goru-goru綴り

日頃のもやもやを書き綴ります

残念ブログは何処へ向かって行くのか その2

前回のつづき

前回は、半月ほど前の残念ブログの様子を書いた。

私事でバタバタしていて、なかなか記事に出来ずにそのままになっていたものだ。

その後、つい先日、おもしろネタがないかと再度残念ブログを開いてみたら、実に何週間ぶりかで、Bさんがコメント欄に現れた。

ほぉ~、見捨てたワケではなかったのか、と思いながらコメントを読んでみた。

いつものように、ブログ記事の感想や、記事に関して思いついた事などを書き込んでいた。

それに対するブログ主の返信は

「へぇ、そうなんですか。Bさんもご存じだったとは思いませんでした。
○○(Bさんがコメントで挙げていた人物)の事は知りませんでした。コメントありがとうございます」

という、またもや素っ気ない返信で終わっていた。

いやいや、あのさぁ・・・

普通、自分が書いたブログ記事で、何か関連がある様なコメントを貰ったら、興味を惹かれて調べるんもんじゃないの?

それ以前に、このブログ主は物を知らな過ぎる・・・

私でもBさんがコメントしていた○○の事は知っていたのだ。

映画のテーマ曲でよく知られている作曲家である。

しかも、その映画はカンヌ、アカデミー賞作品である。

読んでいて、え?知らないの??とか思ってしまったわ。

もうちょっとわかりやすく説明すると、ブログ主の記事はある歌手について書かれていた。

その記事に対してBさんが

「その歌手については名前だけは知っているが、どういう歌手なのかまではよくわからない。
なので、自分でも調べてみたところ、どうやら自分の好きな作曲家と関連があるようだ。
だから名前だけ見た事があったのかも知れない」

といった内容のコメントをしていた。

ブログ主はどうもその歌手が最近気に入っていて、その記事を書いたのだと思う。

だとすれば、Bさんのコメントを読んで、その作曲家について調べてみようと思わなかったのだろうか?

”調べてみたら、その作曲家が作った曲をその歌手が歌っている事がわかった、知れてラッキー”

という事もあるんじゃないのか?

その後、再度Bさんからのコメントが・・・

作曲家○○について丁寧に解説し、さらに曲が使用された映画の事も書き込んでいた。

ブログ主が映画好きというので、親切に紹介してくれたのだろう。

ところが、対するブログ主の返信は

「Bさんは物知りですね。でも私は好みが偏っていて新しい情報を遮断してしまうクセが有ります。まぁ、こうして色んな事を教えて頂くと刺激にはなりますよ。どうもありがとう。では良いお年を」

という、好みじゃないコメントはありがた迷惑だと言わんばかりの内容だった。

えぇ~~?

そりゃないよブログ主ー、とBさん贔屓の私は思ってしまった。

一体、Bさんの何が気に食わないのかはサッパリわからないが、「いくらコメントを貰っても、あなたのコメントに関心が向く事はありません」といった態度の返信だったので驚いた。

普段は「知らない事を吸収出来て勉強になるので、皆さんのコメントを楽しみにしている」と書いているブログ主が、Bさん相手だと、「好みじゃない情報は遮断する」て・・・

しかも、年明けまでまだ1週間以上あるのに「良いお年を」という一年最後の挨拶付き。

もう少なくとも年内はコメントしてくるなって事なのかな?

これをカンジ悪〜、と思った私は穿ち過ぎなんだろうか。

もしこれが、Aさんが書いたコメントだったら全く違う反応なんだろうねぇ。

すると、Bさんから再度コメントが書き込まれた。

「押し付けがましいと思われたなら申し訳ない。参考になれば良いと思って書き込みましたが、興味が無いならスルーして下さい。では良いお年を」

と書かれていた。

空気を読んでしまったBさんは、もう来ることはないな、と私はコメント文の感じで確信してしまった。

せっかく、色んな事を教えてくれていたのに、なんという勿体無い事をするブログ主だろうか。

 

もうだいぶ前になるが、Bさんがコメントで紹介していた曲を、1ヶ月後くらいに

「以前読者から紹介された曲が有るので、その事を記事にします」

と、それがBさんから教えて貰った曲である事も何も紹介せずに、普通に記事で取り上げていて驚いた事がある。

もう、びっくりである。

なぜこのブログ主がBさんを気に入らないのか、思い当たる節が一つある。

このブログ主、物知らずの割りに文章を書くのが趣味らしく、オリジナルの創作短編小説をブログ上でたまに掲載しているのだ。

そもそも、私がこのブログを知ったときから小説を掲載していたので、最初は物知らずなイメージは全く無かった。

文章を書くのが趣味の人なんだなぁ、でも私好みの文章ではないなー、くらいの感想だった。

このブログに集まる読者は、当然ブログ主のファンなので、その小説に対して諸手を上げて絶賛の嵐である。

ところが、Bさんだけは、まあ褒めない。

というか、その小説に関してはまるで無視。

コメントをしない。

私は、その気持ちがよく分かる。

だってさー、どれもどこかで読んだような使い古されたテーマだったり、いかにも海外の小説をパクッてきた様な情緒のない訳語風の文章だったり、女々しいストーリーだったりで、はっきり言ってパッとしないのだ。
読んでいて退屈というか。

だが、小説を書く事が本人の趣味であるし、ブログに何を掲載しようがブログ主の自由である。

読んで喜んでいる読者が存在するわけだし、面白くないからといって、ヘタにコメントは書けないよなぁ。

それこそ好みの問題でもあるし。

だが、そのパッとしない小説に対して、Aさんは最初から大絶賛だった。

「もっと読みたいから、どんどん書いて下さい」

とコメントしていたのだ。

そこから、ブログ主のAさん贔屓が始まった様な気がする。

他にも、小説を褒めてくれた読者のコメントに対しては丁寧に返信しているし、紹介してくれた本や映画などは

「すぐに調べてみます」

「すぐに読んでみます」

と返事をしている。

なんなのよ、このブログ主。

自分の小説の理解者は趣味が同じだから交流を持つが、そうじゃなければ遮断するのか。

だが、少なくともBさんは、ブログ主のブログ記事に賛同しているから訪問してくれていると思うのだがなぁ。

以前、小洒落た都会の恋愛モノみたいなものも掲載していたが、なんかどこかで読んだ事がある様な無い様なストーリー展開と、やたら気取った"如何にも"の頑張りました感満載の文体。

 

前に、あの小保方さんが本を出した時に、ゴーストライター疑惑が出ていた。

ちょっと凝った、洒落た表現が使われていて、素人が書いた様には思えないという理由だったのだが、某出版社の編集者が言うには、

「こういった、小難しく凝った"如何にも"という書き方を、素人の方がやりがち。故に、本人が書いたものに違いない」
という解説をしていた。

 

このブログ主の文章も、まさにその感があって、取り上げるテーマも文体も"如何にも"感が漂っていて、読んでいて小っ恥ずかしくなるのだ。

中盤まで読んだ辺りでオチはわかるわ、レイモンド・チャンドラー好きなのは分かったからさぁーと言いたくなるようなキザな表現は多いわ。

 

どうやらご本人は海外作品に傾倒しているらしいのだが、ブローティガンとか読んだ事あるんかいな?

そう言えば、だいぶ前にBさんが某ミステリー作家(超有名)の作品を引用してコメントしていた事があった。

それに対してブログ主が「そんな事を作品中で書くとは、その方(引用元の文章を書いたミステリー作家の事)は、なかなかの感性をお持ちですね」とかなんとかコメントしていてひっくり返りそうになったのを思い出した。

まず、素人がプロの作家に対してそれを言う?と思ったのと、どうやらブログ主、その作家の事を知らなかったようなのだ。

本当に読書好きなのか?と疑うわ。


とにかく、Bさんがもうやって来ない事がほぼ確定になったような気がするし、本当に残念だわ。