とうとう完全なるおばちゃんのチョンボで被害を受ける
今までに何回も同じような事があったので、”とうとう”という訳ではないのだが、ここ最近やたらとこちらに擦り付けられていたので、満を持しての本命登場!という気がしてつい”とうとう”を付けてしまった。
おばちゃんが書類を添付していなかったせいで、こちらが作成する請求書に漏れが出て、また作り直して再提出というハメになってしまった。
なぜ添付していなかったのかというと、おばちゃんが処理する段階で書類が足りない事に気付いていたにもかかわらず、確認するのが面倒だからと
「ま、なくてもいいか」
と、放置してそのままこちらに回して来たからだった。
まさにおばちゃんの確認不足である。
おばちゃんの仕事で、この「面倒だから確認しなかった」というのが今までに何度あった事か。
本当に何度やらかしても治らない。
つーか、仕事上で「面倒だから」っていう言い訳ってあるの?
いつも人に向かってエラソーに「ちゃんと確認してよ!」と言っている人の仕事っぷりとは到底思えない。
今回はさすがのおばちゃんも、自分でもマズッた事は理解しているようで、慌てて担当者に確認を取ってその書類を揃えてこちらに回して来た。
だが、おばちゃんもたいがい「謝らない人」の一人である。
「はい、これ。これでいいんだよね!ね!揃ったからもういいよね!」
と、やってやった、そして書類が揃ったんだから文句ないでしょと言わんばかりに渡してきて終わりである。
「自分の確認不足でした。ごめんなさい」などとは絶対に言わない。
誠実さや真摯さのカケラも無い。
こちらもおばちゃんの態度には慣れてしまっているので、
「ああ、これで大丈夫。どうもありがとう」
とだけ言って、淡々と請求書を作り直して取引先に謝罪して再度提出する。
なんで私が謝らにゃならんのだとは思うが、役割上しょうがない。
そういう時、私は静かに内心で怒っている。
静かに内心で怒っているだけのつもりなのだが、いつの間にか怒りが表面に出ているらしい。
怒りオーラを纏った私に、営業の若い社員が
「goru-goruさん、何怒ってるんですか、コワイですって~」
などと冗談っぽく話しかけてくる。
それくらい、怒りが周りに伝わっているので、当然おばちゃんにも伝わっている。
そういう時におばちゃんは必ずこちらのご機嫌を取りにくる。
「goru-goruさん、これ一緒にやっておくね~」
「goru-goruさん、これ私の方で処理しとくから」
などなど。
そんな取って付けたようなご機嫌取りはいいから、普通に間違いを認めて謝れや~。
とついつい考えてしまうので、さらに怒りは増すばかりである。
謝る代わりにご機嫌を取ってチャラにしようとする人間を、私は信用しない事にしている。