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goru-goru綴り

日頃のもやもやを書き綴ります

とうとう、前任の上司について書いてみる

職場

よく、隣の某国が「法治国家」ではなく「情治国家」だと揶揄されているが、我が勤務先も驚くほど情で事が運ぶ職場である。

これは日本企業独特の風習なのだろうか?

とにかく「えこひいき体質」が酷過ぎて、ハラスメント相談室を設けているにもかかわらず、一体どこに相談をもちかければ良いのやらサッパリわからない状態になっている。

昔ながらの習慣が根強く残っている企業はそういうものなのだろうか?

現在の上司であるロボットは、さすがにロボットと言われるだけあって情で動くというタイプではない。

どちらかと言えば、現職場では珍しい部類かもしれない。

ただ、あまりにも情が無さ過ぎて、「逆に大丈夫か?」と思う事の方がしばしばである。

ただ、それだけならこちらも割り切って仕事に専念出来て助かるのだが、自分で勝手に担当者に確認もせず先回りしてやってしまい、結局後から周りに迷惑がかかるという、「タダのアホじゃん、それ」というタイプである。

まぁ、ムカつきはするが深刻な困り方ではない。

現在の上司はそういうタイプなのだが、本当に辞めようかどうしようかとさえ考えた時期があったのは、前任者の時だった。

この前任者の下で仕事をするのは本当にしんどかった。

赴任してきた最初から、とにかく高機能をかわいがっていて、高機能が嫌がる面倒な仕事やちょっと小難しい仕事を全て私に振りまくったのは、この前任者だった。

何しろ、高機能の好き嫌いでほとんどの仕事の割り振りを決めた為、一人の負担などは全く考慮されていない。

それどころか、本来管理職がやるべき自分の仕事までも私に回してきて、一人で一杯一杯になっていた。

同じ時期に重なった仕事ばかり回されて、結局残業残業で、人件費の観点から考えると、相当無駄な割り当てになっていたと思う。

挙句に、「数年経ったら年齢的に考えても転職は無理だろうから、早めに辞めて次の身の振り方を考えろ」と、しょっちゅう肩たたきというやつをされていた。

最初の頃は私と高機能をくっつけようと画策していたようなのだが、私は高機能より10歳近く上なのだ。

それではあまりにも高機能が気の毒だろう。

あんなに話が通じない、欠陥有りの相手を押し付けられる私もかわいそうではないか。

さすがに、私と高機能をくっつける事は早々にあきらめたようなのだが、私を辞めさせようとする事はなかなかあきらめず、その後もずっと肩たたきされ続けた。

なぜ私を辞めさせたかったのか。

後々、この前任者の仕事ぶりを見ていてよく分かったのだが、どうやら、接待要員として若い女性を入社させたかったらしいのだ。

今時の発想ではないところに唖然とするが、本当にそう考えていたらしい。

ただのパートタイマーに仕事の出来不出来は関係なく、接待の時には必ずキレイどころを参加させて、お得意様の機嫌を取りたかったようだ。

とにかく、自分の名前を売り込む事だけを考えている人だった。

別の部署に、この前任者と全く同じ考えの管理職がいて、いつも二人で結託して接待を企画して飲み歩いていた。

その別部署の管理職は、ちょっと荒っぽく口の悪い人で、私は面と向かって

「鏡みてからしゃべれよ、ブス」

とはっきり言われた事がある。

確かに、ブスなのは事実だが、はっきり言われると本当に腹が立つもんだなぁと、変に感心したのをよく覚えている。

ちなみに、この別部署の管理職というのは、おばちゃんの部署の前任の上司で、現在は異動して居ない。

 

おばちゃんに、この人から酷い言われ方をしたと話しても、全く取り合ってくれなかった。

正に、おばちゃんがこの管理職からちやほやとえこひいきされていた立場だったので、私が置かれている状況が、理解出来なかったらしい。

 

そしてこの管理職にも、顔を合わせる度に

「goru-goruちゃん、深く考えなくていいからさ〜、高機能にしておけよ。毎日顔合わせてるんだし、情も湧くだろ?

アイツ、メチャメチャ貯金あるらしいしさぁ、結婚相手にはもってこいだと思うよ?」

と、これ完全にアウトじゃん、というレベルのセクハラを受けていた。

 

私がいつも笑って受け流していたので、腹が立ったのか何なのか、上記の

「鏡みてからしゃべれよ、ブス」

という発言に繋がったのだ。

 

あんまり腹が立ったので、セクハラで会社の相談室に訴えてやろうかと思ったのだが、まずは各支社のハラスメント相談窓口の担当者に相談する事になっており、その担当者が前任者だった。

そもそも相談する気にもならない相手だが、もし相談したとしても、本社には報告せずに握り潰される事はわかりきっている。

しかも、変にゴネると余計に辞めさせられると思ったので、ひたすらガマンしていた。

 

そうやって、お得意様には接待浸け、上にはゴマすりで昇進してきた人だったので、仕事は出来ないが口だけはうまかった。

そんな人がなぜ高機能をかわいがっていたのか、最初は本当に不思議だった。

だが、日を追うごとにだんだんわかってきた。

要するに、高機能を育て上げて、上にアピールしたかった様なのだ。

この時、支社長も今とは違う前任の支社長だった。

その支社長が前任者に、

「高機能があまりにも出来なさ過ぎて、会議で使う資料の数字がめちゃくちゃで全く話にならない。なんとか使えるようにしろ」

と指示していたらしい。

支社長が毎回本社の会議で使う資料を、いつも高機能が作成していたのだが、実績の数字も不備だらけ、予測の数字も適当でめちゃくちゃ。

当時の支社長は、会議でいつも赤っ恥の状態だったらしい。

これは、後々になってから、前任者本人から聞かされた。


とにかく、高機能のヤル気を起こさせる為なのか何なのか、高機能をちやほやして優遇していた。

結局、高機能の主な仕事と言えば、その会議の資料作りで、他の仕事と細々とした雑用は全て私に押し付けられた。

高機能の前で私に対して酷く当たったり、私にばかりどんどん仕事を回してきたり、私一人を残して高機能と2人でさっさと帰り支度をして飲みに行ったりと、まぁ散々な扱いを受けていた。

一番酷かったのが、更衣室の移動だった。

社内で制服に着替える女性が私しかいなかったため、男子更衣室と一緒にされていて、男性がいない間に着替えるように使用していた。

そもそも、その設定からしてどうなんだと思うが、わざわざ女子更衣室を作るスペースがなかったので仕方がなくそういう使い方をしていた。

ところがある日、前任者から

「男性と同じ更衣室で着替えるのは、セクハラの観点からも良くないから、女性の更衣室を移動する事にした」

と言われた。

そもそもセクハラを振りかざしているクセに、今さら何言ってんだ?と思ったが、変に反論すると何をされるかわからないので、「そうですか」と聞き入れて任せていた。

結果、追い出された先は、風呂場の脱衣所だった。

会社が建設系のため、現場から戻った人が汗や汚れを洗い流す為に小さいシャワー室が設けられていた。

その脱衣所にロッカー1つだけ運び込まれて終わりだった。

そのシャワー室は、社屋の外に小屋のように建てられた場所にあり、冬は寒く夏は暑い。

当然エアコンなどはついていない。

しかも、ほとんど使われていない古いシャワー室で、人一人がやっと入れる狭さの脱衣場の足元は、コンクリートむき出しだった。

窓のガラスもただの磨りガラスで、外から中が透けて見える。

足元に敷くマットや、ガラスに貼るシートを買って欲しいと前任者に言ってみたが、

「そんな事までは知らないよ。自分の事なんだから自分で揃えなさいよ」

と言われて終わりだった。

結局、なぜ急に更衣室を移動させられたのかは、すぐに理解できた。

要するに、2人で早く飲みに行きたい為、着替えている私が邪魔だったらしい。

私が着替え終わらないと自分達が更衣室に入れないため、電車1本遅くなってしまう。

早い電車に乗りたいために、私を外の脱衣所へ追い出したというわけだ。

私が着替え終わって外に出た時には、もうすっかり部署の部屋の電気が消えて戸締りがされていた。

何がセクハラの観点だよ、自分の都合ばっかりじゃないか。

嫌がらせばっかりしやがってー!

と、この日を境に前任者と関わる事を極力避ける事にした。

そして、逆に嫌がらせとして、こいつらがいる間は絶対に辞めないと決めたのだった。