goru-goru綴り

日頃のもやもやを書き綴ります

コメント欄のヌシ

ブログのコメント欄には、必ずと言っていいほど”ヌシ”が存在する。

 

そのブログ読者の中でも、古参の読者でコメント欄の常連だったり、そのブログで取り上げているジャンルに詳しい人だったりがヌシになっている事が多いようである。

 

私も今までに興味があるジャンルで色んなブログにお邪魔してコメント欄に書き込んだ事があるが、所謂ヌシ様と思しき人への対応は今でもよくわからない時がある。

 

私は以前、あるブログでわからない事を質問した事がある。

そのブログは、ブログ主がコメント欄に登場する事はめったになく、読者同士がコメント欄で情報をやりとりする様な形式になっていた。

「お互いに知らない情報を交換し合って、情報共有しましょう」と誰かが提案し、皆が賛成したので、そういう流れになっていたのだ。

 

私はある分野に詳しそうな、常連の部類に入るコメント主にあてて質問のコメントを書き込んだ。

 

その常連のコメント主氏は快く回答を返信してくれたので、自分の中での疑問が解決してすごく助かり為になったのだが、その少し後に、

 

「皆さ~ん、ちょっと落ち着いてくださいね。

簡単に質問のコメントを書いている方がいらっしゃいますけど、あなたが今面と向かっているものは何ですか?パソコンではありませんか?わからないからと言って、すぐに人に頼るのではなく、目の前にあるパソコンで、自分で調べてみてはいかがかしら?

答える方も、間違った事を教えるわけにはいかないからと、色々と検索してから答えているのよ。

あなた方はその労力をわかっていらっしゃるの?

もう少し考えてから質問なさってはいかがかしら?」

 

と、「アンタはお蝶夫人か?」と思う様な、非常に上からの、こんなカンジの文体でコメントが書き込まれたのだ。

 

その時、質問形式のコメントを書きこんでいたのは私しかいなかったので、紛れもなく私宛のコメントである。

 

そして、この”お蝶夫人”がまさにこのコメント欄のヌシなのである。

 

確かに、相手の負担も考えずに軽い気持ちで質問したのは申し訳ないと思った。

思ったので、質問に答えてくれたコメント主氏へは、丁重に感謝とお詫びのコメントを書き込んだ。

 

そして、「調べても解らなかったんだよ!悪かったな!!」と思いつつ、”お蝶夫人”に対しては、謝罪と「以後質問は控えます」という内容のコメントを書き込んだ。

 

それからしばらくして、私の謝罪コメントに対して返信が書き込まれた。
お蝶夫人”からである。

 

「だからー、そういう事じゃなくって~。

名指しで質問すると、その人が大変になっちゃうから、誰でもが答えられるような質問の仕方にしたらどうかと思っただけ。

私が知っている事なら私でもお答えできると思うし。

気を悪くしたらゴメンネ」

 

という、相変わらずのLOOKDOWNなコメントが書き込まれていた。

 

とんでもないわ。

実は以前、このお蝶夫人が平気で間違った内容のコメントを拡散していたので、ヌシとは知らずに「それ、違っていますよ。正しくは◯◯ですよ」という返信をした事があるのだ。

ひょっとして、その事を根に持たれて粘着されているのだろうか?

 

後々、「ヌシ面をしてはいるが、古参というだけで詳しい訳ではないのだな」と判断したため、この人にだけは聞きたい事は何もないと思っていたくらいなのだ。

つまり、「アンタからの返信は結構」という事である。

 

しかも、上からな態度のコメントがどうも気になる。

コメントの内容から判断するに、年齢はおそらく私より一回りは下だろうと思われるのだ。

 

それ以降、お蝶夫人が私のコメントに反応して返信してきても、マナーは悪いが”スルー”させて頂いた。

早い話、絡みたくなかったのである。

 

また別のパターンで、あるブログのコメント欄で、

「初めてコメントします」

という人から、「◯◯についてのブログ主の見解が知りたいので、一度記事にして頂けませんか」という提案がなされた。

 

そこにすかざず反応したのが、これまた古参の読者である。

「あなたは今日初めてコメント欄に現われた新参者である。このブログでのコメント経験が浅いのに、いきなりブログ主に対して提案するとは何事か。私ですらそんな提案をした事がないのに、まったくもって、失礼ではないか。少し控えて経験を積んでから出直せ」

といった内容の返信をしていた。

 

まぁ、ビックリした。

 

私はそのブログを訪問するようになってから1年程経っていたが、そこまで体育会系なブログとは思っていなかった。

 

その提案した初コメント主も

「コメント経験がなければ提案してはいけないのですか?ブログ記事を読んで、もっと開かれた場だと思っていましたが、どうやら違っていたようです。もうこちらにはお邪魔しません」

と、怒って去って行った。

えーっと・・・

そりゃそうだよなぁ。

しかもムカついて追い払っているのがブログ主ではなく読者。

 

どちらのブログも不思議なのは、ブログ主が黙ったままなんだよ。

よくわかんねー。