたとき、”じゃあ今回はgoru-goruさんも行けるよね!”って言ったら、”うん、そうだね”って言ってたのに~。えー、goru-goruさんに日にち言ってなかったんだ~。えー、やっぱ決算だからその日ダメなのか、えーそうなんだー、えー、えー・・・」

 

とかなんとか言っていた。

ひょっとしたら、他の人がどうしてもその日しか空いていなくて、私がまだ決算に取り掛かっているから声を掛けなかったのかもしれないし、そこははっきりわからない。

 

実は、春にも飲み会があったのだが、丁度年度末でバタバタしている時期でおまけに風邪をこじらせて体調も最悪だった。

こんな時に悠長に飲み会なんか絶対にムリだったので参加しなかった。

 

その約1ヶ月後にも再度飲み会を行うと聞いたのだが、それが5月2日だった。

月次業務の真っ最中でしかもゴールデンウィークと重なっている為、5月2日などは月次処理を行う貴重な平日だったのだ。

当然、残って出来るだけ仕事を進めたいに決まっている。

というわけで、この日もムリという事で

 

「月次で忙しいから私はパスで」

 

と返事をすると、さすがに私がいつも参加できない事を不憫に思ったのか、おじさんなどが

 

「じゃあ、また日を改めてやる事にしよう」

 

と言い出して、結局その5月2日の飲み会は中止になったのだ。

私としては、別に私抜きでやってくれて一向に構わないのでその旨を伝えたのだが、

 

「いいからいいから。今度はちゃんとgoru-goruさんも行ける日で決めるから、改めて一緒に行ったらいいじゃない」

 

と言われたのだ。

なんとなくこちらに合わせてもらったせいで飲み会が中止になってしまって心苦しい気分のまま日が経った。

 

で、蓋を開けてみれば、今回の飲み会も結局私が行けそうにない日に設定されているし、そもそも日程を聞かされていないしで、もうすっかり萎えてしまった私は

 

「今回もムリ」

 

と、おばちゃんには断っておいたのだ。

 

おばちゃんは、ギリギリまで様子を見て行けそうだったら行けばいいじゃん!みたいなことを言っていたが、元々どちらかといえば飲み会には積極的でない私としては飲み会の為に焦って仕事を片付けるのも嫌だし、ギリギリまではっきりさせずにいるのも嫌だなぁと思っていた。

 

そこへ派遣さん

 

「goru-goruさん、◯日の飲み会の話聞いてます?」

 

と声を掛けてきた。

 

「うん、おばちゃんから聞いたよ」

 

と答えると

 

「あ、それなんですけどー、△△さんが私たちの事誘ってくれててー、私が知ってるお店の予約取ろうと思ってるんですよー。⚫️⚫️っていうお店なんですけどー、どこどこにあってー、何々料理のお店でー・・・」

 

などとつらつらと説明をしてくれる。

うーん。

わざわざ予約取ってまで行くのか~。

じゃあ尚更行けるかどうかあやふやな状態だったら予約するのムリじゃね?

 

と思ったので、

 

「あー、ごめん、私その日はまだ決算続いてて早く終われるかどうかはっきりしないんだよね。そもそも飲み会の話も聞いてなかったし、予約も取るんだったら今回はいいや。ごめんね~」

 

と、はっきり不参加表明をしておいた。

とりあえず、どうするのかはっきり決めたのでスッキリした。

 

で、飲み会当日。

朝、おばちゃんに

 

「goru-goruさん、今日行けそう?どう??」

 

と改めて聞かれてビックリした。

 

なんでやねん。

この間、はっきり不参加って言ったのに。

 

「え?今日?いや~、今日は行かないって返事しておいたんだけど・・・」

 

と言うと、

 

「昨日派遣さんが”大体○人か◇人で予約した”って言ってたよ。だから、その時間になっていけそうだったら行ったらいいんだよ」

 

などと言っている。

 

は?

そんな予約の取り方でいいんかい。

つかさー、はっきり「行かない」って返事してるのに、なんで行く態で予約してるんだよ。

よくわかんねーわ。

などと考えながら

 

「いや、この間派遣さんが予約取るって言ってたから、あやふやなままだったら予約できないよなぁと思って”行かない”って返事しておいたんだけど・・・。まぁ、ギリギリまでわかんないかなぁ」

 

とテキトーに答えておいた。

その後、派遣さんがやって来て、

 

「goru-goruさん、今日なんですけどー、お店の方は予約取れてるんで行けそうだったら行ってくださいねー。あの、一応全員で行くっていう事になってるんで!」

 

と言われた。

 

えーっと。

なんかさー、しつこくね?

はっきり断ってんのになんでそういう展開になるんだろー。

しかも何なんだろ、”全員で行くことになってる”って。

そんなもんはそれぞれの都合ってもんがあるんだから、勝手に決められても困るんだけどねー。

もう面倒くさくなって、「ふ~ん」とだけ答えておいた。

 

結局、その日は上司が朝から終日外出していて留守だった。

夕方に戻ってから承認印をもらったり諸々の処理が一気に回されてきたので定時には終われなかった。

終われずに定時を過ぎてもバタバタと仕事をしていると、派遣さんがやってきて

 

「goru-goruさん、どうですか?今日行けそうですか?もう出れます?」

 

などと悠長に声をかけてきた。

いや~、見てわかりませんかね、バタバタ一気に片付けてるこのカンジ。

半ば呆れながら

 

「あ、やっぱり行けそうにないんで、すみません。お疲れ様でした」

 

とだけ言って机に向き直って仕事を続けた。

派遣さんは、

 

「え~、そうなんですかー・・・え〜・・・え〜・・・」

 

と困ったように苦笑いしながら事務所を出て行った。

ここまでお膳立てしたら行かない訳がないだろうとでも思ったのだろうか?

そんなワケないだろ、まだ決算終わってないっつーに。

 

それにしてもなんなんだろー、この最終的に私が一番悪い人みたいな終わり方。

断っても断っても聞いてくれないこのカンジ、一体どう言えばすんなり聞き入れてもらえたんだろうなぁ。

なんか断る作業だけでドッと疲れが・・・。

 

つーかさー、結局は今まで参加できなかった私がなんとか参加できるように調整しようとしてくれてたのはありがたいんだけどさ、それなら最初から完全に決算が終わった時期に飲み会の設定してくれませんかね?

おばちゃんには必ずその日が大丈夫か確認してから飲み会の日決めてるのに、私は一切聞かれたことなくて日取りが決まってから聞かされるだけなんだよなぁ。

 

これって私が悪いんだろーか?