goru-goru綴り

日頃のもやもやを書き綴ります

急ぎなら急ぎと言え…?

タイトルのセリフは、現在の私の上司が放った言葉である。
私が言われたのではない。
私の前の席に座っている、その上司から見たら部下、私から見たら上司が、そう言われながらお説教を喰らっていたのだ。

実は、前任の上司の時に、私も同じ怒られ方をした事がある。
だが、私は全く納得がいかなかった。
年度末決算の真っ最中で、上司に回す書類は全て急ぎで、承認印が必要なものばかりである。

「急いでるなら、そう言え」と言われても困る。全部が至急の案件なのだ。
いちいち渡しながら、毎度毎度「急ぎでお願いします」と言わねばならんのか。
今がどういう時期なのか、理解しているのだろうか?

しかも、至急で回した書類がずっと放置されているのを見つけ、着任してから初めての決算で勝手がわからないのかも、次の人が処理出来なくて困るだろう、忘れてるのかもしれないし、と親切心で
「すみません、これ急ぎますので優先して頂いた方が良いと思います」
と言ったらタイトルのようなセリフで怒られたのである。

ハァ?
言われずとも最優先で処理するのが当然だと思っていた私は、その上司には二度と助言をしなかった。
助言の代わりに、いちいち「急ぎます」「これは特にいそぎません」などと言う事にした。
結局、その上司は仕事の流れを覚える事なく、別の事業所に異動して行った。

私の助言が無かったせいで、遠回りしたり、二度手間だったりした事があったようだ。
色々と訊ねたい事があったのか、後半になってから、仕事終わりに食事に誘われたり、仕事の合間にグチを聞かされそうになったりしたが、全てかわして過ごした。

最初の対応を間違うと、結局自分に反射する。
何が後々自分に影響するのかを見極めるのは難しいものだ。