goru-goru綴り

日頃のもやもやを書き綴ります

三食お米のご飯を食べるのがヘンという時代

いやー、もうすぐ恐怖のバレンタインがやってくるなぁ。

 

今年は適当にアソートの大袋のチョコでも買ってお茶を濁す事にしよう。

 

なにしろ主役はおばちゃんであるからして、出しゃばった事をすると何が起こるかわからない。

間違いなくキレる。

 

あー、早く4月にならんかな~。

 

だが私は実は、年々どこまでグレードアップしていくのか楽しみにしているのだ。

 

一昨年は私がロボットと高機能に「みたらしだんご」を買ってきた為、すっかりおばちゃんの逆鱗に触れ激おこされてしまった。

 

私は出しゃばっているとは全く思っていなかったので、唖然としたワケだが。

 

だってなー、おばちゃんは全員にもれなく配っているが、私はロボットと高機能に渡しただけだしね~。

 

しかも、そもそも「半分出す」っていうのを断ってきたのもおばちゃんなので、じゃあ私は私でやるしかないでしょ、という事の顛末なワケで…

 

と、まぁ言いたい事は山ほどあるが、とにかく私がやった事がおばちゃんの気にくわなかったのは確かなのな。

 

なので昨年は何もしなかった。

 

おばちゃんはというと、必死でいつもの大袋チョコに加えて、一人ひとりにちゃんと個別に包装したチョコを配っていた。

あーびっくり。

一体いくら使ったんだろー。

 

で、去年がそんなレベルだったので、今年はいったいどうなるのか楽しみなのである。

手作りチョコとか作ってきてたらもう楽しすぎるだろw

 

なんか、この人って「自分は自分、人は人」って考えられない人なんだろな。

人がやっていたら負けじと自分もやっていて、それがまたあからさま過ぎて傍で見ていて恥ずかしいんだけどね。

普通の人は恥ずかしいからやらないっていうね。

 

まぁ、そんなおばちゃんも私生活ではちょっと大変な事が起こっているらしい。

 

話を聞いているだけだと全然大変じゃないと思うのだが、本人はさも大層な事のように話すので、まあそうなんだろうと黙って聞いている。

 

おばちゃんの息子が結婚したのだ。

 

それはそれでおめでたい事ではないか。

 

「へー、おめでと~」

 

と言うと、その言葉にすかさず反応して

 

「それがそうとも言えないんだって!もう!」

 

と、また怒っている。

 

は?なんで??

 

と思っていると、

 

「そのヨメっていうのがさ~」

 

と、いかにも姑丸出しでおヨメさんについてモンクを言い始めたのである。

 

「この人ってどこまで行ってもテンプレだなー、しょっぱなから嫁姑問題かー」

 

と、なかば感心しながら聞いていた。

 

そう言えば、自分自身もお姑さんと上手くいってないとか言ってたよね、前に、というのも思い出した。

 

息子さん夫婦は先に入籍だけ済ませて結婚式は後に行った。

確かに、この話を聞いていた時はおばちゃんが”息子の結婚式”で休んだ事はなかった。

 

で、話の続きを聞いていると、

 

「すっごくよく食べるヨメなんだよ、アタシびっくりしちゃった!」

 

と言う。

 

おじさんも一緒にその話を聞いていたので、途中でおじさんが質問をしながら私は横でやり取りを聞いていた。

 

おじさんは

 

「へぇー、そんなに大食漢のおヨメさんなの。健康的でいいじゃない?」

 

と言うと、おばちゃんは

 

「ええっ?!どこがよ!すっごくよく食べるしデカいんだから!もうびっくりするんだって!」

 

と言う。

 

おじさんはすかさず

 

「そんなにデカいの?アンタとどっちがデカいんだ?ははは」

 

と笑っている。

 

そう。

おばちゃんも大概デカいのであるw

横にww

 

おばちゃんは

 

「もう!アタシとは違うんだって!背もデカいしガッシリしてるんだよ。だって三食ご飯食べるんだよ?信じらんない!」

 

と、プリプリ怒っている。

 

えーっと…

そこって怒りポイントなんだろーか?

 

と疑問に思っていると、おじさんも同じ事を考えたのか

 

「三食ご飯の何がダメなの?」

 

と聞き返していた。

 

おばちゃんは

 

「えー?!普通は朝はパンとかじゃん?!そのヨメは朝からご飯に味噌汁でちゃんとおかずも食べるんだよ?変じゃない?!」

 

と力説している。

 

うーんと…

それって、逆にものすごくちゃんとした家庭じゃね?

朝からきちんとしたご飯を食べる家庭で育った人だよね?

 

しかも背が高くてガッシリした体格って言うんだから、スポーツで鍛えた可能性もあるよな。

そりゃおばちゃんのブヨブヨとは違うだろーさ。

 

おじさんは

 

「いやー、別に変じゃないと思うけど。昔は皆、朝昼晩米の飯食ってたからなぁ、ははは」

 

と笑っていた。

まぁその笑いがどういう意味の笑いかまではわからんが。

 

おばちゃんは

 

「えー?絶対ヘンだよ!そんな朝からご飯とか作るのも大変だしさー。なんでパンにしないんだろー?三食ともご飯食べてるからさー、お米の減りがすっごく早くてさー。この間お米がすぐに無くなるっていうからウチで買っておいた10キロのあげたんだよね。そしたらそれももう無くなりそうとか言ってんの。そこからはもう知らないからって言ったんだけどさー、ちょっとご飯食べすぎだよ」

 

と一気にまくし立てていた。

 

まぁなー。

 

新婚カップルの収入からすると、どうしてもエンゲル係数は高めにはなるんだろう。

でもその話を聞いている限りでは、そのおヨメさんが変だとは全く思わないんだけど。

 

朝からきっちり朝食を食べる家庭で育って、自分でもちゃんと朝からご飯の支度が出来るちゃんとしたおヨメさんが来たんだなぁという印象しかないわけだが。

 

お米の減りが早い代わりにパン類なんかを買わないワケだから、それはそれぞれの家庭の違いで別にいいんじゃね?

 

いくら「三食ご飯を食べるのが変」とか力説しても、朝はパン、昼はカップ麺の人の方がどうしても面倒くさがりでだらしない印象になってしまうわな。

必死でご飯食をディスってるワリにはw

 

それにしても、おばちゃんの息子くんはおばちゃんとは正反対の人を選んだワケか。

そっちの方が興味深いわ。