バカ男観察日記3
バカ男、生きてる~?
隣のバカ男が静かすぎて不気味。
先週の土曜日、アパート前の駐車場のオーナーらしき男性が、駐車場を見回りながらスマホで写真を撮影していた。
無断で駐車している車が無いか見回っていたのだろうか?
というのは、あくまで私の推測である。
実際、その人物がオーナーかどうかも定かではない。
が、今朝、起きてベランダに出て駐車場を見てみると、各駐車スペースに新しい名札が付けられていた。
前日に付けられたのだろうが、昨日は帰りが遅くなってベランダから駐車場を見ても暗くてわからなかった。
朝、見たらきっちりと名札が設置されていたので、先週見回っていたのはやはりオーナーだったようだ。
もう、完全に駐車場方面にもクレームが入っていると思われる。
ただ残念な事に、丁度オーナーが見に来ていたときに、バカ男の車も彼女の車も泊まっていなかったんだよなぁ。
というより、あの騒音事件以来、バカ男の在宅率が異常に減っている。
いない事の方が多くなってしまった。
居ても、恐ろしく静かになってしまった。
よっぽどクレームが効いたのか、家主から最後通牒を突き付けられているのかはわからないが、こちらとしては残念極まりない結果になってしまっているのである。
静かなのは良いのだが、一番の希望はバカ男の退居である。
いくら静かとはいえ、
「え~、このままずっと居るんかい~(-"-)」
という不本意な終わり方になってしまうではないか。
バカ男が騒がない限り、騒音でクレームをつける事ができない。
もう、彼女の違法駐車しか手はないのだが、最近彼女の方もたまにやって来る程度になってしまった。
来たら来たで無断駐車しているのだが、どうやら皆が寝静まった頃にやって来て、翌早朝にさっさと引き上げている。
夜には無かった彼女の車が、翌朝起きたら泊っている事があった。
えー、いつの間に?
と思いながらこちらが顔を洗ったり支度をしている間に車がなくなっている。
敵もいろいろ考えているようで、コッソリと活動しているようだ。
という事は、ここから出て行きたくはないワケか。
周りからクレームを付けられて、家主からは締め付けられて、でも居続けないといけないんだろうか?
つーか、はやく出ていけよ。
はやく、もうひと悶着起こせっつーに。
バカ男、読んでる?
追記
おっとっと~?
今、まさに彼女がやって来ている。
さっき、ミシミシと誰かが階段を上がって隣りの部屋に入ったと思ったのだ。
ベランダから駐車場を見てみると、彼女の車がちゃっかり泊まっているねー。
そして、調子こいたバカ男は彼女の登場と共にテンションが上がったらしく、あれだけ静かに過ごしていたのに、少々声を荒げ気味である。
本当に、アホである。
いいよいいよ~。
もっと大声出して早く追い出されろっつーの。