goru-goru綴り

日頃のもやもやを書き綴ります

若手くんの発想がイマイチ理解できない

まぁ私が歳をとったという証拠かもしれんなぁ・・・

と、ちょっと遠い眼になったりもするが。。

 

若手くんは経理担当なので、たまに銀行へ行く事がある。

つか、たまじゃなくてもうちょっと行く回数増やせよ、手持ちの現金がなくて困る人もいるんだよ!と思うくらいにたま~に行く。

 

出て行く用事が大嫌いで、お使いの用事を人に振りまくるのが高機能より酷いことがわかった時にはまービックリしたのだが、一応銀行関係は自分の役目であることはなんとか理解しているようだ。

 

で、高機能の時は月に2~3回くらい銀行へ行っていたのだが、現在の若手くんはもっと酷くて月1回やっと行く程度になっている。

 

その弊害を一番受けているのは実はおばちゃんなので、まーどうでもいいっちゃいいのだが(ヒデェww)、会社の経理としてどうなのか考えるとちょっと違うんじゃないかという気がしないでもない。

 

おばちゃんは高額な収入印紙を使う仕事をしている。

そのため、月に何度か会社からお金をもらって万円単位の収入印紙を自分で買いに行
く。

 

だが、収入印紙が要り様のときに、金庫に現金がないためその仕事が滞る事がある。

もしくはどうしても必要な時は自分で立て替えて購入するしかなくなっているのだ。

ザマミロ(イヤイヤ、違うww)。

 

高機能の時もたまにそういう時があったのだが、おばちゃんが

 

「なんでいつもお金用意してないのよーーーーー!!!」

 

とキレまくるので、慌てて銀行に走っていた。

 

だが、若手くんは全く違う。

おばちゃんが「収入印紙買いたいからお金ちょうだい」と言って来ても、シレ~ッと「今ないんでー、今度用意しておきます」と平然と答えている。

 

あまりにフツーに平然と言うのでおばちゃんも拍子抜けするのか、

 

「え?あ、あ、そう、ふーん。え?え?いつ銀行行くの?今日行く?明日?明後
日?」

 

と、少々タドりながらも食い下がる。

 

が、若手くんは周りに合わせて仕事をするタイプではない。

 

なのでまた

 

「いやー、今日明日は行かないですねぇ。来週か、ま、再来週くらいには他に用も出来ると思うんで行きますよ」

 

と平気な顔で答えている。

 

うわーーーー。

ないわ~。

 

会社の物を購入する必要があるのに、早く銀行に行って現金を用意しなければと思わない経理ってどうよ。

 

さすがのおばちゃんも、想定外の返事をされたからか

 

「え?あ、あ、すぐには行かないんだ。あ、あ、じゃあ用意できたら言ってね、
ね!」

 

と言うのがやっとだったようで、高機能の時の様にはっきりとキレる事はなかった。

 

つか、おばちゃん収入印紙急ぎじゃないの?

 

その方が謎だったりするが、まぁそんな具合に若手くんの仕事っぷりがふざけ過ぎだろと私は内心ではいつも思っている。

 

で、何日か経ってその続きのような会話を若手くんとおばちゃんがしていた。

 

おばちゃんが

 

「ね、ね、今日もまだ銀行行かないの?」

 

と若手くんに尋ねると、若手くんはまた平然と

 

「あー、今日は行かないッスね~、特に用事ないんで」

 

と答えていた。

 

wwwww

 

もう笑うしかないわ。

特に用事ないってww

 

お金を引き出しに行くのは銀行に行く理由じゃないんかい。

 

呆れながら2人の会話を横で聞いていたのだが、さすがにちょっとおばちゃんが気の毒に思えてきたわw

 

おばちゃんも呆れてるのか気を使ってるのか、

 

「ふぅ~ん。今日も行かないんだー、あ、そう」

 

と、普通に引き下がっていた。

 

そのついでかなんなのか、おばちゃんが若手くんに仕事とは関係ない事を色々と尋ねていた。

 

「若手くんてさー、いつも銀行行くときスーツに着替えてるよね、なんで?」

 

そう、若手くんは、会社の制服として指定されている作業服を外出する時にわざわざスーツに着替えているのだ。

 

私も前から面倒なのにイチイチ着替えるんだなぁと思っていた。

 

すると若手くん

 

「え~、普通着替えるでしょ。こんな恰好で銀行行くの恥ずかしいじゃないッスかぁ~」

 

と答えている。

 

エエエ~~~?

じゃあ“こんな恰好”で外にお使い仕事に出て行っている私たちや、まさにこれが仕事着になっている現場マンや営業マンは何なんだっつーね( ̄▽ ̄;)

 

おばちゃんも若手くんの言ってる事がおかしいと思ったのか

 

「ええ?みんな普通にこの恰好で外行ってるじゃん。よその会社でも作業服で銀行行ってる人、いるでしょー?!」

 

と言っていた。

 

そりゃそーだ。

 

現場系の業種の企業は作業服が制服なので、事務系で上着だけでも羽織っている人をよく見かける。

当然、銀行でもそういう人をたまに見かける。

 

だが、若手くんはよっぽど作業服で銀行に行くのが恥ずかしいようで、

 

「ええー、そんな恰好の人銀行にはいませんよ。前の○○支社では皆ちゃんとスーツに着替えてましたよ。××支社でもそうしてるらしいッス。」

 

と、平気で皆が着させられている作業服をディスっている。

 

…………

えーっと…

私たち女性ですら着用を義務付けられているので仕方なく着ているのに、何自分だけカッコ付けてんの?

規定の制服着用についてそんな感覚でいいんかい?

 

おばちゃんも同じように思ったらしく

 

「ええーー?!そんな事ないって!作業服で銀行行ってる人いっぱいいるよー!…

あ、そっか!若手くんエリートだからアタシたちとは感覚が違うんだよね~。ね!ね!そういう事でしょ!作業服なんか着て仕事やってられないんだよね!やっぱエリートは考える事が違うわ~」

 

とズバズバ言いにくい事をイヤミったらしく突っ込んでいた。

 

おいおいww

これまたハッキリ言いましたねー。

 

だが、若手くんは今どきのゆとりである。

そんなイヤミはまったく通じないのだ。

 

「そんな事ないッスよ。銀行では作業服着てる人なんて見かけないんで、やっぱ行くときは着替えた方がいいんじゃないッスか?マナーですよ」

 

と素に答えていた。

 

いやもう、逆に感心するわ。

何世間のマナーかのように語ってんだよ。

 

代々君の席に座っていた経理担当者はいつも普通に作業服で銀行に行ってたんだけど。

君が尊敬してやまない、高機能の前任者であり君の前の上司である○○さんもそうだったよ?

 

と思ったが、これは世代間格差なのでしょうがないとあきらめて何も言わなかった。

 

ゆとり世代の若者が「ゆとりゆとり」言われるのが嫌だと前にインタビューで答えていたが、言われるだけの理由があるんだからしょうがないんじゃないのかなぁ。