goru-goru綴り

日頃のもやもやを書き綴ります

こういうのを被害妄想っていうんだろうか?

もう、新年度早々からほんとおばちゃんには疲れる。

 

年度末のときもたいがいだったが、やっぱり今後も思いやられるわな。

だから極力おばちゃんとは接しないように日々努めているのだが、そうもいかない事もあるワケで。

 

新年度になってから新しく派遣社員に来てもらう事になった。

おばちゃんとも私とも違う部署で、事務処理の手が足りなくなって急遽採用したのだ。

まぁこれにも色々とこの会社ならではの理由があってややこしい話なのだが、それはまぁ別の機会にでも記事に書く事にしよう。

 

で、それはまぁ良いとして、この派遣社員の若い女性は全く派遣慣れしていなかった。

聞けば、派遣で働くのは初めてらしい。

もう何年も派遣でサクサク働いてきた人の方が割り切りがはっきりしていて私はやりやすいと思っていたので、ちょっと残念。

 

というわけで、初めての人は勝手がわからずに普通に入ってくる。

そこで出たのが

 

「私もお茶当番のローテーションに加えて下さい」

 

だった。

 

お茶当番?そんなもんねぇよ。

と、どこぞのアホな新聞記者のセリフのように脳内に浮かんでしまった。

 

そもそもこの職場に女性はおばちゃんと私の二人しかいない。

以前はフロアごとに給湯室があったので、それぞれの給湯室で別々にやっていた。

現在はその名残もあって、そもそも当番制にはしていない。

 

っつーか、最初は私も交代で当番を決めてやった方がいいかもなぁと思っていたのだ。

ところが、私がやったものをおばちゃんが姑よろしくことごとくディスるため、

「じゃ、もうやらねー」

というカンジになって、おばちゃんが仕切ってやっているものには変に手を出さない事にしたのだ。

 

おそらく、朝コーヒーを淹れたり、お昼用のお茶を沸かしたりするのはおばちゃんの周囲へのアピールポイントになっていて、実は譲りたくない部分なんだと思われる。

つか、実際そんなんでアピールになってるんだかどうなんだかイマイチ分からないが。

 

しかも、おばちゃんがやるのは社員に対するアプローチのみで、来客時のお茶汲みや玄関の掃除などはまずやろうとしない。

こういうところにおばちゃんがどちらを向いて仕事をしているのか、スタンスがよくよくわかるワケだ。

 

その派遣の人の言葉におばちゃんは一体どうするのかと思っていたが、意外にも

 

「あ!あ!じゃあ!交代でやる事にしようか!ね!goru-goruさんもそれでいいよね!ね!」

 

とやたら張り切ってタドりながら仕切っていた。

私はというと、

 

「うん、私はどっちでもいいから、おばちゃんがいいように決めてよ」

 

とだけ言った。

 

まぁね、こっちが意見出したところでことごとく却下されるのは目に見えている。

言われるままにやらないとまたおばちゃんキレるしな。

 

というわけで、意外にも交代制のお茶当番が出来てしまったのだ。

 

で、今週は私が当番なので朝コーヒーを淹れたりお茶を沸かしたりしている。

 

昨日、帰る前にコーヒーメーカーなどを洗おうと給湯室に行くと、既に誰かが洗ってくれていた。

人数が多かったので、コーヒーが早く無くなり、最後の人が洗ってくれたのだろう。

いや、助かるわ~。

 

だが、食器拭きに使っていたふきんを思いっきり台拭きにされていた。

誰がやったかわからないが、勝手がわからない人がやっているからしょうがない。

新しく食器拭き用のふきんを出そうと戸棚の開きや引出を探したが見つからない。

前にあったはずだと思っていたが、何かで使って予備がなくなったのかもしれない。

 

翌朝、おばちゃんにそれとなく

 

「これと同じふきんの予備があったと思うんだけど知らない?」

 

と聞いてみた。

するとおばちゃんは「知らない」と言う。

 

「じゃあ何かで使ってもう無いのかなぁ、じゃしょうがないねー」

 

と話しを終わらせようとしたのだが、私の言い方が気になったのかおばちゃんが

 

「え?え?何?何でふきんいるの?ね!ね!なんで?ね!」

 

と朝からタドりながら聞いてくる。

メンドくせーと思いつつ、しょうがないから説明してやった。

 

「いや、食器拭きに使ってたふきんが台拭き用になってたから、あたらしく食器拭くふきん出そうと思って探したんだけど無かったんだよねー」

 

と簡単に説明した。

すると、おばちゃんが更にタドりだして、

 

「え?え?あ!これ!コーヒー取れないから!あ!コーヒーがブワーッとついて取れなくて!あ!あ!」

 

と喚き出した。

何言ってんだかさっぱりわかんね~。

 

「へ?コーヒー?何のこと?」

 

と聞いても

 

「えと!コーヒーが!あ!あ!ブワーッとなって!あ!ハイター!ハイター!あ!あ!」

 

と喚くばかりでサッパリだった。

が、ここで推測してみるに、おそらく以前おばちゃんも食器拭き用と私が思っていたふきんで思いっきりこぼれたコーヒーを拭いたのだろう。

で、洗ってもなかなか落ちないので漂白剤で汚れを落としたのだと思われる。

何ヶ月か前に、「なんか色あせてんなぁ。ハイターに浸けたのかな」と思った事があったのだ。

 

もうおばちゃんの話を聞くのが面倒だったので、

 

「まぁとりあえずふきんの予備ないみたいだから、今度ついでの時にでも買っておいてよ」

 

と言って話を終わらせた。

何しろおばちゃんは自由にお買い物が出来るから、おばちゃんに発注してもらうしかないのだ。

ちなみに、私はこの段階で全く怒りもせず、ごくごく普通に会話をしていた。

 

それからしばらくして、おばちゃんと廊下ですれ違ったときに、おもむろに私に向かって

 

「さっきのやつ!ね!ね!さっきの!アタシに言ったの!なんで?!ね!ね!なんでアタシ?!ね!アタシ?!」

 

と、またタドっている。

いきなり何なんだよ~(-_-;)

わけわからんわと思いながら

 

「何が?」

 

と聞くと

 

「だって!昨日!昨日!goru-goruさんが当番だから!ふきん!何でアタシ?!ね!ね!アタシ?!」

 

あーもうゲンナリする。

 

つまり、要約すると、

 

「昨日はgoru-goruさんが当番なんだから、ふきんを台拭きに下したのは自分じゃないの?なのになんでアタシに文句言うの?」

 

って事らしいんだなぁ。

 

ここで大きく間違いが2つあるのよ。

私が最後に洗い物をしたわけじゃないって事と、あたしゃ別におばちゃんにモンクたれた覚えは無いって事なんだよね。

 

「なんでアタシ?!」

と言われても、

「アンタが聞いてきたから説明しただけ」

としか答えようがない。

 

こういう時に想像力が欠如した人と会話すると疲れるワケ。

いや、逆に想像力豊かなのか?

自分の中で勝手に思い込んで想像膨らませて捉えてるわけだからな~。

 

あーメンドくせ~~~と思いながらも、タドって暴れ始めていたので説明した。

 

「ああ、ごめんごめん、昨日最後に洗い物したの私じゃないんだよね。誰かが代わりにやってくれてたみたいで、その人が知らずに台拭きにしちゃってたみたい。で、別にその事で怒ってるわけじゃなくて、食器用の新しいふきんを探したら見当たらなかったから、おばちゃんだったら知ってるかと思って聞いただけ。別におばちゃんがやったとか疑った
り責めたりしてるワケじゃないから」

 

するとおばちゃんは

 

「言った!言った!食器拭きに使ってたのにー!!って言ってた!怒ってた!!アタシじゃないのにアタシに言ってた!!」

 

と、またタドって喚いていた。

うわ~~~~……( ゜Д゜)

えーっと…

前述のやり取りの中で、私が

 

「食器拭きに使ってたのにーーー!!アンタ勝手に台拭きにしたんでしょー!」

 

ってキレてる場面出てきたっけか?

新しいふきんの場所聞いただけなんですけどね。

 

もうおばちゃんの中では私が何か言うと、不当に責められたように脳内変換されるらしいのなー。

コレ、所謂ミラーイメージってやつじゃないのかね?

自分だったらキレるから、相手もキレてるに違いないという。

 

で、その後もずっと「アタシじゃない!」を何回も繰り返していた。

 

おばちゃんにとってはそこが一番重要なのな。

いかに自分のせいじゃないかって事に重点を置いて答弁するワケよ。

いや、ちょっと違うかなぁ。

"自分の無実を主張する"というよりも、"自分が責められたり怒られたりしないように主張する"かな。

 

だってなー、実際おばちゃんが犯人っていうパターンが一番多いんだよね。

 

で、ちょっとでも”自分のせいにされた”"責められた"と感じたら、こういう反応になるんだよな。

別にそんな事一言も言ってないんだけどねー。

 

でも、私は知っている。

おばちゃんのこの反応は、図星だったり後ろめたかったりすると更に強く出る。

 

前述の「ハイター、ハイター」喚いている事でもわかるように、結局はおばちゃん自身も食器拭きでコーヒー拭いて汚してたワケだしなー。

 

日本人でも図星を突かれると火病起こす人っているんだねー。