goru-goru綴り

日頃のもやもやを書き綴ります

バカ男観察日記11

さて、すっかり遠のいていた隣りのバカ男のその後。

 

というのも、この1ヶ月ほどバカ男はほぼ不在で、私が在宅時には留守にしている事がほとんどだった。

 

居ても、私とは入れ替わりに夜になったら出かけて行き、在宅時間が被る事がほとんどなかった。

 

その間、彼女も訪ねて来ず、私としては快適な期間を過ごす事ができた。

 

彼女が無断で車を止めていた駐車場が、たまに本来の借主により使用されていた事も関係しているかもしれない。

 

お盆休みの間、来客があったのかいつもは使用されていない駐車スペースに見慣れない車が止めてある事が何度かあったのだ。

 

ずっとこの状態が続けば良かったのだが、さすがに今月に入ってからはバカ男も毎夜帰宅するようになり、彼女もまた律儀に毎夜訪ねてくるようになってしまった。

 

ただ、彼女がやって来る時間が異様に遅くなったのは何か理由があるのだろうか?

 

バレないように周りがすっかり寝静まった頃合いを見計らって来ているのではないかと思われる。

 

たまたま私が夜更かしをして、深夜の2時頃にふとんに入った頃に訪ねて来た事があった。

 

せっかく彼女がコッソリと抜き足差し足忍び足でやって来たにもかかわらず、さすがのバカ男、バカだからしょうがないかもしれないが、大はしゃぎで突然大声で喚き出し、ドンドンと音を立てて相変わらずの反省の色の無さを露呈していた。

 

あーやれやれ。

 

ホントにバカなんだなぁ。

何の為に彼女がコソコソと遅い時間に来ているんだか。

 

で、彼女は早朝、これまたコッソリと帰って居なくなっている。

朝6時過ぎに窓から見ると既に車はない。

 

そんな彼女の努力も虚しく、その数日後、またやたらと静かになるか、夜帰って来ないのはもうルーティーンと化している。

 

おそらく、反対隣りの住人や下の住人からすかさずクレームが入っているのだろう。

 

ある雨の日、仕事を終えて帰ると隣りの玄関ドアが全開になっていて、なにやら業者らしき人が出入りしてドンドンガタガタ音を立てていた。

 

やった!

とうとう出て行く気になったのか。

 

こんな夜の時間帯にお引越しですか?

しかもこんな天気の悪い日に。

 

と、ワクワクしながら自分の部屋で隣りの物音が止むのを楽しみに待っていた。

 

そして、一時間ほど経った頃、業者の人らしき人の声で

 

「これでたぶん水も入ってこないと思いますんで。じゃ、しばらく様子見てみてください」

 

とかなんとか言って出て行った。

 

一緒に家主さんも来ていたようで、

 

「また何かあったら呼んでください、じゃ、よろしく~」

 

とかなんとか言って、業者と一緒に帰って行った。

 

なんだよーーーーー。

ただの雨漏りだか水漏れだかの修理かよ~、と久々に思いっきりガッカリしたわ。

 

しかも家主立会いでトンカンやってるんならクレームもつけられないよなぁ。

 

もう最近はバカ男本人がこれを読んでくれていなくても、周囲の住人が読んでくれてればいいかな~という気がしてきたよ。

 

まぁ誰も見てないんだけどね。