いわし雲とうろこ雲とひつじ雲
秋の気配が感じられるようになってから空を見てみると、雲の形状があきらかに変わっている事がわかる。
細長い雲がズラーッと並んで絨毯のようになっている、いわし雲。
いわし雲を小さくちぎったような、短い雲がズラーッと絨毯状に並んでいるのが、うろこ雲。
と、自分で勝手に分類していたのだが、厳密な違いはあるのだろうか?
などと考えていたら、丁度タイムリーに天気予報でこの話題を取り上げていた。
いわし雲もうろこ雲も、どちらも同じ巻積雲という雲らしい。
一年中見られるが、気流の影響で秋に多く発生する事から、秋の季語にもなっているんだとか。
で、いわし雲とうろこ雲の厳密な違いはないそうだ。
どちらも同じで、単に言い方が違うだけなんだと。
でもまぁ、世間的にもちょっと細長い方がいわし雲、小さい方がうろこ雲で良いだろう、と勝手に決めてみる。
じゃあ、ひつじ雲はどうなんだよ、と思うわけだが、これは似ているが種類が違う。
高積雲という、巻積雲よりも低い位置にできる雲で、いわし雲よりも厚みがあってモコモコしているそうな。
どんより灰色になっている事もあるとか。
いわし雲もひつじ雲も秋によく見られるらしい。
マメ知識としては、
いわし雲が出たら3日のうちに雨。
ひつじ雲が出たら翌日雨。
実は、どちらも雨の前ぶれの雲だった。
そういえば、2、3日前にキレイないわし雲出てたわー。
って事は、昨日ひつじ雲が出てたわけか。見てなかったけど。
今朝は思いっきり雨だった。