goru-goru綴り

日頃のもやもやを書き綴ります

「ルサンチマンが酷い!」 by百田直樹

これ、以前虎ノ門ニュースで百田直樹氏が江田憲司氏のツイッターのコメントに対して言っていた発言。

何だったかな。

はっきり覚えていないが、江田氏が誰かに対する妬み嫉みみたいなコメントをしていたのよ、確か。

 

こういうのを衆目に晒すのは本当に人としてどうかと思う。

嫉妬の感情って、一番人に知られたくない醜い感情だと思うんだけどね。

 

で、なぜこのセリフを思い出したのかと言うと、先日またもややられたからなんだよね。

 

前に買って美味しいと思ったスナック菓子をおやつ時に食べようと持って行ってたのだが、またおばちゃんがそれをディスりまくっていたのだ。

 

あまりアチコチで売っているのを見かけた事がないので、ちょっと珍しいんじゃないかと思って買っていった。

ところが、ある食品の味付けがされていて結構好き嫌いが分かれてしまった。

嫌いな人は苦手なので、その味と聞いただけで食べなかった。

だが、好きな人はハマる味だったようで、20代前半の若い現場作業の男性社員がそのスナック菓子を食べて

 

「これ、めちゃめちゃ美味いっすねー、どこに売ってるんですか?こんなの見た事ないなぁ。僕の好きな味っすよー、うわ止まりませんよ~」

 

と言いながらパクパク食べていた。

それを横目で見ていたおばちゃんが、

 

「え~、そんなに美味しくないよね、それって。アタシも前に買った事あるんだけどさー、食べても別に~ってカンジだったわ。あちこちのスーパーに売ってるから全然珍しくないし!わざわざこれを持って来るってどういう神経してんだろ」

 

と、持ってきた本人を前にして平然と言い放っていた。

 

えええ~~~??

もうビックリですよ。

私が持って来たのを知らないはずがないのよ。

 

持ってきてお菓子の場所に置いていて、たまたま休憩室の前を通りかかった時に誰かが

 

「これ誰が持ってきてくれたんですかね?」

 

と誰かに尋ねていた。

するとおばちゃんの声が

 

「ああ、それgoru-goruさんが持って来たみたい」

 

と答えていたのだ。

 

持って来ていたところを見られていたのもビックリなんだけどね。

ほんと他人の持ち物のチェックは欠かさないよね。

コワイわー。

 

つまり、私が持って来たのをわかっていて私の目の前で「そんなの美味しくない!」とか言っちゃってるんだよな。

 

ちなみに、私はおばちゃんが持って来たお菓子を、マズくても気持ち悪いハングルが書かれていても文句言った事はないんだけどね。

つか、それ普通に失礼でしょうが。

 

まぁ、基本みんなはおばちゃんに合わせて「そうですね~」などとあたりさわりなく返事をしているので、おばちゃんにしてみれば

 

「ほらね、みんなも美味しくないって言ってるよ」

 

ってカンジなんだろうけど。

 

ところが、その若い社員はそんなおばちゃんのイヤミなど全く気にする様子もなく、おばちゃんに気を遣う事もなく、

 

「え?そうっすか?僕この味メチャクチャ好きだから美味しいと思いますけどね。そりゃ人によって好みが違うんだから別にいいんじゃないっすか?嫌だったら食べなかったらいいだけだし。僕コレ好きっすよー、あー止まらん」

 

と、おばちゃんに対して自分の主張を言い放って撃退していた。

 

おばちゃんは

 

「え~?そうかなぁ、全然そう思わないんだけど…普通にスーパーに売ってるし。え~…」

 

と、ブツブツ言いながら休憩室を出て行った。

 

スゲー(・・;)

おばちゃん退治しちゃってるよこの子は~。

つか、まったくの正論だわ。

好きな人は食べたら良いし、嫌いな人は食べなくてもいいんだよ。

 

思わず

 

「◆◆くん!それ、そんなに気に入ったんなら買って来てあげようか?ウチの近所のスーパーで売っててね、見つけたから買ってきたんだよ~」

 

と、言ってしまったではないかw

その◆◆くんは

 

「goru-goruさんが持って来てくれたんすか、コレ?え?マジっすか?僕、こんなの売ってるとこ見た事ないっすわ。ほとんどコンビニしか行かないっすからね~」

 

と言っていた。

 

「私もこれ好きなんだよね。自分が食べたいから買ってきただけなんだけど、残り全部食べていいよ」

 

と、残りをその◆◆くんに全部あげた。

◆◆くんは若者らしく

 

「えー、マジっすか?!あざーーーーっス!!」

 

と元気よく言って残りも全部平らげた。

 

うーん。

書いてて気づいたんだけど、そもそものスタンスが違うんじゃないかなぁ。

私の場合、お菓子を持って来る時の基準は”自分が食べたいから”持って来る。

 

いつもは他の人が持って来たものをごちそうになっているので、そのお返しという意味もあるが基本的に自分が食べたいものを持っていく。

ところがおばちゃんの場合は、周囲の人に食べてもらおうと思って持って来ているらしい。

ただし、その基準は自分の好みになっているので、結局は自分が好きなものを持って来ているわけだが。

 

で、また書いてて思い出したのだが、前に私が持って来たお菓子が不評で、皆がほとんど手を付けずに残った事があった。

その時、おばちゃんがやって来て

 

「goru-goruさん!goru-goruさんが持って来たお菓子、誰も食べないからすっごく残ってるんだよ!どうするのよアレ?!みんな好きじゃないみたいだったよ!そういうのじゃなくて、もっと違うのじゃないとみんな食べないって!!」

 

とわざわざ報告しにきた事があった。

 

私は基本的に前述の◆◆くんと同じ発想なので、だからどーしたとしか思わず、

 

「あ、そう。ふーん。ま、残ったら全部自分で食べるから置いててくれたらいいよ」

 

と普通に答えた。

その返事におばちゃんは

 

「ええ~?そんな、自分で食べるからって…えー?」

 

みたいな反応だった。

まぁなぁ。

おばちゃんにとっては誰かに食べてもらう事に意義があるんだろうなぁ。

 

そういえばハングルのお菓子どうなったんだろ?

ほとんど手付かずで残ってたのに、翌朝にはもう無くなっていた。

誰も食べないからおばちゃんが自分で引き揚げて持って帰ったんだろうな。

 

だからって、私が持って来たスナック菓子に当たりちらすって、もうルサンチマンが酷いと思うわ。

あれ?こういう時には使わないのかな、ルサンチマンって。