goru-goru綴り

日頃のもやもやを書き綴ります

20代半ばで既に大物

どうも、今年になってやっと周りの認識が正されてきたような気がする。

微かだけど。

 

というのも、若手くんの仕事っぷりにやっとおばちゃんが気付きだしたからというかなんというか。

 

ちょっと前に、休憩室でコーヒーを飲んでいると、突然おばちゃんがやってきて話しかけてきた。

 

「ねぇねぇ、若手くんってさぁ、ほんっとうに何もしないんだねー!」

 

と、どストレートに言う。

 

いきなり何を言う?

まぁ、その通りなんだけどw

 

あまりのド直球に苦笑いしながら

 

「ああ、まぁそうだねー。ははは」

 

と曖昧に返事をすると、今まで溜まっていた疑問がドッと湧いたのか、どんどん思っている事を話し出した。

 

「さっきもさー、goru-goruさんに”郵便出しておいてください”とか、”資料のコピーとってください”とか、全部振ってきてたじゃん?ああいうのって、高機能さんは自分でやってたよね?ほんと、ちょっとした雑用みたいな事って絶対にやらないよね、あの子。自分でやった方が早いのにねー」

 

若手くんがこっちに来た時からそうなんだけど、なんで今さら気付くのかそっちの方が不思議ではあるが、さすがにおばちゃんの目にも余るようになってきたらしい。

 

というのも、そのおばちゃんが言うところの”資料のコピー”に関して、実はおばちゃんの方にも実害があったからだ。

 

本社から監査関連の資料のコピー提出の依頼があった。

その中に、おばちゃんがやっている仕事の書類もあり、そのコピーを若手くんは平然とおばちゃんに頼んでいたのだ。

 

今までそんな事を頼まれた事がないおばちゃんは、「なんでアタシがそんな事しないといけないの?」と思ったらしい。

 

「だってさー、あのコピーって前は高機能さんが自分でやってたんだよ?今は若手くんの仕事なんだから、若手くんが自分でやらないといけないんじゃない?
そう言ってコピーするの拒否ったら結局はgoru-goruさんに振ってたしさぁ。しかも若手くんって普段めちゃめちゃヒマそうじゃん?本人も昼休憩の時にみんなにそう言ってたよ「なんかスッゲエヒマなんすよね~」とかって。ヒマなんだったら自分でやれっていうのよ。アタシ、前にgoru-goruさんが月次処理で残ってた時に若手くんがさっさと帰ろうとしてたからさー、帰り際に玄関で「手伝ってあげないの?」って聞いたんだよ。そしたらさー、「役割分担が決まってるから手伝えないんすよ~」とか言って、そのまま「お先っす」って帰って行ったよ。そんな決まりあった?ちょっと仕事やらなさすぎだよね~、あの子」

 

と、思っている事を一気にまくしたてていた。

 

いや、全くおっしゃる通りなのよ。

役割分担のせいで手伝えないとか、そんなものないから。

 

で、前からずっと「若手くんがそういうカンジで困ってる」っておばちゃんにも話してたんだけどねー。

人の話聞いてなかったんかい( ̄▽ ̄;)

 

まぁ、おばちゃんはそういう人だからしょうがない。

自分に実害があってやっと理解できるみたいで、人から話を聞いているだけだと信じないのな。

 

だから最初のうちは

「えー、まだ来たばっかりで勝手がわからないんだから、そんなのgoru-goruさんがやってあげればいいじゃん!」

だの

「前の支社ではそういうやり方だったんだからしょうがないじゃん、やってあげなよ!」

だの散々いわれていたので、もうおばちゃんには若手くんのグチは言わない事にしていたのだ。

 

ところが、いざ自分が被害を受け始めるとちゃっかり若手くん批判に走っている始末。

おばちゃんのそういう所はホントどうかと思うが、まぁ実態を理解してもらえただけまだマシなのだ。

 

で、おばちゃんがそう思うと広まり方はまぁ早いw

たぶんアチコチでその話をしたことだろー。

 

その後、自分からは問題提起しないが、「実はオレもそう思ってた」みたいな人が続出して、いつの間にか全体的に若手くんの評価はダダ下がりになっていた。

 

そもそも若手くんは電話を取ってくれない。

私がちょっとデスクから離れた所にいて電話が鳴っても全く取ろうとせず、あわてて電話がある場所に駆け寄ろうとすると、隣の部署の若手社員が取ってくれたりして。

 

で、その時に

 

「ほんと電話取ってくれないんだからなぁ」

 

と、ボソッと呟くと、近くにいた社員が

 

「それ、オレも思ってました。ほんと全然電話取らないですよね~。毎日ヒマそうにしてるし、明らかgoru-goruさんの方がバタバタしてるし、アイツ普段何やってるんですか?」

 

などと話しかけてくる。

 

「う~ん。私もよくわからないんだよねー。でもロボットさんも注意しないしねー。どちらかと言えば雑用とか面倒くさい事は全部私に振れって言ってるのはロボットさんなんだよね。普通はこっちが忙しそうにしてたら自分でやろうと思うはずなんだけど、ロボットさんの言った事を額面通りに受け取ってそのまま平然とこっちに振ってくるからね。それもどうかと思うけど、元々自分から進んで雑用を引き受けるタイプの子じゃないのは確かだね。おかげで高機能さんの時より仕事増えてて自分でもビックリしてるよ」

 

と答えると、その社員は

 

「えー、なんか聞いてたら自分でやった方が早いような事ばっかじゃないっすか~。前の支社で何やってたんすかね?」

 

と、不思議そうにしていた。

 

まぁね。

そういうコスイ性格なのはもうよくわかってるわけね。

ついでに周りにもバレちゃってるんだよな。

 

要するに「イイとこ取り」なのだ。

 

ちょっと小難しい仕事ばかりを覚えようとして、他の事は一切やろうとしない。

 

難しい事が出来るようになれば、上の覚え目出度くなって早く出世出来ると思っているらしい。

 

どうやら向上心だけは旺盛らしいのだが、楽して出世しようという発想だからなぁ。

それもまたビミョー。

 

それもあってか、面倒な雑用は一切やろうとしない。

もしくは、自分が楽出来るように改悪する。

例えば、自分が銀行に行くのが面倒だからと、十数万円を社員に立て替えさせるとかね。

 

以前、おじさんの通勤費の事で若手君が珍しくがむしゃらに頑張っていた事がある。

 

おじさんは年金の関係もあって月15日間までしか勤務できない。

出勤日数が私たちフルの契約とは違っている。

その為、通勤費は定期ではなく回数券の金額を支給されている。

 

定額の定期券ではなく、出勤した回数に応じて回数券の代金を支給するという後払い方式で、毎月の支給金額が異なる為、その都度若手くんが計上仕訳しなければならない。

 

それが面倒くさいからと、なんとか毎月定額を給与に含めて自動的に支給できるようにしようと、必死で定期代と回数券代を比較して、おじさんの通勤費を定期に変えるように画策していた。

とにかく、自分が楽する為には必死で頑張るらしいw

 

最初はおじさんへの説明でも

 

「今の回数券の支給方法だったらおじさんが先に立て替えてるから大変じゃないっすかぁ。だから、今度から給与と一緒に定期代として定額の金額を先渡しした方が良いと思うんっすよねー。おじさんもその方が良いっすよね?」

 

とか言ってて、いかにもおじさんの為に定期に変えたら?みたいな説明をしていた。

ほんとコスイわー。

 

結局は、定期代に替えたら1万円程高くなるからという事で上から却下されてザマアみたいな結果に終わった。

 

後でおじさんに事の顛末を聞くと、おじさんは

「どうせ自分の仕事をはしょる為にそんな提案しただけだろ?見え見えだよ、ははは」

と笑っていた。

 

さすが亀の甲より年の功。

すっかりお見通しだったww

 

ほんと、周りからしたら良い迷惑なんだよなぁ。

 

社員の査定の事はよくわからないが、こういう態度って点数に響かないんだろうか?

私が上司なら完璧バツを付けるんだけどなぁ。

 

これでまだ20代半ばというところにも驚くんだよね。

自分が20代の頃って、仕事を端折ってラクしようという発想すら無かったなぁ。

性格によるものなのか、時代が変わったからなのか。

考えようによっては、その若さで既に大物だよなぁ。

 

とにかくこういう小ズルイ輩はどんどん淘汰されて欲しいよ、私は。

 

 

「知りたい意欲」は「やる気」とは別物らしい

さて。

先日、仕事終わりに更衣室で着替えていたら、おばちゃんが話しかけてきた。

 

「ねぇねぇ、今日さぁ、若手くんがおかしい事言ってたんだよ~」

 

と言う。

 

まぁアヤツの言動はいつもおかしいからな。

何ら不思議はないよ、と思いつつ聞いていると、

 

「”僕、契約関連の仕事やりたいと思ってるんです”って言うんだよー、変だと思わない?」

 

と言う。

 

つまり、普段おばちゃんがやっている仕事をやりたいと言っているらしい。

 

「ああ~、おばちゃんがやってるやつやりたがってるのか。へぇ~」

 

と、答えた。

 

「ねー!変だよね!経理なのにさー!」

 

と、おばちゃんは言っているが、これはちょっと微妙。

支社によって仕事の割り振りが少し違っていて、他の支社ではおばちゃんの仕事の範疇も経理の方でやっている支社もあるのだ。

 

まぁその場合、経理部門の人数が多い事が条件ではあるが。

 

若手くんは他所の支社の仲の良い同期や歳の近い先輩後輩などと毎日電話で会話をしている。

おそらく、そこでどういう仕事をどの範囲までやっているかという話が出るのだと思われる。

 

前にも

「今どういう仕事やってる?どこまで覚えた?何教えてもらった?新しく任された仕事ってある?」

と、誰と話しているかまではわからないが、そういう内容の会話をしていた事があった。

 

つか、電話の時間長すぎなんだけどね。

誰も注意しないからやりたい放題になってるんだよ。

 

まぁ焦る気持ちもわからんでもない。

同時に入社したにもかかわらず、仕事の知識量に明らかに差がある。

 

そしておばちゃんは続ける。

 

「なんかー、”その辺りの仕事は全然やった事がないから早く覚えないと次に行けない”って言ってんだよ~。すごくない?次に進む為に覚えたいんだってー。よっぽどここに居たくないんだね、もう次の話してたよ、ウフフ」

 

と、おばちゃんはちょっと揶揄するカンジで話していた。

 

はぁ。そう。

次へのステップなー。

 

その辺の事情はよくわからんが、おそらく次のステップは相当厳しいものになると思うんだよな、若手くんの場合。

 

まず、そもそも今の支社に回されてきた時点で終わってると言う事を肝に命じなければならない。

もうすでに『ダメレッテル』を貼られているという事なのだ。

 

そして、今の仕事に対する姿勢を見直して、心機一転滅私奉公するくらいでないと本社へは行けないんじゃないかな~?

というくらいの掃き溜めなのである。この支社は。

 

大体、異動の度に他所で使い物にならない社員が回されてくる事が多いのだ。

いい加減にして欲しいよ、まったく。

 

たまに、その現状をなんとかしようと考える人が人事の担当に就いた場合、エース級のよく出来る人が来る事もあるが、
これは本当に稀なパターンで、大体は2年も経たずに他へ異動になって、結局改革は進まずにまたダメな方の人が回されて来て元の木阿弥。

 

以前は高機能というとんでもない社員を何年も押し付けてきたので、次はマトモな社員を回してもらえるかと思っていたが、結局はダメな方が来ちゃったなぁ、というのが今の私の感想。

 

若手くんが異動になって来た当初は、良く出来る子が来てくれたのかな、とちょっとは期待したんだけどなぁ。

 

まぁ、そうやって次へ次へと向上心だけは有るようだが、行動が全く伴っていないところが笑えるんだよな。

 

こちらへ異動になってすぐの頃、

「仕事はどんどん自分から取りにいかないと」

とか、

「わからない事はどんどん質問して自分のものにしないと」

とか、ものすごく意欲的な事を言っていて、「大人しそうな見た目なのに、スゲーな」と思った事がある。

 

だが一緒に仕事をするうちに段々と化けの皮が剥がれて、結局は「何もしようとしないヤツ」ってのはものすごくわかったわw

 

どんどん取りに行って、自分のものにするのはよくわかったけど、それを全く実践してないじゃん。

結局は人に振りまくって、自分ではやらないんだよね。

 

まぁ振られているのは私なのだが。

おかげで私の方が新たに仕事を覚えてるハメになってんだよ。

今さらなのになぁ。

 

自分のダメなところを本人は全くわかってないみたいだし、ロボットも注意しないし、とりあえず若手くんはここでは伸びないんじゃないかなー。

 

普通は赴任してから短くて2年、長くて3年で異動になる。

ところが前の高機能の場合は、丸6年今の支社にいた。

 

風のウワサでは、他所で引き受けるところがなく、人事でもずっと宙ぶらりんで放置されていたらしいのだ。

 

一体どういう人事なんだよ。

しかも全く適材適所が出来ていない。

 

結局、高機能が他支社へ異動になったきっかけはロボットの働きかけだった。

 

これはロボット自身が私にこっそりと言っていたので確かである。

 

ロボット自身、そもそも畑違いの右も左もわからない部署へ異動させられてきたので、高機能のポジションにちゃんとした人がいないと困るのである。

 

現在、なんとなくの理解で仕事を進めているロボットだが、ほとほと高機能の扱いに疲れたらしく、本社人事に頼み込んでやっと異動が叶った。

 

ところが、やって来たのは若手くん。

まったく人事異動の効果は見込まれなかったのである。

 

今年度の初め、やっと人事部自体の異動があった。

ここ数年、ずっと君臨して適当な自分都合の人事を行っていた人事部のトップが退いて、やっと風通しが良くなったかと思った。

 

ところが、フタを開けてみたらそうでもなさそうだった事にガックリきたのだった。

 

まぁ、掃き溜め扱いされている支社にいきなりエースは回してもらえないよなぁ。

 

しかも、この企業のエースったって、世間的には「どこが?」と思えるような人が少なくないのだ。

 

これは日本企業の特徴なのでしょうがないもしれない。

新卒で入社してずっとその企業一筋で頑張っているのはすごい事だけど、世間知らずにもほどがあって、私はいつもそこに驚く。

 

終身雇用には反対ではないが、そこだけはいつもデメリットにしか見えないんだ
よね。

 

 

今年で契約満了なのだ

さて、前回のエントリー記事の最後に

「4月までのガマンかなぁ」

と書いた。

 

これには理由がある。

 

世間的にも問題になっていて、今度の4月で大量発生すると思われる、5年しばりによる所謂”雇い止め”というやつだ。

 

我が勤務先もご多聞に漏れず、思いっきりこのやり方を採用している。

ほんと、企業ってヒデェ~。

 

5年以上勤務する非正規社員は正社員として採用することに法律で決まったわけだが、そのおかげで、すっかり5年経ったらクビだよ。

正社員にする気なんかサラサラないんだよな。

 

今の勤め先は新卒採用でしか正社員を採っていないからね~。

 

「辞めさせてはならない」とか、「本人の希望により非正規のままでも雇用を続ける事ができる」とか、何らかのオプションを付帯してもらわないと、また一気に無職が増えるんだけどね。

 

せっかく失業率下がったとかで喜んでたのに、どーなってんだアベノミクスと思っちゃうなぁ。

 

もっとも、今の失業率の出し方ってちょっとカラクリがあって、実は正確ではないらしいんだけどね。

そんな事を上念さんがチラッと言ってたね。

 

とにかく、働く事に関しては国に、というか役人に口出しして欲しくないわー。

トンチンカンな政策ばっかり思いついてるじゃんかー。

 

それでなくても使えないお荷物社員抱えてて、辞めさせるワケにもいかずに無駄金払い続けてんのに、私が経営者でも今の法律だったら”雇い止め”やると思うわ。

 

いきなりなんでもかんでも正社員雇用させるより、民草にまで景気回復の実感が浸透するまでは正規じゃなくても雇用を確保する事の方が大事なんじゃないのか?

 

現状だと、いきなりクビ切られても年齢的に考えて次の仕事はなかなか見つからないと思うしなぁ。

 

ほんとよくわかんねー法律作ってくれるわ。

それよりも、無駄社員をうまく整理できるような方策考えて欲しいんだけどね。

 

まぁそんなワケで、4月でおばちゃんが5年を迎え、晴れてクビになるわけ。

 

私の方は9月で丸5年なので、おばちゃんより遅いクビ。

 

だが、雇用主側からは、

「業績に応じて契約更新しないかもしれないからそのつもりで」

と言われているので、ひょっとしたら私も同時にクビかもなぁ。

 

上の連中は口を揃えて「今年はどうもなぁ~」「いつもより仕事が少ないし~」とか言っている。

 

この会社はアベノミクスの恩恵まったく無いみたい。

 

そんなんでよくおばちゃんのお買い物に口出しせずに放置してたよなぁ。

 

ロボットがシビレを切らして注意してからこっち、以前の半額程度の事務用品代で済んでて笑ったわ。

今までの金額は何だったんだっていうね。

ロボットももっと早くに注意してれば今年度の経費抑えられたのになぁ。

 

まぁいずれにせよ、4月で確実におばちゃんとはバイバイなのである。

 

あー、スッキリする。

 

だが、どうなるかはまだ油断できない。

 

なんといってもおばちゃんは奥様だからなぁ~。

 

入社した時と同じようにダンナの力をフル活用する事も考えられる。

 

ま、おばちゃんの話によると、ダンナの力うんぬんはすっかり抜きで普通に

「法律で決まってるから5年までという事でヨロシク」

と、サラッと言われたらしいからな。

 

で、何がビックリって、この時のおばちゃんの悪あがきがまた凄かったのだ。

 

5年前の9月に私が派遣社員から会社の直接雇用の契約社員になったとき、丁度その5年しばりの法律が決まるか決まったかくらいの時期だった。

 

その時の上司は前任上司の前の上司で、私はその人からの受けが良くて

「多分、ずっとgoru-goruさんには勤めてもらえると思うんで、できるだけ長く働いてくださいね」

とかなんとか言われて直接雇用に切り替えたのだが、フタを開けてみれば思いっきり期限付きの雇用だった。

 

直接雇用になった直後に、その上司は異動になり、次にやって来た前任上司から

「5年経ったら契約満了だから、年齢的な事も考えて早く次を探して満了までと言わずに早く辞めろ」

みたいなことを言われて唖然としたんだよね。

 

まぁ酷い言い方をされた。

言い方にもムカムカきていたが、すっかり派遣会社も辞めた後でそんな事言われてもなぁ~と、納得がいかなかったのをよく覚えてるわ。

 

その事をおばちゃんに話すと、

 

「会社がそういう風に決めてるんだからしょうがないじゃん!goru-goruさんだって正社員になれると思ってるワケじゃないんでしょー?!イヤなら別の仕事探すしかないんじゃない?そう思わない?ね!ね!」

 

と、やたらと悟ったような事を言っていて、「へぇ~、この人ってそういうのは怒らずにサラッと受け入れるんだなぁ。なんかちょっと見直したわー」くらいに思っていた。

 

ところが。

 

契約更新の面談時、おばちゃんも思いっきり前任上司から「5年経ったら辞めてもらうからヨロシク」と言われた後、私のところへやって来て、

 

「ちょっと!ひどくない?!5年経ったら契約満了って言われたんだよ、どう思
う?!入る時はそんな契約じゃなかった
のに、なんでいきなり変わってんの?そんなの聞いてない!◯◯課長(前任上司の前任者)はそんな事一言も言ってなかったのに!電話でモンク言ってやるわ!!」

 

と、もう既に怒りのあまり大暴れしていた。

 

つか、アンタ前に「そんなの会社で決まったからしょうがない」ってミョーに悟った事言ってなかった??

なんでいきなり爆発してんの??

ワケわからんわ~。

 

多分、おばちゃんはダンナの事もあって勝手に自分だけは対象外だと思っていたフシがある。

 

だーかーらー、法改正でそうなったって言ってんだろーが。

 

まさかおばちゃんだって正社員になれるとは思ってないだろうから、勝手な自分解釈で自分はダンナに口利いてもらって残れると簡単に思ってたんだろーな。

 

トンチンカンな法改正だけど、たしかにこういうゴミは一掃できそうな気が、この時だけはしたわ。

とばっちりは立て続けに起こる

メンドい事って立て続けに起こるもんだねー。

 

これもまぁ以前の記事で何度か書いたシステムのワークフローの事なのだが、今日その事でおばちゃんのモンクたらたらが止まらなくて大変だった。

 

工事関連の入力仕事がおばちゃんから大至急で回されてきた。

 

営業担当者が急いでいるらしい。

 

だが、今日はロボットが休んでいる為に承認ができないので、早くても明日になる。

 

その旨おばちゃんに伝えると、

 

「えー?誰かが代わりにやったらいいんじゃない?ね、ね、あ、そうだ!若手くん!若手くんがやったらいいんじゃないの?ね、ね、出来ないの?ね!」

 

と、食い下がってくる。

 

が、他の人が勝手に無断で処理できないようにワークフローを定めたわけで…

 

若手くんも、

 

「え~、ボク出来ないっすよ」

 

とさらっと一言で終わらせていた。

 

往生際が悪いおばちゃんは、

 

「じゃあさ、支社長だったらいいんじゃない?ね!ね!一番の責任者なんだから出来るよね!ね!やって貰ってよ!ねぇ!!」

 

としつこい。

 

そりゃ権限としては誰よりも申し分ないと思うが、システムの設定上まずロボットのメールに私が入力したものの承認画面が自動的に届く仕組みになっている。

 

なので支社長のPCからは見る事はできない。

 

ロボットのPCを起動して、成りすまして承認すれば出来るだろうが、そもそもPC起動のIDとパスワードを知らないのでロボットのPCを立ち上げる事が出来ない。

 

なんとかあきらめてもらおうと、そういった諸々を一応おばちゃんに説明したが、

 

「えー、何それ。誰かが代わりに処理できるようにしてくれないと、急ぐとき困るじゃん!じゃあコレどうすんのよ!ね!ね!!」

 

と、大層なお怒り具合だった。

つか、なんで私が怒られてんの?

 

再度、それでもダメなものはダメと伝えると、

 

「もう!◯◯さん(営業担当)には今日ちゃんと処理して貰うって言ったのにー!しょうがないから明日になるって言っとくけど、今度からちゃんと休んでる人の代わりに処理できるようにしといてよね!」

 

と、大声を張り上げてプイッと◯◯さんのところへ行ってしまった。

 

なんだそりゃー( ̄◇ ̄;)

 

だからぁ、休んでる人の代わりとかないんだっつーに。

そういう事が出来ないようにワークフローの設定厳しくしてるんだよ。

ほんとウザいわー。

 

とか思ってたら、おばちゃんと営業の◯◯さんの会話が聞こえてきた。

 

「goru-goruさんがー、ロボットさんが休んでて承認が下りないから今日はムリって言ってんだよね。そんなの代わりにやってくれれば良いと思うんだけどさー、急いでるって言ってんのに。アタシはちゃんとgoru-goruさんにやってって言ったんだよ!出来ないって言ったのはgoru-goruさんだから!ね!ね!どうしても急ぐんだったらgoru-goruさんに聞いてみてよ!ね!ね!」

 

……

 

もうおばちゃん全開の会話にまたハゲ広がりそう(ー ー;)

 

だが様子を伺っていると、どうやら営業の◯◯さんの方がよく事情を理解していて、

 

「あっ、そうか~。今日ロボットさん休んでるんだっけ。じゃ、しょうがないなぁ。いや、そういう事なら明日でいいよ。うん、ありがとう」

 

とかなんとかおばちゃんに言っていた。

 

おばちゃんは、◯◯さんがあっさり引き下がった事が解せなかったらしく、

 

「えー?!goru-goruさんに言ってやってもらいなよー!なんでこっちがむこうの処理待ってないといけないの?おかしいじゃん、急ぎなのにさ~!」

 

と大暴れしている。

 

ところが営業の◯◯さんは冷静に

 

「いや、それは無理。システム上goru-goruさんが出来る処理じゃないし、権限ない人がやる方が問題だから。本社発信のワークフローで決められてるんだから、goru-goruさんは関係ないでしょ」

 

と答えていた。

 

あー、大元の人がよくわかってる人で良かった~。

つか、普通はみなそういう理解なワケね。

 

最初にワークフローが定められた時に

 

「承認者が休んだら仕事止まるよなぁ~、あーあ」

 

とか言って皆でゲンナリしていたくらいなのだ。

 

どうやらおばちゃんだけがワークフローに関係がない仕事をしているので、詳しく教えられていなかったらしい。

まぁ詳しく教えていても右から左でそんな事には関係なくゴネるんだろうけど。

 

で、おばちゃんはというと、

 

「えー…そうなの?…でもさー、急いでるんだったらなんとかしないと~、ね!
ね!」

 

と、まだしつこく言っている。

 

振りあげた拳、下ろせなくなってるんだろーな。

 

◯◯さんは

 

「まぁ急いでるけど、そこはしょうがないから」

 

と、あっさり会話を切っていた。

 

おばちゃんはムスッとした顔で席に戻っていたが、まず私にキツく当たった事を謝る事はない。

それはまぁ、わかってはいたけどw

 

はー、やれやれ。

そうやっておばちゃんに言い聞かせる人っていうのがこの会社にはほとんどいないんだよ。

 

さすがに今回は営業の◯◯さんがなんとか押さえてくれたが、これはちょっと珍しいパターンで、大体はターゲットの人がおばちゃんに言われっぱなしで終わる。

 

おばちゃんも、最初から素直に納得してればちゃんと説明してもらえるのになー。

 

つか、この人、この位置に必要なんだろうか?

まあ、とりあえずは4月までのガマンなのかなぁ(-_-)

 

 

ハゲの原因が今日特定された様な気がする

あーあ。

新年からほんと精神衛生上良くない事が続くわ~。

 

まぁ仕事で精神衛生上の問題といえば、誰よりもおばちゃんなのよ、実は。

 

自分でも最近わかってきたのだが、仕事上でおばちゃんとやりとりをするのが一番嫌な気持ちになって疲れるのだ。

 

ロボットや若手くんの事もそれなりに影響していると思うのだが、やっぱり一番ゲンナリ感が強いのはおばちゃんだったりするわけ。

 

それはもう、そもそも私がどういう類の人が一番嫌いかという所に関係してくる。

 

私が嫌いなのは所謂「潔くない人」なワケだが、もうおばちゃんが今まで出会った人の中でダントツ一位なワケね。

 

・言い訳ばかりする

・人のせいにする

・自分都合で解釈する

・なぜかエラソー

・やたら負けず嫌い

・とにかく自己中

・絶対に謝らない

・その他もろもろ

 

…これ、一緒に働いてたらそりゃハゲも出来るでしょ。

冷静に考えてみたら、やっぱりハゲの原因の大半はおばちゃんじゃないのかなぁ、とほぼ確信している。

 

とにかく、この歳になって自分よりも何歳か上の人から仕事の失敗を擦り付けられるとは思ってもみなかったから、自分で思っている以上に衝撃が大きかったような気もするんだよね。

 

しかも、言いにくそうに「多分、goru-goruさんが確認漏れしてたのかもしれませんね」とか「自分もちゃんと伝えてなかったんですけど」みたいな言い回しならまだしも、堂々と「goru-goruさんの確認不足です!」って言いきってた時はもうビックリしてなんか怖かったしなぁ。

 

今まで酷い人を何人も見てきたけど、ここまで酷いのってそうそう居なかったよ。


で、今日はその擦り付けとはまた違う類の事が発覚した。

 

以前の記事でも何回か書いた事があるが、私は取引先に提出する請求書を作成するという仕事をしている。

 

その請求書を作成するにあたり、必要不可欠なのが「竣工検査日」である。

 

建築工事関連の企業なので、工事が完了し竣工検査を経て客先からOKが出ればその工事分の請求書を発行するのである。

その請求書の日付は「竣工検査日」と決まっている。

なので、その日程が前もってわかっていれば先に請求書の準備が出来てこちらとしてはとても助かるのだ。

 

ギリギリまで知らなければ、竣工検査当日の検査終了直後にいきなり客先から電話があって

 

「今すぐ請求書を持ってきてください」

とにべもなく言われたりして、その日が検査だと知らなかった場合、関係書類は揃っていないし担当者はいないしで大慌てでバタバタになるのだ。

 

結局、夕方になってから慌てて書類を揃えて金額をはじいて請求書を作って客先に持って行き、戻ったらすっかり定時を過ぎている。

 

私の机の上だけがひっくり返っていて、そこからその日の残った仕事を片付けて、やっと終わって周りを見回すともう誰もいない。

結局最後に鍵を閉めて帰る非正規雇用契約社員

 

もっと酷いときは、私が竣工検査が行われた事自体を知らなくて、竣工検査の数日後に客先から電話で「請求書、一体いつまで待たせるんですか!」といきなり怒鳴られたり。

という事が何度もあった。

 

工事の担当者に、前もって竣工検査日を教えて欲しいと何度も言っているのだが、なぜか改善されない。

 

人によってはその都度キッチリと教えてくれる人もいるが、何回言ってもムダな人もいる。

以降、もうあきらめて、こちらで大体の竣工日を一覧表にして、日程が近くなったらこちらから聞きに行くようにした。

 

本来、受け身のはずの位置にいるのに、なんでここまでこちらから働きかけなければならないのか?

なんか違うよなぁと思いつつも、実際支障をきたすのでしょうがなくやっている。

 

ところが今日、おばちゃんと別の事で話していて何かの拍子にその「竣工検査日」の話になった。

 

おばちゃんはその会話の中で

 

「この間の◯◯さん(工事担当者)からのメールには竣工検査日が◯月◯日だって書いてあったけどー・・・」

 

などと言うではないか。

 

は?
おばちゃんにはメールで工事担当者から竣工検査の日程がちゃんと送られてるってか?

 

当然、工事関連の連絡メールなので、その関連の書類仕事をしているおばちゃんにはメールが届くと思うが、そこにはちゃんと「竣工検査日」が書かれているらしいのだ。

 

どうやらそういったメールを各工事担当者がおばちゃんに送っているらしい。

 

「え?竣工検査日って・・・おばちゃんいつもそれ書いたメール皆から受け取ってるの?」

 

驚きながら尋ねると

 

「うん、貰ってるよ。だってアタシ◯◯の書類とか××の書類とかそれ見ながら作ってるんだしー」

 

と、いけしゃあしゃあと言っている。

 

そういえば、以前その「竣工検査日」をぜんぜん教えてくれない工事担当者に聞きに行ったときに

 

「あれ?前に書いて送ったはずなんだけどな~、まぁいいや、◯月◯日ね。よろしく」

 

みたいな言い方をしている人がいた。

 

おそらく、各工事担当者はおばちゃんに送ったらおばちゃんから私に伝えてくれるだろうと思っていたフシがある。

 

いやいや、おばちゃんからは全然伝達されてないんですけど〜。

おばちゃんがそんな気利かすワケないしな。

 

しかも、私の思い過ごしかもしれないが、おばちゃんの場合”わざと”の事も考えられる。

私の事大嫌いだもんな~。

私が「竣工検査日」でワタワタしているのを横目で見て笑っていたかもしれないのだ。

私が大慌てで請求書を作っている時、おばちゃんは既に竣工検査日を知ってるワケだからなー。

ほんと、恐いわー。

 

とりあえず気を取り直して

 

「おばちゃんのところにそのメールが届いたら『竣工検査日』私に教えてくれないかなぁ」

 

と頼んだ。

 

すると、

 

「あ、アタシに来るメールって確定のやつじゃないから。そんなの自分で担当の人に聞いてよ」

 

と、即効却下されてしまった。

 

えええ~~?

これ、仕事のやりとりだよね?

 

つか、そもそもそういう日程を工事担当者との間に入って滞りなく経理部門に伝達するのがアンタの役目じゃね?

その為の工事管理事務じゃないの?

 

今までの不備やバタバタも、完全におばちゃんが原因である事がこれでハッキリしたわ。

そりゃハゲるのわかるでしょ?

 

ちなみに、工事担当者の一人におばちゃんに送ってるメールについて聞いてみた。

 

「そのメールって、未確定のままでもおばちゃんに送ってるんですか?」

 

その工事担当者は

 

「えー、確定してなかったらおばちゃんに送る事はないなぁ。おばちゃんもそれに合わせて他の書類とか作ってるから」

 

とか言ってたわ。

 

はぁ~~~~~。
あー、やれやれ。

 

 

円形脱毛症近況

少し前からハゲに少々変化が見られるようになってきた。

 

中心部分はまだ頭皮がむき出しで触ると「ツルツル」した感触なのだが、周囲はザラついていて、どうやら毛がうっすら生えてきているようである。

 

先月の下旬、病院に行ったときも先生に

 

「あー、生えてきてるね~。うん、大丈夫だね。とりあえず薬はそのまま続けてくださいねー」

 

と言われてはいたが、触るとツルツルしているので、「生えてねーじゃねーか」と思っていた。

 

自分で目を近づけて見る事ができないので、触った感触と合わせ鏡で遠目に見ただけで判断していたのだ。

 

ところが、年明け最初の休みに美容院に行くと、いつも担当してくれている美容師が

 

「あー、生えてるねー。まあ伸びきるまでは時間がかかると思うけど、ちゃんと戻りそうだし良かったね~」

 

と言う。

 

「えー?ほんとに生えてんの?」

 

と聞きなおすと

 

「うん、生えてるよ」

 

と言う。

 

「いやー、病院でもそう言われたんだけど、触ったらツルツルしてるからさー。「生えてないじゃん」と思ってたんだよね」

 

と言うと、

 

「ああ、真ん中がまだ残ってるだけでしょ?周りは伸びてきてるよ」

 

と言う。

 

とりあえず、他の人にそう言われてひと安心だった。

 

でも鏡で遠目に見た限りでは、思いっきり白く頭皮が見えてるから全くうれしくないんだよな。

 

それを美容師に告げると、

 

「まだ完全に生えたわけじゃないし、周りの髪の毛が黒いから頭皮の白さとのコントラストでどうしても透けて目立つね」

 

との事。

 

しかも、

 

「頭皮の色を見る限り、めちゃめちゃ健康な頭皮だよ」

 

と言われた。

 

「へー、そうなんだ?」

 

と不思議だった。

 

ハゲる前、どのシャンプーを使っても痒みが治まらない時期が2、3年ほど続いていたのだ。

 

その事も、同じ美容師に相談した事があった。

だが、美容師にも原因がよく分からなかったようで、

 

「アレルギーが始まったのかな?すごく大きなフケとか出ない?」

 

とか

 

「白髪が生えてくると痒みが出る事があるしねー。それかなぁ?」

 

とか

 

「ちゃんと乾かしてから寝てる?乾かさないとカビが繁殖して痒くなるから」

 

など、原因を色々と考えてくれたが、白髪の件以外当てはまらずサッパリわからなかった。

 

 で、よくよく考えてみれば、ハゲに気を取られてすっかり忘れていたが、ハゲてからこっち、その”痒み”がすっかり治まっている。

 

どゆこと??

 

その事も美容師に報告したが、

 

「う~ん、なんでだろー。よくわかんないなぁ」

 

との事。

 

「いや、すっかり頭皮がヤラれちゃって痒み感じなくなってんのかと思ったんだよね」

 

と言うと、

 

「それはないよ~w だってすっごくキレイな頭皮だよ?健康な頭皮はどちらかというと青白い色だからねー。

goru-goruさんのは全体に青みがかっててすごく健康な頭皮だよ。前は部分的に赤っぽくなってたときがあったけどねー。痒くて掻いてたからかもしれないけど」

 

と言う。

 

へぇ~、そうなのかー。

 

とりあえず現在は頭皮が健康になったから痒みが無くなったという事なのかな。

という事は、痒みが出ていたときが既にハゲる予兆だったのか?

 

続けて美容師は

 

「やっぱりgoru-goruさんくらいの年齢の人だと、痒みといえば白髪が原因の場合がほとんどなんだよね。

なんで白髪が生える時に痒くなるのかは解明されてないんだけどね。痒いのは白髪が生えてきたからじゃないのかなぁ」

 

と言っていた。

 

確かに数年前からやたらと白髪が増えて定期的に染めているが、なんとなくそれとは違うような…

まぁ素人の感覚なのでよくわからんのだが。

 

で、後になって思い出したのが、円形脱毛症部分の抜けたすぐ後、すごく痒くてちょっとベタベタしていた事があった。

 

暑い時期だったので汗でベタついているのかと思ったのだが、その部分だけねっとりしたような濡れ方になっていて、脂分でベトついているような感じだった。

 

それって何かハゲる原因に関係あるのだろうか?

その事をすっかり忘れていたので、病院でも言わなかったんだよなー。

 

 

胡蝶蘭近況

バタバタしていてなかなか写真を撮る事が出来ずにいた胡蝶蘭だが、咲き始めてから約3ヶ月。

まだ元気に咲いていたりする。

 

厳密に言うと、2つの鉢のうち片方は萎れて処分したが、片方はまだしっかり咲いている。

 

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画像は去年の暮れに撮影したもの。

 

年明けに出勤して見てみたら、大きな鉢に植え替えた方の花が垂れ下がっていた。

 

その2日後くらいに、全部の花がすっかり萎れてしまったので、茎の根元から5センチくらいの所で切って処分した。

約3ヶ月間もお疲れ様でしたm(_ _)m

 

でも、植え替えていない小さい鉢の方はまだ元気に咲いている。

 

ビニール被せをしている時は、この小さい方が芽が出るのが遅くて発育がイマイチな気がしていたのだが、成長してみるとこちらの方が立派な花が咲いた。

 

大きな鉢の方は花が5個咲いたが、小さい方は全部で7個規則正しく並んで咲き、立派な一枝になったのだ。

 

今もまだ7つともちゃんと咲いているところを見ると、結果的にこちらの方が健康に育ったのだと思う。

 

違いは何かと言えば、「途中で植え替えたか植え替えていないか」しかない。

 

植替え自体の問題ではなく、植え替えた鉢の大きさと水苔の分量ではないかと自分で勝手に思っている。

 

多分、両方とも水苔の量はほとんど同じだと思う。

鉢の大きさが違うので、大きな鉢の方がゆったり植わっている。

小さい鉢の方はギュウギュウに水苔を詰めてある。

 

おそらく、そのギュウギュウの感じが良かったのだろう。

ある程度詰まっているから、一度水をやると鉢が小さいのに水苔が渇きにくい。

 

大きな鉢の方は緩めに植えた分水苔の分量が少なかったせいか、いつも先にカラカラに乾いていたのだ。

そういう保水の状態でも成長具合が違うのかもしれない。

 

そういえば、どこかの胡蝶蘭の専門サイトで、小さい鉢に詰めて植えた方が良いと書かれていた。

 

普通の胡蝶蘭(ミニサイズではない方)でも4号鉢が適しているらしく、どう見てもアンバランスで倒れそうに見える。
それでもやっぱり4号鉢が良いって事なんだろうな。

 

単純に「ぎゅっと締めた方がいいのか~」と理由もわからず思っていたが、結局は保水の加減じゃないのかな?

実際はどうなんだろう?

 

でもやってみると、普通サイズの胡蝶蘭を4号鉢に植えるのはなかなか難儀なのだ。

 

実際は、4.5号鉢(ちょびっとだけ大きい)を使って植えてある。

それでも伸びた根っこを中心に集めて真ん中に水苔を抱かせるようにし、周りにも水苔を巻いて鉢に入れようとすると、デカすぎて入らない。

 

なんとか無理やり押し込んでやっと納まるのだが、本当にこんなにぎゅう詰めにしてもいいのか?とか思っちゃうんだよ。

根っこが折れそうな気もするし。

 

それもあって、植え替えた方は6号鉢(と言っても、実は空いている鉢が6号鉢しかなかったからだが)を使ってゆったりと植えたのだが、結局は6号鉢で育てた方が花がゴージャスにならなかった。

 

う~ん。

ちょっと実験的にどうなるか見ていた部分もあったが、違いがはっきりと出てわかりやすかった。

 

やっぱり胡蝶蘭って面白いなぁ。

育てるのは面倒なんだけどね。