ロボVS若手 何らかの協定が結ばれたらしい
なんかね。
先日の険悪な空気から、最悪な事態はどうやら回避されたようでなにより。
なんだか、アメリカが北朝鮮に対して即開戦を回避、しかも禁輸ではなく輸出制限に制裁のレベルを下げたかのごとく、若手くんに対するロボットの態度は緩やかになった。
そして若手くんも、いちいち反抗的だった態度は治まりロボットの指示通りに動くようになった。
今のところは。
一応は。
というのも、先日の一触即発な空気のあと、2人で談話室に籠ってなにやら話し合いがなされたのだ。
まるでアメリカと北朝鮮が直接対話したような形になったのだが、1時間半もずっと籠ったまま出て来なかった。
やっと出て来たと思ったら、北の若手くんは無言でサクサクとゴネていた仕事に取り組むようになっていた。
そして、どうしても自分では無理という仕事については、きちんとアメロボットに「ちょっとここまでは手が回りそうにないです」と報連相をしていた。
対するアメロボットは、「そうか、よしわかった。じゃあその資料はオレの方でやるから、若手くんはそっちの方に取り掛かって」などと、いかにも本物の上司かのようにキビキビと返答していた。
いや、本物の上司なんだけどね(⌒-⌒; )
アメロボットにしてみれば、輸出内容を逐一把握できて取り敢えず満足したアメリカのように、若手くんへの当たりは今のところ抑えることにしたらしい。
若手くんの報連相のおかげで、若手くんの状況が逐一掴めるようになって安堵したのか。
ということは、これで若手くんはまるっきり北朝鮮のように身動きが取れなくなってしまった。
もし次、逆らったら一体どんなおしおきが待っているのだろー?
北の若手くん、もうあちこち好き勝手に電話出来なくなっちゃったよね。
で、昨日の今日。
普段は一日の大半を電話に費やしている若手くんは、全くどこの支社にも電話を掛けていないのだった。
このやり取りを傍で眺めていてつくづく思った。
これが自然の流れなのだ。
実際アメリカと北朝鮮の一連の流れも、策略だの思惑だのは関係ない自然な流れの安保理決議なんじゃねーの?という気がしてきた。
甘いんじゃないかという声があるが、北がやらかす度にキリキリ締め上げていけば良いだけの話だもんなー。
次、北朝鮮がやらかしたらなー!
というアメリカのターンになってるんじゃん。ちゃっかりと。
まぁ心配なのは、いきなり日本に向けて撃ってくるかっていうところかね。
まさか身近で起こったしょうもない出来事から世界情勢が読み取れるとは思ってもみなかったよ。
いや、その見方で合ってるのかどうかはよくわからんのだが。
やっぱり噛み合ってない
どうもね。
ロボットと若手くんのやり取りを横で聞いていると、本当にお互い日本語で会話してるのか?
と思うくらい話が噛み合っていない。
ロボットはロボットで「は?こいつ何言ってんの?」みたいな顔で明後日の方向の返事をしているし、若手くんは若手くんで「さっきから何回同じ事言わせんだよ」とイライラしているのがヒシヒシと伝わってくる。
この2人はまったく意思疎通が出来ていない。
ひょっとしたら、前の高機能の時よりも絶望的かもしれない。
なんとなく、お互いがお互いの神経に触る性質なんだろね。
で、今日はとうとう一触即発みたいな空気になっていて、同じ島で仕事をしているこちらとしては、頼むからとばっちりだけはカンベンとひたすら願っているのである。
ロボットにやれと言われた仕事を若手くんはことごとく素直に受けない。
言われたらまず以前いた支社や本社に電話を掛けて、同期や仲の良い先輩などに確認をとる。
そして、やり方を尋ねたり、その仕事の要・不要などを確認して、その後ロボットに対して
「◯◯支社ではそんな風にやってないって言ってます」
「本社の◯◯さんに聞いたら、それは別にやらなくていいって言ってました」
など、言わばロボットの命令に逆らうかのごとく返事をしちゃっているのだ。
ロボット、メンツ丸潰れ…( ̄▽ ̄;)
今回も、ある公共機関への申請に関して、ロボットがやり方をいろいろ調べてやるように指示を出したところ、若手くんの動きは全く上記の通り。
以前いた支社に電話で確認して
「そんな面倒な申請、わざわざやらなくても大丈夫だよ。業務上は問題ない」
と言われたらしかった。
その申請をするに当たって、そもそもやり方がわからないので問い合わせをしなければならない。
その上、何等かの証明書や本社の社長印だのが必要らしく、それらを取り寄せるのがまず面倒くさい。
若手くんにしてみたら、やらなくても良い手続きならやらずに済ませたい。
だが、そういう姿勢がロボットの気に食わないのはものすごーーーーくわかるのだ。
ロボットという人は、なるべく仕事をはしょって、無駄を減らすタイプの人ではない。
やってもやらなくてもどちらでも良いものは、後々何かあった時に困るからと必ずやろうとするタイプの人である。
そして、やり方がわからない物は自分で色々調べたり問い合わせたりしてとにかくやろうとする。
良く言えば向学心がある人ではある。
前にも書いた事があるが、つまり小心者なのである。
後で責められないように予防線を張っておこうとするのだ。
で、案の定ロボットは若手くんの態度に相当お怒りだったようで、いつもはムカついたように溜め息をつきながらも注意や指導などはせずに放置しているのだが、今回はさすがにクドクドと説教をし始めた。
「そういう問題じゃなくてさ、手続きのやり方とか必要な物とか、今やっておいたら勉強になって後々必要になった時に役立つでしょ?なんで自分からやってみようって思わないのかな。よその支社がやってないからって、じゃあここでもやらなくていいっていう事じゃないんだよ?!」
それを聞いた若手くんは最初はちょっと黙っていたが、面倒くさそうにムッとした態度で
「・・・わかりました。じゃあ取り敢えずやるっていう方向で進めたらいいんですよね!」
と答えていた。
あーあ。
アカンわ~、その言い方。
とか思っていたら、案の定ロボットは
「取り敢えずやるっていうんじゃなくてさ!やるべき仕事としてやらないとダメでしょ?!」
とか怒りだしてたわ。
なんだかなー、どっちもどっちっていうか・・・
ロボットはロボットでどうでも良い事に時間を費やして自分で仕事を増やしすぎだし、若手くんは若手くんで上司の言う事を素直に聞かないし。
まぁロボットの言う事を素直に聞きたくなくなるのもよく理解できる。
ロボットの言い方って、いちいちイヤミったらしいんだよな。
私はマイクロにはマイクロ、イヤミにはイヤミで対抗しているから良いのだが、若手くんは若いだけにさすがに無理っぽい。
しかも、若手くんはこちらに異動になる前に、諸先輩方からロボットの人となりをさんざん聞かされていて、「面倒くさい上司」とすっかり認識しているのだ。
で、ロボットが若手くんにイラつくのも良くわかる。
はっきり言うと、若手くんってクソナマなんだよ。
下っ端がやるような雑用は全く進んでやらないクセに、管理職がやるような仕事にどんどん首を突っ込んで、関係なさそうな事もロボットに質問責めにしている。
前にロボットが
「いや、それ若手くんには関係ないよね?なんでそんなに知っときたいの?」
と若手くんに向かって言っていた事があった。
私も横で聞いていて不思議だと思ったわ。
どうも、若手くん自身は「下っ端の若手」じゃなく、管理職側の人間だと思っているフシがあるんだよな。
他の仕事もロクロク出来ないのに、何なのその意識の高さ?
とか普段の若手くんを見ていると私も思っちゃったりするし。
前いた支社でよほど上の人間から甘やかされたと見える。
まあ結論は「どっちもどっち」って言うしかないのな。
バカ男観察日記11
さて、すっかり遠のいていた隣りのバカ男のその後。
というのも、この1ヶ月ほどバカ男はほぼ不在で、私が在宅時には留守にしている事がほとんどだった。
居ても、私とは入れ替わりに夜になったら出かけて行き、在宅時間が被る事がほとんどなかった。
その間、彼女も訪ねて来ず、私としては快適な期間を過ごす事ができた。
彼女が無断で車を止めていた駐車場が、たまに本来の借主により使用されていた事も関係しているかもしれない。
お盆休みの間、来客があったのかいつもは使用されていない駐車スペースに見慣れない車が止めてある事が何度かあったのだ。
ずっとこの状態が続けば良かったのだが、さすがに今月に入ってからはバカ男も毎夜帰宅するようになり、彼女もまた律儀に毎夜訪ねてくるようになってしまった。
ただ、彼女がやって来る時間が異様に遅くなったのは何か理由があるのだろうか?
バレないように周りがすっかり寝静まった頃合いを見計らって来ているのではないかと思われる。
たまたま私が夜更かしをして、深夜の2時頃にふとんに入った頃に訪ねて来た事があった。
せっかく彼女がコッソリと抜き足差し足忍び足でやって来たにもかかわらず、さすがのバカ男、バカだからしょうがないかもしれないが、大はしゃぎで突然大声で喚き出し、ドンドンと音を立てて相変わらずの反省の色の無さを露呈していた。
あーやれやれ。
ホントにバカなんだなぁ。
何の為に彼女がコソコソと遅い時間に来ているんだか。
で、彼女は早朝、これまたコッソリと帰って居なくなっている。
朝6時過ぎに窓から見ると既に車はない。
そんな彼女の努力も虚しく、その数日後、またやたらと静かになるか、夜帰って来ないのはもうルーティーンと化している。
おそらく、反対隣りの住人や下の住人からすかさずクレームが入っているのだろう。
ある雨の日、仕事を終えて帰ると隣りの玄関ドアが全開になっていて、なにやら業者らしき人が出入りしてドンドンガタガタ音を立てていた。
やった!
とうとう出て行く気になったのか。
こんな夜の時間帯にお引越しですか?
しかもこんな天気の悪い日に。
と、ワクワクしながら自分の部屋で隣りの物音が止むのを楽しみに待っていた。
そして、一時間ほど経った頃、業者の人らしき人の声で
「これでたぶん水も入ってこないと思いますんで。じゃ、しばらく様子見てみてください」
とかなんとか言って出て行った。
一緒に家主さんも来ていたようで、
「また何かあったら呼んでください、じゃ、よろしく~」
とかなんとか言って、業者と一緒に帰って行った。
なんだよーーーーー。
ただの雨漏りだか水漏れだかの修理かよ~、と久々に思いっきりガッカリしたわ。
しかも家主立会いでトンカンやってるんならクレームもつけられないよなぁ。
もう最近はバカ男本人がこれを読んでくれていなくても、周囲の住人が読んでくれてればいいかな~という気がしてきたよ。
まぁ誰も見てないんだけどね。
シュプレヒコール!
これぞ正しいデモである。
妙なラップでどんちゃん騒ぐような事はなく、意味不明で下品でアホ丸出しなプラカードを掲げる事もなく、規律ただしくデモ行進する。
そして、なくてはならない国旗を掲げている。
これが本物のデモである。
見ていて清々しいんだなぁ。
思いっきり名指しされている「サンデーモーニング」www
スポンサーはどこだ?
再春館製薬はきちんと「ひるおび」のスポンサーを降りたわけだが、さて、どうなるでしょうか。
TBSへの抗議デモという事なので、一応載せておくとするかなー。
《以下転載》
TBSはこうして乗っ取られた!?
90年代から「出世したければ韓国語を習え」と先輩からアドバイスされるようになった、TBSの歴史を垣間見ましょう。
元TBS社員の独り言
「うちの局がこんなになって
b
朝鮮総連の巧妙な圧力から、無試験の在日朝鮮人枠を設けたTBSが除々に在日朝鮮人に乗っ取られる様子が克明に記されています。
n
(1)1960年代~
テレビ放送が始まってまもなくの頃、放送中のちょっとした言葉づ
抗議行動に対する「手打ち」として、採用枠に“在日枠”が密かに
総連幹部の子弟を中心に入社試験無し(カタチだけの面接)での採
n
(2)1970年代~
政府を叩きさえすれば世論が喝采する狂った時代。
在日社員の「反日番組」を「権力に対するペンの戦い」「調査報道
b
(3)1980年代~90年代
昇進した在日社員が主要な報道番組のプロデューサーや報道局長な
1989年の参議院議員選挙では「土井社会党」「マドンナブーム
b
(4)1990年代~2000年代
偏向報道、捏造報道、取材情報を特定の勢力に提供するなど、 報道機関として存在を否定されかねない不祥事が続発。 ウチと同様に「左翼的」と呼ばれる朝日新聞、系列のテレビ朝日が
m
このように各TV局は無試験入社で在日韓国朝鮮人の採用を毎年 続けました。
もちろん在日朝鮮人たちは日本戸籍をとり日本名で入ってきます。
b
恐怖を感じていたTBSはそれ以降、無試験入社で在日韓国朝鮮人
n
n
日本のメディアを支配した在日は日本社会における「獅子身中の虫
つま
獅子が死ねば虫も死ぬということが何故わからないのだろうか
n
在日に支配されたメディアは、戦争の恐怖を煽って安倍政権の足を
《転載終わり》
んで、相も変わらず報道されないんだよなー、この手のデモは。
TBSは停波、いやもう解体でいいんじゃないか?
ほんと、感心するくらい反省しないのな
そんなこんなで不満と疑問を抱きながらも日々の仕事を淡々と進めている今日この頃。
またおばちゃんがやらかしたのなー。
以前から書いている新たなワークフローの設定のおかげで、すっかりおばちゃんの間違いが分かってしまう位置になってしまった私。
もう本当におばちゃんに指摘するのイヤなんだけどなー。
でも指摘しないわけにはいかないので、
「これ、工事件名が微妙に違うみたいなんだけど、これで通して大丈夫?」
みたいな感じで、おばちゃんみたく
「ちゃんと確認してよーーーー!!!」
などとキレたりせずにやんわりと言うようにしている。
なんでこんなに気を使わにゃならんのだと思いつつも、キレられてタドられて仕事が進まないのも困るので、そういう接し方を心掛けているのだ。
で、そうやんわり指摘すると当のおばちゃんは
「え~、違ってた~?もう、収入印紙貼っちゃったのにー。ほんと困るんだよねー、取引先(=親会社)がしょっちゅう間違っててさぁー」
と、人のせい。
その書類は取引先(=親会社)が作成してこちらに送ってくる。
なので、間違っている張本人は取引先ではあるが、なんでアンタも確認せずにサクサク印紙貼っちゃってるんだよ。
まさに、
「おばちゃんの確認不足」
なのである。
以前、「goru-goruさんの確認不足」という濡れ衣を着せられたことは記憶に新しい。
そういう経緯もあって、なんとも言えないモヤモヤ感しかないのだ。
で、自分が悪いとは全く思っていないおばちゃんは
「もう!しょうがないなぁ、連絡して修正してもらうよ。印紙もう一回ちょうだいよね!」
と、全く反省の色なく上からの態度で取引先(=親会社)に電話を掛けていた。
若手くん、早く仕事覚えて替わってよ〜、一刻も早く(ー ー;)
本当に一匹狼が人を育てるのだろうか?
"うまくいっている組織には、必ず一人は、手をとって助けもせず、人づきあいもよくないボスがいる。
この種のボスは、とっつきにくく気難しく、わがままなくせに、しばしば誰よりも多くの人を育てる。好かれている者よりも尊敬を集める。
一流の仕事を要求し、自らにも要求する。
基準を高く定め、それを守ることを期待する。
何が正しいかだけを考え、誰が正しいかを考えない。
真摯さよりも知的な能力を評価したりはしない。
このような素質を欠く者は、いかに愛想がよく、助けになり、人づきがいがよかろうと、またいかに有能であって聡明であろうと危険である。
そのような者は、マネジャーとしても、紳士としても失格である。"
ドラッカー「マネジメント」より
さて、上に紹介したドラッカー大先生の有名な文章の一部分に、私は疑問がある。
「この種のボスは、とっつきにくく気難しく、わがままなくせに、しばしば誰よりも多くの人を育てる」
本当に???
この一部だけを抜粋すると、私の身近で知っている人となると、ロボットか若手くんの以前の上司である□□さんなのだが、えーっと・・・
ぜんぜん育ってないよね、後進が(^_^;)
育てようという気もなさそうだしね。
ドラッカーせんせー、どゆこと??
まぁ答えは実に簡単だった。
その後に続く
「好かれている者よりも尊敬を集める。
一流の仕事を要求し、自らにも要求する。
基準を高く定め、それを守ることを期待する。
何が正しいかだけを考え、誰が正しいかを考えない。
真摯さよりも知的な能力を評価したりはしない」
の部分が全くなってなかったわ。
二者それぞれ、当てはまるものもあれば当てはまらないものもあり。
「このような素質を欠く者は、いかに愛想がよく、助けになり、人づきがいがよかろうと、またいかに有能であって聡明であろうと危険である。そのような者は、マネジャーとしても、紳士としても失格である」
ちなみに、ロボットと□□さんに共通して欠けている項目は
「何が正しいかだけを考え、誰が正しいかを考えない」
である。
日本社会ではなかなか実践し辛い部分が、二人揃って見事に出来ていない。
なるほど。
全部が揃ってナンボと言う事なのだろうが、残念ながら未だかつてそういう人物にお目にかかった事がない。
一度だけ派遣で働いていた会社に、なんとなくそれ風味の上司がいた事がある。
正社員、派遣社員、契約社員、パートタイマーと、雇用形態が様々揃っていた職場だったが、立場は関係なくそれぞれの能力に沿った仕事の割り振りをする上司で、ほんとうに働きやすい職場だった。
派遣社員からは、他社で働いた経験から意見を求めてそのやり方を採用したり、社員より早く上がるパートタイマーにはそれに合わせた内容の仕事を任せたり。
正社員ではないからと見下すような事はまずなかった。
だが、これは超珍しいパターンである。
大体、どこの派遣先でも入社時には「改善した方が良い部分はどんどん意見を出してくださいね」などと言われるが、いざ意見すると「派遣ごときが生意気に口を挟むな。黙って言われた通りにやってればいいんだよ」と言われて終わり。
そんな風に言われるとこちらとしてももう何も言えなくなる。
結局その職場での改善はまず見込めないし、派遣の立場としても、「わかっていても教えてやらね~」みたいな険悪な空気になって終わりである。
紹介したようなタイプの上司は私が知っている限り、過去、その人のみである。
それでもドラッカー大先生の述べるような、全てが揃った人というわけではないのだ。
こういった柔軟な考え方が出来る人というのは、日本のサラリーマン社会で巡り合うのはなかなかに難しそうではある。
生きているうちに一度でいいからこういうタイプの上司の下で働きたかったなぁ~。
探究心が旺盛なのはいいが、なんか違うような気がする
さて、若手にもかかわらず下っ端感がまるでない若手くんだが、相変わらず知りたい意欲は非常に強い。
なんとなく勘違いも甚だしい気もしないではないが、知っておかないと気がすまない性格なのだろう、多分。
以前、その態度にロボットが溜め息をついていた事があったので、そういう所が気になっているのは私だけではないはずだ。
早い話、なんか生意気。
入社して数年で、まだ20代半ば。
ほとんど仕事を把握出来ておらず、まだまだこれから徐々に覚えていかなければならない事が山ほどあるのに、何でいきなり管理職クラスがやってる仕事に首突っ込んでくるんだよ?!
と思っているロボットの気持ちは、傍で見ていてわからぬでもない。
なので、「そんなもん私が知るわけねーだろ」というような質問もバンバン浴びせてくる。
基本的に、取引先への請求書は私が作成しているのだが、以前の職場ではまるでタッチしていなかった若手くんは請求書に関してグイグイ突っ込んだ質問をしてくる。
そもそも私が作成している請求書は、取引先(=親会社)が主導しているため、親会社から言われる金額をそのまま請求しているに過ぎないわけだが、若手くんは
「いつからいつまでの期間分を請求してるんですか?」
「差し引く分は何を元に決まるんですか?」
などなど、疑問が湧きまくるのか、どんどん質問責めにしてくる。
だが、それは現場の仕事上の範囲である。
現場マンや営業との兼ね合いで親会社に
「今回はこれだけの仕事分で請求します」
と届け出たものを、親会社が吟味して
「OK、チェックしたら書類通り仕事が完了してたから、これこれの金額分で請求書を作ってね」
という連絡が私のところに回ってきて、その通りに請求書を作成するのである。
つまり、若手くんが知りたがっている内容はすべて現場&営業の範囲の内容なのである。
私としては、「それは現場の人が書類をくれるから、その通りに請求書に計上してるだけ」と答えるしかないのだが、その答えでは若手くんは納得できないようだ。
現場の人の所へ行ってグイグイ質問している。
聞いて納得できたのかどうかはわからないが、とにかく聞きに行って戻ってくる。
全体の流れからまず知りたいのかもしれないが、まったく管轄外の事を聞いてややこしくならないのだろうか?
案の定、質問自体が全く畑違いの範疇に入っているため、なんとなく耳に入ってくる若手くんと現場マンのやりとりを聞いていても、専門用語や建築資材の名前などが飛び出している。
あげく、作業自体の工法だのなんだのという話も出ていて、「一体何言ってんのかサッパリわかんねー」という状態に。
若手くんは当然現場マンではなく事務職として採用されているので、フツーの高校からフツーの大学を出て新卒採用で入社している。
故に、現場の仕事がわかるはずもない
一方、現場マンや営業の人たちは基本、工業高校や工業大学、大学の工学部などで専門的な勉強をし、入社時には既に数種の資格保持者という人が少なくない。
まぁ、それぞれ個人の勝手だとは思うが、まずは事務職の範囲でその請求書を作れるようになってからやってよ、そういう探究は、と思うのは私だけなんだろーか?
どんな仕事でもそうだと思うが、携わっているうちに全体の流れがわかってくるもんじゃないのかなぁ。
というワケで、やりもしないでグイグイ知ろうとしなくていいから、まずこの仕事を早く引き受けて欲しいんだよな。