真逆な人の、とことんまでの真逆さ
好みや考え方などが真逆な人というのがたまにいる。
私の身近にも、ええっ、そんなとこまで逆?というまったく逆な人がいる。
別に、各人それぞれなので、まったく逆でも私はなんとも思わないのだが、その身近な逆の人は、そういうところも逆の発想のようで…
ある時、その人と中華を食べに行って、私は天津飯を注文した。
鶏ガラベースの白いあんかけタイプが出てきた。
私は丁度、鶏ガラの白いタイプの方が好きなので美味しくいただいたのだが、食べ終わって店を出た途端、
「天津飯、すっごいまずそうだったね。残念だったね~」
とその人が言ってきた。
え?ぜんぜんそんなことありませんでしたが、何か?と思いながら
「え?美味しかったけど」
と言うと
「えっ?うっそ~、だって白いやつだったよ?まずそうだったしー」
と言ってきた。
「あ、私、白い方が好きだから大丈夫」
と答えると
「えっ?白い方が好きなの?信じらんない。天津飯は醤油でしょ。甘酢みたいなのじゃないとおいしくないよ」
と、鶏ガラベースは全否定。
「ああ、醤油の方が好きなんだね。私、鶏ガラの方が好きだから」
と答えると
「マジで?あんなの好きって、舌おかしいんじゃない?絶対醤油だよ」
と鶏ガラどころか、私の味覚までも全否定。
なんなのだ。
私は、相手が自分と違っていても、そんなことでは決して否定しないぞ。
そういうところまでもが真逆なんだなぁ。