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goru-goru綴り

日頃のもやもやを書き綴ります

「勇気ある知の巨人」逝く

www.sankei.com

 

保守の論客として知られる渡部昇一氏がお亡くなりになられた。

心よりご冥福をお祈りいたします。

 

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安倍首相も追悼コメントを出した。

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渡部昇一氏といえば、言ってる事がいちいちもっともで、いつも納得させられていたのを思い出す。

 

中でも一番印象に残っているのは、"なぜ皇統は男系男子なのか"を説明した文章である。

本当に分かりやすい例えが用いられていて、読んで自分のなかにストンと入ってきた。

 

それ以来、「男系男子じゃないと意味がないんだよなぁ」と思うようになった。

 

《以下抜粋》 

農業国家にとって重要なのは「種」である。作物は田畑に何の種を蒔くかで決まる。稲を蒔けば稲が生え、麦を蒔けば麦、稗なら稗が生える。

いくら一生懸命に育てても、雑草が稲になることはなく、米も穫れない。ここから「種」こそが最も大切であるという強烈な意識が生まれた。

日本の皇室が、男系すなわち「種」を重んずるのはこのためである。

これに対し、「畑」にはあまりこだわりがない。
たとえば、平安京を造った桓武天皇の母親は百済の王族の子孫・高野新笠である。
また、桓武天皇自身も百済から何人もの妃を奉られている。

皇室は「種」を大切にし、万世一系の男系を貫いてきた。
これを「男尊女卑の発想だ」と言う人がいるが、二千六百年余りの伝統を無視し、「男女平等思想」を皇室にまで押し付けるのは暴挙であろう。

《抜粋終わり》

渡部昇一 著『皇室入門』より

 

これは、漫画で皇室の歴史が描かれている本である。

その中に出て来る上記抜粋部分の説明が抜群にわかりやすくて、本当に納得してしまった。

さすが渡部先生ー。

やはり、日本が農業国であるというのは、皇室の継承にとっても大きな意味を持つのだと思った。

ズッキーニの種を蒔いてもキュウリはできんのだよ。

ブロッコリーを蒔いてもロマネスコにはならないしなぁ。

 

また別の著書でも書かれている。

これは、ブログ「私的憂国の書」様の記事で紹介されていたものを抜粋させていただく。

yukokulog.blog129.fc2.com

 

《以下抜粋》

 要は何が本質かということです。本質さえ見誤らなければ、「皇室典範を改正しなければ皇位継承者がいなくなる」などという誤った認識に陥ることはありません。
 その本質は、日本では「種」ということになる。戦国時代にどんなに皇室が微力になっても、暮らし向きが苦しくなっても、大名たちは早く京都に上って天皇を担いで自ら〝正統性〟の証にしようと考えた。それは天皇が無二の「貴種」だからです。
 徳川幕府になっても、直轄地と旗本知行地を合わせて八百万石に対し、皇室はせいぜい三万石ぐらいのものだったらしいのです。しかし勅使がやってくると、徳川幕府はその応接に緊張しました。元禄忠臣蔵吉良上野介は、その責任者でした。
 幕府を緊張させたものが「種」の力なのです。これは、いかなる権力も財力も取って代わることはできない。これが皇室の本質なのです。
 しかし女系を容認すれば、「種」ではなく「畑」でもよいことになるわけです。地質が多少変わっても「種」が同じなら同じ芽が出ますが、「畑」に違う種が飛んできて根づいたら違う芽が出るわけです。これでは「貴種」ではなくなる。
 私は、荒地や植生の破壊された土地に侵入・繁殖するセイタカアワダチソウに喩えるのですが、「種」が一系でなくなったら、日本が「日本文明」の国ではなくなるのです。そのことがわかっていたから、「種」の系統はひたすら守りながらも、「畑」にはこだわらなかったのです。桓武天皇の母は百済の王女の系統でしたが、それが問題視された形跡はありません。桓武天皇の妃にも百済系の女性が何人もいますが、問題になっていません。「畑」の問題だからです。
皇位継承というのは、最終的には「文明」の継続という問題になってきます。サミュエル・ハンチントンは日本を一つの文明圏として括りましたが、これは正しいのですね。

 

稲田朋美 八木秀次 渡部昇一 共著
『日本を弑(しい)する人々−国を危うくする偽善者を名指しで糾す』
より

《抜粋終わり》

 

私にはものすごーく納得できたのだが、「種」とか「畑」とか一体何なのよー!女を畑に例えるとは何事だーーー!!とか喚くタジマなんちゃらいうおばはんの姿が目に浮かぶのは私だけ?

 

「そうやって日本の女性はずっと虐げられてきてうんたらかんたら~」

って、アンタ日本女性代表みたいに好き勝手しゃべるのやめてよねー、誰もアンタと同じ意見なわけじゃないから。

 

っつーか、皇統の話なのに思いっきり論点ずらしてくるんだよなー、あの類の人たちって。